HIV感染者の社会復帰を啓蒙する、小説を出版したい!
プロジェクト終了報告
まず、今回、私が企画いたしましたプロジェクトに際し、皆様の温かいご支援を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。自身の社会的状況を考えました時に、このような厚かましいお願いをしてよいものかどうか、本当に迷いました。しかし多くの友人から頑張れというお声を頂戴し、ご支援をお願いさせていただいた次第です。おかげさまでプロジェクト開始から二日目で目標金額に到達し、その後も多くの方々からご支援をいただき、後述の収支となったことをご報告申し上げます。
【結果報告】
本年三月に幻冬舎の自費出版部門である幻冬舎ルネッサンス新社に原稿を送付し、正式契約の後、担当編集者と何度も話し合いを重ねてまいりました。全く素人の私にも大変親切にご教示・ご指導いただき、数回の校正を経て、11月21日に上梓が決定いたしました。書名は「蒼い月」、幻冬舎からの出版となります。また本の帯書きについてはご縁をいただき、華道家の假屋崎省吾先生が書いてくださいました。お写真とコメントを帯にさせていただいております。
出版の後は、幻冬舎のご高配で全国の書店にプロモーションしていただける予定となっておりますので、お知り合いの方にも是非、ご紹介いただければ幸いです。
【収支報告】
皆様からのご支援の結果、以下の収支が確定いたしましたのでご報告申し上げます。
ご支援総額:¥1,413,000
Readyfor手数料:¥259,426
差し引き総額:¥1,153,574
株式会社幻冬舎ルネッサンス新社 自費出版総費用:¥2,700,000
皆様からご支援いただきました総額からReadyforへの手数料を差し引いた全額を、自費出版費用の一部に充てさせていただきました。
【リターンの発送状況】
拙著「蒼い月」(幻冬舎)の出版予定日は本年11月21日に決まったとの報告を幻冬舎ルネッサンス新社から受けております。その後、拙宅に著者分100冊が郵送されることとなっておりますので、ご支援いただきました方々にはその後できるだけ早く発送させていただきます。
出版記念報告会につきましては私自身の社会的状況を鑑み、後日ささやかに企画させていただきたく存じますので、今しばらくお待ちいただければ幸いに存じます。
【今後について】
この度は皆様方の心温まるご支援の結果、自身の夢であった小説の出版を成しえることができました。拙著は「HIV感染したゲイの青年がその絶望の淵からそれでも力強く生き抜いていこうとする」内容となっております。社会的弱者、マイノリティと呼ばれる人たちに対する偏見、バッシングなど現代社会にはどこか無情な冷たい風が吹いているように思います。本来の日本人はもっと温かい心をもった素晴らしい存在であることを、私は信じております。拙著がこのような問題を考える契機となれば幸いに存じます。現在、二作目を執筆中で、今度は出版社に売り込んでみようと思っております。
私自身、医師として社会復帰するには今しばらくの蟄居の時間が必要です。しかしながら私自身に科されたこの罰と、そして偶々に与えられたこの時間を決して無駄にすることなく引き続き精進してまいりたいと思っておりますので今後ともご指導のほど、伏してお願い申し上げます。この度は誠にありがとうございました。






















