57匹の猫の全頭保護と避妊去勢手術が終わりました。
こんにちは。さくら猫サポーターズクラブ、小林です。
この度の多頭飼育崩壊の猫たちを救いたい!プロジェクトにたくさんのご支援を賜りまして心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
お陰様で7月から始まった猫たちの救済ですが、9月初旬に全頭終えることができました。
成猫57匹 子猫12匹でした。そのうち2匹が譲渡され、残念ながら4匹が体調悪化で亡くなりました。
全頭の避妊去勢手術も済ませる事ができました。(出産直後の母猫4匹はこれから手術の予定です)
保護は猫を入れるケージの数に入る頭数を考えて何度かにわけて保護しました。
保護してから先ず避妊去勢をしました。その後落ち着いたら2階の部屋にフリーにして猫たちを移し、1階のケージが空いたら次の保護に入るという形で行いました。
8月の保護からどうぶつ基金の行政枠による無料避妊チケットが使用することができまして、30匹が無料で手術出来ました。
猫たちの繁殖力は強く、待ったが利かない状態でしたので、行政枠が使えるのを待てずに相当数の猫を自費で手術しました。
手術をして回復を待つさなか、秋田の今年の異常な長引く暑さに猫たちの回復が遅れ体調がすぐれず熱中症のようになる猫たちが続出しその都度病院へ連れて行きました。
体調が落ち着きそろそろ暑さも過ぎて一安心した頃に、今度は大多数がコクシジウムという原虫の寄生虫に感染していることがわかり、全頭に駆虫薬を飲ませました。
現在コクシジウム対策の真っただ中です。
このような多大な医療費、餌代をはじめ猫たちの住む家の購入や、購入した物件の修繕費、光熱費に皆様から集まった寄付金をあてることが出来ました。
次々と問題は起こりましたが一つずつ解決できているのは皆さまからのご支援があったおかげです。心より御礼申し上げます。
手術後の体調が回復し、のんびり過ごす様子です。


【収支報告です】
皆様からご支援いただいた資金は、猫たちを保護し飼育する中古物件、物件の修理、修繕、改装費、光熱費と猫たちの餌代、医療費に使わせて頂きました。
物件購入費53万8000円 水道管破裂、雨漏り修繕60,000円 床修繕60,000円
脱走防止の引き戸取り付け4万1450円
エアコン22万7,560円 スポットクーラー100,000円 電気代5万2,042円 水道代9,900円
猫の避妊去勢手術代 20万1,980円 熱中症など13万5,033円 けがの手術75,796円 コクシ駆虫10万1,305円 餌代100,000円 消耗品100,000円その他 交通費など50,000円 7月から10月1日までの収支です。
この後お礼のメールや動画を遅らせて頂きますので少しお待ちいただけます様お願い致します。
全頭の保護と避妊手術に区切りがつきましたが、これからの成猫53匹子猫11匹の飼育にはまだまだ医療費や餌代がかかり、皆様からの継続的なご支援が必要です。引き続き応援していただけます様よろしくお願いいたします。
今後はインスタグラムの方やREADYHORでの活動報告にも随時アップしていきますのでご覧いただけますと幸いです。
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