プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました
豊かな森にめぐまれた、愛する「ふるさと」を未来へ
岐阜県恵那の山里に、新たな「コミュニティーハウスと森の遊び場」を。

 

はじめまして!岐阜県恵那市に住む安藤由美子と申します。
わたしは、生まれも育ちも岐阜県の恵那(えな)・中津川で、恵那山を眺めながら育ってきました。 現在も、この地域で1児の母として子育てをしています。また
"豊かな森林と山里文化、安心して子育てできる環境"を未来の子どもたちにつなぎたいと思い、「林業女子会@岐阜」や「なつかしい未来の会」など地元のさまざまな団体で活動をしています。


私が住むこの「恵那市上矢作(かみやはぎ)町」も、全国の山里と同じように少子高齢化と過疎化、そして山林の荒廃が大きな課題になっています。その上矢作町で

荒廃する山の状況を何とかしたい、過疎化する地域を再び元気にしたいと、2015年2月に地元の有志が立ち上げたのが「なつかしい未来の会」です。「なつかしい未来の会」がこの2年3ヶ月かけて準備をしてきた「山里のコミュニティーハウスと森の遊び場づくり」に大きな可能性を感じ、私もこれまでイベントの企画や情報発信などに関わって応援をしてきました。

 

そして今、この「山里のコミュニティーハウス」建築資金に、皆さんのお力添えを必要としています。すこしでも多くの方に、この活動に込められた想いやこれまでの歩みを知っていただいて、一緒に応援していただけたらと願い、今回クラウドファウンディングに挑戦することを決意しました。どうか、皆さんのあたたかいご支援をお願い申し上げます。
 

林業女子のみんなと一緒にパシャリ。新しい人が加われば、森も喜びます。
写真提供元:岐阜・恵那山麓ローカルメディア|おへマガ

 

林業と製材のまち・岐阜県恵那市上矢作町(かみやはぎちょう)
古くから、自然とともにずっと暮らしてきたのに
中心産業の衰退で、山もまちも「元気」を失ってしまった。


上矢作町は、恵那市の南側、長野県と愛知県に接した場所にあります。約95%が山林であるこのまちでは、かつては林業・製材が中心となる産業でした。戦後、復興のために日本中の山間地でスギやヒノキなどの材木として使える針葉樹の苗を植えてきたので、上矢作町でも険しい山のてっぺんまで人工林が広がっています。

 

人工林は、もともとの天然林とは違い、木が育つ間に「下刈り」「枝打ち」「間伐」など、多くの「人の手入れ」が必要です。しかし、外国材の輸入やコンクリートの建物が増えたことで国内の木材は売れなくなり、山の手入れをする人も年々減少しています。以前は町内に8箇所あった製材所(木材を柱や板に加工する工場)も、今ではただ一つの林業・木工兼業の製材工場を除いて、すべて廃業してしまいました。そして、地域に中心となる産業がなくなったことで、過疎化と少子高齢化が加速していったのです。
 

人口約2000人の岐阜県・恵那(えな)のまち。
写真提供元:岐阜・恵那山麓ローカルメディア|おへマガ

 

さらに、手入れのされない人工林には、細く枝の枯れた木々が密集し、暴風や豪雨に脆いため土砂災害の危険が高まってしまうのです。平成12年の東海豪雨災害の時、町内の山はあちこち崩れて道路も寸断され、家が土砂に埋まったり、川に流される被害が発生しました。矢作川のダムも流木で埋め尽くされました。下流では、名古屋市周辺が大洪水に見舞われました。

また針葉樹の山は、広葉樹の山とは異なり保水力が乏しいため、地下水や川の水不足につながり、夏場の渇水にも影響を与えています。山林の荒廃は、山里だけの課題ではなく、下流域の都市で暮らす人たちにとっても、洪水や水不足といった課題に直結しているのです。

 

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伐採した丸太を運び出している様子。不安定な道を自力で運んでいます。

 

山里の知恵と技と心をつなぐ「なつかしい未来の会」
世代を超えて、未来に受け継いぎたい山里の魅力。

 

「なつかしい未来の会」立ち上げのきっかけは、2014年11月に企画した「上矢作の森づくりを語ろまい会」という座談会でした。そこで、現在林業に従事する方々や山主さんから、荒廃する山林について厳しく苦しい現状がたくさん話されました。

 

しかし一方で、参加した地元の山主さんたちからは、子ども時代から山で育った楽しい思い出や、そこで培った知恵や技の話で盛り上がっていました。また、町外からの参加者や移住してこられた方からは、自然の中で子育てできる魅力や、自然とともに生きていく叡智を学びたいといった想いもたくさん語られていたのです。

 

中央に座っていらっしゃるのが、堀賢次郎さん。
写真提供元:岐阜・恵那山麓ローカルメディア|おへマガ
 

そこで、地元の山の達人で現在84歳の堀賢次郎(ほり けんじろう)さんが代表となって、"山里の知恵と技と心をつなぎ、豊かな未来をつくる"を合言葉に、立ち上げからの2年3カ月さまざまな活動を行ってきました。

・雪と風で木々が倒れた「山林の伐採整備」

・「木馬(きんま)」という技を伝承しながら人力で木を搬出

・熟練の職人さんに学ぶ「製材」体験

・製材した板を活用した「木工」体験

・知恵と技と心をつなぐ拠点「コミュニティハウス」の構想

・用地の草刈・整地

・地元大工さんと左官さんに学ぶ「基礎工事」体験
・親子で「ヒノキの皮むき間伐」体験

・里山文化を学ぶ「キノコのほだ木」づくり

 

今回の「山里のコミュニティハウス」づくりは、こうした活動を繰り返し重ねる中で準備されてきました。その一つ一つが、現在すでに80代の方々の経験に裏打ちされた「生きた知恵と技」の伝承なのです。そして、これらの伝承活動に参加してくれたのべ300人近い若者や女性や移住を希望している方々が、「山を大切に感じる気持ち」や「山里に生きる知恵と面白さ」を味わってくれました。

今回の「コミュニティハウスづくり」は、その建築自体が「生きた知恵と技」そして「心」の伝承であり、その後の伝承の拠点となるものです。賢次郎さんをはじめとする「生きた知恵と技」をもつ方々から学ぶことができる年月は、もうそんなに長くはありません。だからこそ、今この「コミュニティハウスの建築と活用」を通じて、さらに多くの方に地域の先輩たちから直接「山里の知恵と技と心」を受け取り受け継いでいってほしいと願っています。

 

堀井工務店社長の堀敏夫さんと一緒に。
写真提供元:岐阜・恵那山麓ローカルメディア|おへマガ

 

ずっとこの地を守ってきた人生の先輩たちから受け継ぎ、わが子世代へ
たくさんの経験を通して育まれる森への愛着と勇気

 

わたしは、生まれ育ったこの恵那地域が大好きです。主人も、上矢作生まれ上矢作育ちで、この土地を愛しています。夫婦ともに実家に山や田畑があり、ここを守ってきた祖父母の姿を知っています。山や田畑、川が生きていく土台だと感じられるたくさんの思い出があります。このふるさとを、息子たちの代につなぎ残していきたい。そんな想いで、これまで夫婦それぞれの活動に参加してきました。

 

主人が子どもの頃は1学級37人だった小学校。いま1年生としてその小学校に通う息子の同級生は15人です。そして、昨年町内で生まれた赤ちゃんはわずか4人。急速に進む人口減少の波に対して、地域に新しい仲間が加わらなければ、確実にこの町はなくなってしまいます。だからこそ、この山里の「生きた知恵と技」と「心」を伝承し、この山里を「ふるさと」と感じる人たちがこの地域で育つことや、地域の外から入ってきてくれることがとても大切だと感じています。

 

 
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大人と子どもも、森と一緒に育っていける場所をつくっていきたい。

 

「山里のコミュニティハウス」がつなぐ未来
世代をつなぎ、安心とワクワクが広がる地域の拠点に。


今回「山里のコミュニティーハウス」を建築するのは、町内の集落にほど近い広場。「なつみ広場」と呼ばれ、桑畑や梅、栗、柿、季節の草花が生い茂り、季節の里山の恵みがたくさん味わえます。裏山では、木材が調達でき、山仕事や薪づくりも体験できます。沢水も流れています。まるごと山里暮らしを満喫できるとても豊かな空間です。

 

賢次郎さんは、さらに美味しい山菜や果物のなる木の苗を山から集めてきて植えたり、子どもたちが遊べるツリーハウスを作ろうと木を伐ったり、日々コツコツと広場を整えていらっしゃいます。会では、ピザ窯や炭窯づくりにキノコの菌打ち、蜂の巣箱づくりなど、様々な企画を立てて山里文化の伝承と人がつながる機会づくりを目指しているところです。

 

地域にこのような拠点が出来上がれば、プレーパークや森のようちえん活動など親子の自然育児のフィールドとして、地元のお年寄りの憩いの広場として、山里に暮らす知恵や技の伝承の拠点として、田舎への移住を希望する人たちのお試しスポットや地元との交流の場として、多くの可能性が広がっていきます。その中で大切なことは、ここには貴重な生きる知恵を教えてくれる地域のおじぃちゃん・おばあちゃんがいてくれるということなのです。

 

私自身、この場所が出来上がったら、焚き火や木登り、水遊びなど「街なかの公園」ではできない遊びを我が子が楽しめることが嬉しいですし、そんな子育てを望む若い人や家族と一緒に、今以上に様々な活動ができる日を楽しみにしています。

 

 

 

「コミュニティーハウス建て前」に使う屋根の材料費を応援したい!

 

さて、今回のプロジェクトは、コミュニティーハウスの屋根を作るために必要な、ガルバリウム板などを購入するためのサポーターを募るものです。コミュニティハウス建て前イベントは、5月27・28日に開催することが既に決まっておりますが、13坪のコミュニティーハウスの屋根に板を張るためには、1坪当たり2~3万円、合計約30万円程度が必要です。

 

さらに実際には、棟梁に指導をお願いしたり、自分たちでできない作業を委託したり「上棟式」の餅投げや菓子まきなども合わせると、50万円以上が必要となってきます。

 

古くから恵那を支えてきた製材屋さんで、コミュニティハウスづくりに精一杯取り組んでいます!
写真提供元:岐阜・恵那山麓ローカルメディア|おへマガ

 

これまで、有志の寄付や恵那市の助成を受けながら、何とか木材の調達などみんなで頑張ってきた建築ワークショップですが、建て前と屋根づくりのための資金は追いついておらず、建て前を遅らせてきたのが現状です。すでに製材した木材や、広場で採れる柿などを売っては、資金づくりをしてきた賢次郎さんたち。しかし、天然乾燥の木材なので、長く放置していると、反ったり狂ったりと変形をして組み立てられなくなってしまうため、これ以上の期間を置いておくことができません…。

 

なんとか皆様のお力をお貸しいただくことはできますでしょうか。

製材のまち・恵那市上矢作町がこれからも豊かで、子どもたちの声が聴こえるように、沢山の方々に応援して頂けたら嬉しいです。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

ご支援いただいた方へ、お礼のリターンをお渡ししております。

 

■ 上棟式のお祝いも!森と里に応援の「お気持ち」コース

ポストカード付き感謝のお手紙
コミュニティーハウス建築のために木を運びだした賢次郎さんの「木馬(きんま)」姿を撮影したポストカードにて、感謝の気持ちを込めてお礼のお手紙をお送りいたします。

 

■ 森の広場で、「ピザ石窯」づくりにご招待コース

森の広場に、大きなピザ用の石窯をつくります。

夏から秋のかけて、一緒にピザ窯づくりに参加しに来ませんか?1日ゆっくりのんびり「みんなの石窯」をつくりましょう!

(※)昼食は各自ご用意ください。
(※)ピザ窯づくりは、7月後半~9月の土日の中で数日間を予定。
(※)1口につき大人2人まで。保護者の方が見守りできる範囲でのお子様の参加は可能です。

 

■ 森の広場でリトリート!野草ライフ体験コース(小さなお土産つき)

恵那・中津川で野草ライフ研究家として活動する「まつおあいこ」さん、と一緒に、季節の野草を楽しむ一日。

「なつみ広場」は、季節の野草や山の果実が豊かに生きる空間です。小鳥のさえずりと、沢のせせらぎに耳を澄ませ、何もせずのんびり過ごすだけで、心も身体も癒されていきます。

クリスタルボール奏者の原田千恵子さんによるヒーリング体験もお願いできました。季節の野草茶づくり、野草をつかったお菓子づくりなど、小さな野草ライフ体験とセットでご案内させていただきます。

 

■ 森の広場で、「ぼうけんあそび」の一日コース(小さなお土産付き)

都会を抜け出して、みんなで一緒に山里での一日を過ごしませんか?

薪割り、カマドご飯に直火の野外調理、木登りや木の実拾い、木の工作、テントを張るもよし!みんなで一緒に、森の遊び場づくりも体験できるかも。

 

■ 森がはぐくむ恵那の源流米(3㎏)をおすそ分けコース

恵那の山里で育つ私の実家のお米は、上流に1軒の家も田んぼもない最上流。冷たい綺麗な水で育つお米はとても美味しいです。圃場整備をしていない小さな田んぼの中には、サワガニ、タニシ、オタマジャクシが生息し、サギやカモが飛来します。

家族の食べるお米なので、必要最低限の長減農薬でつくるお米です。お礼にお届けさせていただきます。一般に販売するほどはつくっていませんので、等級などはわかりません。ある分限りのおすそ分けです。

 

■ 恵那の山里ふるさと野菜のおすそ分けコース

地元のおじいちゃん、おばあちゃんが育てる季節の採れたて野菜を、感謝のお手紙を添えてお送りさせていただきます。畑の採れたて野菜は瑞々しくて新鮮。野菜の生き生きとした味はご馳走です!

 

■ 秋の山里の獣害対策応援(山里ころ柿)コース

コロンと小さな里山の柿たちは、富有柿などのように立派ではないけれど、素朴で懐かしい味がします。干し柿にしても楽しめます。

上矢作町では、昨年サルによる被害が多発しました。農地だけでなく子どもや女性も被害に遭いました。秋になると里山にたくさん実る柿の実。高齢化と過疎化によりこれを採る人の手が少ないために、サルやイノシシ、クマなどに餌として狙われてしまうのです。里山のコロ柿を食べて、山里を応援してください。

 

■ 林業女子・安藤由美子の「志」応援(視察)コース

「森林づくり」「森暮らし」の取り組みが活発に行われている恵那市。そこでこの8年間、恵那の森林づくり活動を見つめてきた安藤が、知っている範囲で恵那の森林づくりの活動をご案内させていただきます。豊かな森林づくりを応援したい志ある仲間とつながり合って、未来の豊かな森林づくりについて語り合いましょう。

(※)ご提供できるのは、安藤のご案内のみです。
(※)移動は、各自のお車や乗り合わせでお願いいたします。お食事等も、各自お支払いをお願いいたします。
(※)日時等は、支援者様が3名以上のグループになれる日程で調整をさせていただきます。

 

■ えなの林業女子・安藤由美子の「志」応援!(無償の愛)コース

「とにかく、応援する!」と思ってくださる方。エールを送ってください。

これからも、勇気を振り絞って頑張ります!これからも、精一杯えなの森林づくりの取り組みを、私なりに発信・活動させていただきます。感謝の気持ちを込めて、精一杯お手紙を書くので、受け取ってください。

 


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