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2024年07月06日 11:57

岩手県安家川カワシンジュガイ生息の日本屈指の夢の清流に！

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岩手県安家川プロジェクトにご支援いただきました皆さま

今年の梅雨は、豪雨や熱波などの異常気象による自然破壊が心配な天候が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか。お見舞い申し上げます。

さて、この度は「岩手県安家川をカワシンジュガイが生息する日本屈指の夢の清流に！」プロジェクトにご支援いただきまして本当にありがとうございました。

一度目の活動報告で「カワシンジュガイ」の事前フィールド調査の概要を報告させていただき、二度目の調査は2月以降の早春にと考えておりましたが、3月は豪雪に見舞われ雪代が多く調査には不向きな状況でしたが、岩手県立博物館　渡辺修二先生が単独で調査や取材を慣行してくださり、5月の調査に臨むことができました。それも嬉しいことに、目視で3千近い個体数のカワシンジュガイを確認できましたことはこの上ない喜びです。

報告書にもありますように、上流部ではカワシンジュガイの生息は確認できませんでしたが、中流から下流のポイントには本当にたくさんのカワシンジュガイがコロニーを形成しておりました。同時に多くのヤマメの稚魚も確認することができました。つまり、ヤマメに寄生して上流に運ばれ、上流域のいたるところにカワシンジュガイが生息する日が実現する可能性がでてきたということです。これは素晴らしいことです。それには、ヤマメ（サクラマス）が生息しやすい環境を考え、実現していくことが次のステップかなと思っています。

今後は、渡辺先生のご指導の下、環境調査・底生生物調査・魚類採集調査などを進めていきたいと考えています。森・川・里・海の繋がった太古の自然が残る安家川。

森は水のこと、里は人のこと、素晴らしき水の宝庫「安家川」に見習うべきことは多いと思います。

今後ともご支援いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

まずは略儀ながら、当書面をもちまして御礼にかえさせていただきます。

令和6年７月吉日

特定非営利活動法人　ウォーターズ・リバイタルプロジェクト　理事　水谷　要