奈良で保護猫カフェをオープンし、猫の殺処分を減らしたい！

 

年間殺処分率一二を争う奈良で、保護猫カフェをつくり奈良県の現状を変えたい！

 

こんにちは。伊藤佐幸です。出身は大阪府で大阪農芸高等学校資源動物科を卒業しました。その後、大阪でペットショップに就職し、犬・猫の販売、飼養管理の仕事に携わってきました。活動の中で命を売ること、そしてお金があればどんな飼い主でも動物を“買える”現状に疑問を感じました。

 

「動物保護」に関心を抱いたことをきっかけに、動物の知識・お手入れの方法を学ぶ必要があると思いトリマーの学校に通いそのまま転職。トリマーを経た後、現在の保護団体でお手伝いをしています。

 

今回、猫のみで殺処分1000頭以上である奈良県の現状を変えるため、新しい猫の保護猫カフェをつくりたいと思いプロジェクトを立ち上げました。カフェのリノベーション費として50万円が必要です。皆さま、どうかご支援よろしくお願い致します。

 

 

 

ご飯が食べられない…「ドラ君」との辛い体験から私の意識が変わりました

 

現在お手伝いさせて頂いている保護団体で、猫の預かりを一度したことがあります。ドラ君という子です。その子は私が預かりをして約3カ月で亡くなってしまいました。肛門腺ガンでした。彼の最後は、肛門回りにできたガンでどんなに頑張っても便が出ないためご飯も食べられない状態でした。ドラ君にとってはとても辛い時期だったと思います。

 

 

ドラ君はこの団体でボランティアを始めた頃から気になっていた子でした。始めは触ろうとすると威嚇してきましたが、次第に「ドラ君」と言いながら背中から撫でると、頭をなでさせてくれるようになりました。しかし、最後の方はどうすることもできず、お医者さんには余命1週間と宣告されてしまったのです…。

 

ドラ君は私の家に来て何を思っていたのでしょうか。
ドラ君の本心はどうしてほしかったのでしょうか。
ドラ君は一時でも幸せと感じられたのでしょうか。

 

ドラ君が亡くなったとオーナーから連絡があったとき、病気だったとは言え人間の都合でドラ君に辛い思いをさせたのではないのかと後悔しました。この体験から、私はその子にとって幸せは何なのかをよく考えるようになりました。

 

 

 

新しい猫の保護施設をリノベーションしくつろげる場所に。猫たちの里親探しの場所に。

 

ペットショップでお仕事をはじめた頃、私は奈良県の殺処分の現状を知りませんでした。自分でネット検索して初めてその事実を知ったとき、とてもショックを受けたことを覚えています。また、猫の場合ほぼ人間が保健所に持ち込んでいるという事実にも驚きました。

 

 

昨今保護活動は活発になっていますが、それでも保護団体には非常に多くの猫がいます。私はこうしたことをきっかけに新しい猫の保護施設を設立する意思を決めました。奈良県は今のところ殺処分の多い県としてよい印象を持たれていません。今回のプロジェクトから奈良県の汚名も印象も変えていきたいと考えています。

 

皆さまからのご支援は、借り入れ済み施設のリノベーション費に充てさせていただく予定です。

 

 

 

猫たちが楽しく過ごせ、新しい飼い主さんを待つ場所、また施設に来店した方が猫たちに私たちが癒され、命の温かさを感じられる場所にしていきます。さらに、1000頭以上いる猫の殺処分をゼロに近づけ、猫についての情報発信をする場としての役割を果たしていきます。

 

■殺処分のリアルな数字

平成27年度の奈良県殺処分率は全国で上位の数値（出典：犬猫の引取り及び負傷動物等の収容状況）

 

 

 

奈良県から殺処分をなくす活動を全国に発信し、動物の扱い改善の第一歩にしたい！

 

今回のプロジェクトから、今の奈良県を知り、理解し、改善する流れを生んでいきたいと思っています。付け焼き刃の改善ではなく、根本からの改善が必要です。初期の活動はとても小さくどこまで改善できるかはわかりませんが、現状報告や活動をたくさんの人に知ってもらい、目標の殺処分ゼロの意識を高めていきたいと思います。

 

最終的には、全国の保健所から殺処分をなくしたいです。そんな命の大切さを広めていく私たちの活動にご賛同頂ける方からのご支援をお持ちしております。皆さま、どうかよろしくお願い致します。
 

 

 

プロジェクト詳細

 

❏改修完了予定日

2017年8月末

 

❏運営場所

奈良県北葛城郡広陵町大字三吉元赤部方5番2

 

❏プロジェクトの進捗はこちらから

 

 

リターンについて

 

❏猫ちゃんモチーフの木のスプーンを追加しました！

プロジェクトを公開してから、直接会って商品を取引するサイトで商品作成してくださるお母様と知り合いました。

 

お会いして、お互いのお話をするうちに猫ちゃんを飼っている事が判明し、このプロジェクトを紹介しました。
また、その際娘さんがウッドバーニングをしていると聞いて今回のリターンでお渡しできるのではと思い伺ったところ、OKがでましたので今回リターンにする事になりました！

 

かわいい猫ちゃんモチーフとお店のお名前を焼いてもらう予定です。