高齢者の日々の暮らしを支えるため、お店を改装したい！

 

 

 

はじめまして、協同組合霊商スタンプ会理事長の佐藤吉彦と申します。私たち組合は、福島県伊達市霊山町の中小商業・サービス事業者21名から組織され、設立以降、地域住民の生活を支えてきました。私は、衣料品店の店主をしています。

 

震災以降、集客の中心だったスーパーが次々と閉店する中、組合の事務所で必要に迫られ始めた食料品の取り扱いが大変好評を博しています。そこで、その事務所を「ミニスーパー」としてリニューアルしたいと考えプロジェクトを立ち上げました。

 

今回、お店のリニューアルに伴い、改装及び備品にかかる費用の一部として60万円が必要です。買い物の場をなくした住民のために、是非とも皆さまに応援して頂きたいです。どうかよろしくお願い致します。

 

 

 

当組合がある福島県伊達市霊山町掛田地区は、高齢化及び若年者の人口流出に伴い来街者の減少が町の長い課題になっています。そこに、平成23年の東日本大震災、原子力発電所の事故で、若い世代の人口流出はさらに加速していきました。

 

そうした影響から、地域の購買力は減少の一途をたどり、平成26年には地域内のスーパー2店舗が相次いで閉店しました。宅配や移動販売といったサービスが誕生してきたものの、元来保守的な高齢者にはあまり届いていません。やはり、買い物は自分で足を運んでしたいと思っているためです。

 

そこで、組合事務所のスペースを『やすまんしょ』と改名し、組合員や賛助会員の商品を置き販売してみると、なんとこれが好評で収益は年々増加しています。単に近くにあるといった利便性ではなく、顧客同士やお店スタッフとのコミュニケーションが利用者の楽しみになったことがはやった要因だと思います。

 

 

 

これまでも利用者の方からご要望が多かった『やすまんしょ』。今回のリニューアルで、利用者の80％を占める高齢者に配慮したお店づくりをしたいと思います。お店のコンセプトは以下の2つです。

 

高齢者が入りやすいお店づくり。

 

玄関ドアの扉が重いため、開けられない利用者もいます。そこで、ドアを軽いものに付け替え、開き戸から引違戸にすることでお店に入りやすい仕様に変えたいと思います。また、販売スペースを広く取って外からでも店内を見やすくするため、入口付近の壁や備え付けの棚を撤去します。

 

高齢者が利用しやすい売り場づくり

 

棚に商品を陳列していると、高さによって高齢者には取り難い場所だと感じるところがあります。高いと奥も見難くなるため、この機会に高さを合わせた棚を購入したいと思います。また、利用者からニーズが多い肉や魚、お惣菜を置くための冷蔵ショーケースも揃えたいです。

 

リニューアル実施日（予定）：2017年10月頃

住所：福島県伊達市霊山町掛田中町22-3

営業時間：AM 9：00 ～ PM 17：00

 

 

 

町は今、人口減少・高齢化といった課題に対峙しています。そうした中、共助型コミュニティ機能を備えた『やすまんしょ』は、こうした課題に対応した小売業の形として一石を投じ、同じような地域コミュニティのモデルケースになると信じています。

 

今後も、私たちは地域中小企業の共同体として、また共助の実践組織として、地域課題の解決に積極的に取り組んでいきます。高齢者の日々の暮らしと買物をサポートする『やすまんしょ』をリニューアルし、ミニスーパーをつくるのに皆さまのお力をお貸しください。どうかご支援よろしくお願い致します。

 

 

 

『かけだのオリジナル缶バッジ』

色は黄色・銀色・白色の3種です。（どれが届くかはお楽しみ）

 

『草木染ハンカチ』

すべて掛田の素材で一枚一枚染め、自然の色合いが素敵なハンカチです。私たちの活動に賛同し、原発事故からの復興にも力を注ぐ地元のママさんがつくったものです。

 

『お菓子セット』

地元で唯一の和菓子屋「石田屋菓子店」のオリジナルセット。自慢の商品です。

 

『宿泊券』

国の名勝、日本百景、及びうつくしま百名山に指定される「霊山」の麓にある宿泊券。この機会に、霊山登山に是非いらしてください。