障がい者がアート制作できる生活介護事業所を設立したい！

皆さまのご支援のおかげで187万9千円もの資金が集まり、開業に向けて主要な設備を買い揃えることができました。クラウドファンディングは始めた頃は、予測していなかったことが次々に起こり、心が折れそうになったもありました。事業を立ち上げるということが、いかに大変かということを身をもって体験しました。そういった時に、皆さまから「頑張ってください」という励ましのメッセージを受け取り、諦めずになんとかやり遂げようという気持ちを強くしたものです。本当にありがとうございました。

 

さて本プロジェクトですが、4月22日に東大阪市福祉部に対して生活介護事業所開業についての本申請を行いました。食事提供加算が認められなかったためいくつかの書類を修正する必要がありますが、基本的な書類は全て受理されたため、6月1日の開業の「指定」に大きく前進しました。今後は、6月3日(月)から利用者の皆さんに体験通所をして頂けるように事業所内の設備や書類などの準備を進めていく予定です。

 

皆さまからご支援頂きました資金につきましては、まず避難誘導灯や消火器などの消防対策の器具の設置に48万4千円を充当いたしました。

 

防災処理されたカーテンと絨毯を6万5千円で購入しました。

 

また、アート制作用のテーブルや椅子、ソファーベット、事務机やキャビネットを52万円で購入しました。

 

階段やトイレに手すりを設置し、車椅子用のスロープも55万円で購入する予定です。

 

リターンを心待ちにされている方も多いと思います。レザークラフト作品は5月にグループ展での展示があるためその後の発送となりますが、その他の作品はスタッフにも手伝ってもらい徐々に発送を進めているところです。またワークショップに使う画材なども買い揃えています。

 

 

開業に向けて運営の手順を確認したり、マニュアルを作成したりしています。開業がもうすぐ目の前に見えて来ました。

 

ただ、開業が最終目的ではないのです。

 

開業して、利用者である障がい者の皆さんに居心地のいい場所を提供しアートを通してリカバリーを果たしてもらいたいです。また同時に、スタッフの皆さんにも居心地のいい場所を提供して、スタッフもイキイキと働いてもらいたいのです。

 

私は、会社時代に職場の激務から家庭生活を崩壊させてしまい精神を病んでしまいました。アトリエからふるはそんな職場にはしたくありません。アトリエからふるは徹底的に職場と家庭の両立を目指します。

社会全体を変えることは至難の技ですが、少なくとも自分の身の回りの環境だけは変えることが出来る、私はそう信じています。

 

自分の身の回りから少しずつ社会をいい方向に変えて行きたいと思います。アトリエからふるの今後の活動に注目してください。そして今後も継続的にご支援をお願いします。

 

リターンも全て配送がおわりました。ありがとうございました。