プロジェクト本文
▼自己紹介
古代中国におけるエジプトの影響を図像によって知る、このことを書籍化したい!!
はじめまして、重信あゆみといいます。二人の子育て、仕事など紆余曲折を経て、今年、ようやく博士論文を出すことができました。また、出版という機会に恵まれました。
小学生のころより、考古学に興味があり、考古学者に憧れてきました。大学では、中国哲学科で学び、古代の図像や文献より古代中国の死生観について勉強をしてきました。日本とアメリカでは考古学に対する考え方が違うことを知り、アメリカに留学しました。その中で、多文化、多様化ということに実際に触れ、人の強さややさしさに触れました。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
今回のプロジェクトは、博士論文の書籍化です。内容は、古代中国における東西交渉を図像的に分析したものです。中国とエジプトは、遠く離れた地域であり、行き来がないようにみえます。しかし、地続きで、とくにステップロードを通って人の往来が盛んにおこなわれていたことは考古学的な証拠より明らかになりつつあります。それは、文化や思想は、孤立した状態で培われたのではなく、互いに影響をしあって変化を遂げたことを意味し、それは、現在のグローバル社会にも通じるものがあるかと思います。そのようなことを今回の書籍を通じて、考えてもらいと思って、立ち上げました。
▼プロジェクトの内容
人の往来は、文化や思想に影響するということを本を通じて知っていただきたいです。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
今回の書籍化がうまくいけば、さらに、エジプト、中央アジア、中国、日本へと通じる道を論じる本を出していきたいです。
【プロジェクト終了要項】
製作物
A5サイズの学術書籍(博士論文の書籍化)
出版完了予定日
2021年2月ごろ
著者
重信 あゆみ
発行部数
200部