インドネシア路上猫たちリターンズ

ご支援いただいたみなさまへ

今回みなさまから賜ったご支援へのお礼として、この逞しく生きるインドネシアの猫たちのご紹介を少しずつさせて頂き、かれらにより愛着を持って頂けたらと思っております。

今日はナナちゃんです。昨日ご紹介したペペくんよりも長い間われわれと一緒に生活してきた保護第一号の女の子です。最初に出会ったのはちょうど５年前のいまごろで、首都ジャカルタからクルマで１時間ほどのとある屋台で、がりがりに痩せていました。さっそく、その屋台にいたほかのネコちゃんたちと一緒に缶詰めをあげたところ、彼女が一番食べました。そして、帰ろうとすると、駐車場までついてきて、連れて帰ってほしいとクルマに乗ろうとするので、仕方なく一緒に帰ることにしました。今から思うと人好きで甘え上手な彼女の特徴が、最初から発揮されていたのでした。アパートで一緒に暮らすようになってから数か月たつと、彼女の毛並みはだんだん艶が出てきて、身体もほどよく太り、美しい黒猫に変貌しました。手足の先と首元だけが白い、所謂タキシードブラックです。現在推定年齢は７歳くらいなので、キャットハウスで一番年長ということになりますが、身体は極めて丈夫で病気はしたことがありません。また、呼ばれたら必ず返事をしてくるほど賢く、基本的にキャットハウスの外で寝起きして、ご飯の時だけそれも２・３日ごとに戻ってくる生活を送っています。喧嘩に巻き込まれたり、病気に感染したりするのを避けているためと思われます。

以上、お読み頂きありがとうございました。