交通事故で大怪我をした猫ちゃんを助けてください

退院後はまず、小梅ちゃんの寝床を用意しなければいけませんでした。

場所は私や家族がいつも居るリビング。ここなら、食事の時以外は、普段おもに主人の部屋にいる先住猫のミャー子ともあまりバッティングしないので安心です。

まだトイレにも自分では歩いていけなさそうなので、ペットシーツを敷いたベッドを用意し、そこに寝かせました。

先住猫のミャー子がはじめて小梅ちゃんを見た時は、目をまんまるくし、毛を逆立て「シャー！」とお決まりの警戒ポーズ。けれどそれに小梅ちゃんは全く反応せず、小梅ちゃんはベッドの中でひたすら寝ているだけなので、小梅ちゃんに近づいてはクンクン匂いを嗅ぎ、立ち去るということを、ミャー子は初日何度か繰り返していました。

小梅ちゃんは、基本ひたすら寝ているだけなのですが、時々身体を起こし座った状態で、ミャーミャー泣き続けることがあり、「お腹すいたのかな？」と思いごはんをあげても泣き止まず、じゃあトイレかな？と思い、抱っこしてトイレ連れてあげていっても泣き止まず…

息子の赤ちゃんの夜泣き時代の頃にタイムマシーンで戻ってしまったかのように「どうすればいいんだろう？」と久々にオロオロしてしまった一晩でした😅

そして2日目の夜…。

昨日と同じように、ベッドの中でひたすら寝ている小梅ちゃんに、先住猫のミャー子が興味津々でまた近づいてきたところ、そのままベッドに侵入！そして、小梅ちゃんの身体をペロペロ舐めているではないですか！！！

こんなに早くうちとけるもの？

とはじめはビックリしていたのですが、ぐったりと元気のない小梅ちゃんを見て、ミャー子の母性本能が目覚めたのかもしれません。10分くらいひたすら丁寧に小梅ちゃんの身体を舐めてあげた後、なんとその日は狭いベッドの中にミャー子も一緒に入り身体を重ね、(重たくなかったか若干心配😅)2人して一緒に寝ていました。

ただ不思議なのが、こんなにも丁寧に長い時間グルーミングしてあげていたのも、身体を重ねて一緒に寝ていたのも、この日以降は全く見ていないのです…

小梅ちゃんの身体が思うように動かないので、普通の同居猫さん達のように戯れあって遊ぶことも、ケンカすることもなく、なんだかもう随分前から一緒に同居していた猫たちみたいに、自然になじんでいる2匹…。

小梅ちゃんを我が家に迎い入れるにあたって、先住猫さんとの仲、そして私達に馴染んでくれるかどうか、とても心配していましたが、小梅ちゃんが身体が不自由というところもあり、その点は難なくクリアできホッとひと安心でした。

◆経過報告はつづく…