【プロジェクト終了のご報告とお礼】
この度は、私たちインクルーシブフェスティバルin氷見実行委員会が実施させていただきました、クラウドファンディング『氷見から「感謝の気持ち」と「元気の便り」を届けたい!』に本当にたくさんの皆様より、ご支援を賜り誠にありがとうございました。
さる、2025年6月15日(日)、「障害者ピアサポーター」が実行委員となり開催したイベント「インクルーシブフェスティバルin氷見」を無事開催、終了することが出来ました。当日はたくさんの方が、体育館に足を運んでくださり、終日にぎやかで、笑顔があふれ、私たちが目指す「誰もが輝ける社会」を体現できる空間になったと思います。
ここに、このプロジェクトに至る経過やプロジェクトの結果など皆様にご報告させていただきます。
【開催までの主な経過】
1/19第1回実行委員会(日時・開催場所決定)
2/2県サッカー協会主催ウォーキングフットボール講習会
2/13第2回実行委員会
3/4第3回実行委員会
3/6障害者サッカー指導者講習会
3/17第4回実行委員会
3/31第5回実行委員会
4/1~QRコードでの参加申し込み、フライヤーでの申し込みをスタート
4/9サッカー協会打合せ、体育館下見打合せ
4/13~クラウドファンディングを実施(~6/11)
4/29第6回実行委員会
5/25クラウドファンディングの目標達成
5/26第7回実行委員会
6/6クラウドファンディング、ネクストゴール達成
6/11クラウドファンディング、支援募集終了
6/13前日準備
そして、当日は多くの参加者が来場し、ボランティアなど運営の皆様が関わってくれました。
【参加実績】
○来場者181名(内ウォーキングフットボール参加171名)
○ご来賓3名
○屋内販売・体験ブース31名(14団体)、演者76名(3団体)、屋外飲食ブース出店者17名(5団体)
○障害者ピアサポーター運営ボランティア8名、一般運営ボランティア15名
○富山県サッカー協会6名、富山県障害者スポーツ指導員9名
○音響1名、カメラマン2名
○実行委員10名
延べ参加人数 359名
【当日の様子】
当日の雰囲気や様子は、このようなものでした。
6/15(日)前日からの天気予報は外れることはなく、当日の準備は小雨の中始まりました。
それでも障害者ピアサポーターや一般のボランティアさんが、初対面であるにもかかわらず、協力して会場準備にあたりました。
9時には受付も始まり、販売もスタート。10時の開会式前にはすでに多くの参加者の皆さんにご来場していただきました。






開会式は、自分たちらしい明るさや楽しさを表現して、今日一日のワクワクにつながったと思います。オープニングアクトを飾った、パピーズさんは総勢60名。日本一にもなったそのパフォーマンスは、みんなを惹き付けると共に、まさに今日一日のチアーそのものでした。


ウォーキングフットボールでは、グループや初対面の方ともチームを組んで”走らないこと””おもいやりを持つこと”を徹底!?しながら、多くの歓声や笑い声、悔しがる言葉など、本当に誰もがまざりあって一つの競技を楽しむということを体現していたと思います。



体験ブースでは、スポーツ車いすの試乗や珍しい水陸両用車いすの試乗。
あえて、普段の自分にハンディをつけて取り組むスポーツなど大変さを知るためでない、同じもの、ルールでも楽しめるということに多くの方が触れることができたと思います。


終日、会場内を回りプロの技で魅せつつ誰でも参加できる体験を提供してくださった、道化師のパフォーマーに民族楽器ディジュリドゥの奏者。


その他にも、手話には初めての体験に嬉々としてならったり、せっけんやフィッシュレザーの珍しいクラフトを体験したり、障害当事者夫婦で作家という本の販売も興味を持った方が手に取っていました。
昼のインターバルに行われた、バンド演奏。決してうまくはないけれど、一生懸命さやメッセージ、そして愛はちゃんと届いたようです。来場者のお腹を満たしてくれたキッチンカーや飲食ブースも大盛況でした!


すてきな時間が過ぎ、片づけを終える頃には雨はあがっていました。
【収支報告】
この度は、4月13日から約2か月間にわたりクラウドファンディングを募集させていただき、当初のイベント開催の25万円の目標を達成し、計画通り自己資金とともにイベントの開催を実現できました。
支出の内訳は以下になります。
※細かな金額については省略させていただきます。
※1000円未満切り捨ての概算でのご報告です。
・会場費 64,000円
・謝礼 53,000円
・保険 15,000円
・通信・郵送 10,000
・印刷費 44,000円
・消耗・雑費 2,000円
・運営食費 11,000円
・ノベルティ費 369,000円
合計 570,000円
また、リターンにつきましては、すべてのリターンの共通である「感謝のメール・活動報告」は、本メールの送信をもって代えさせていただきます。
その他返礼品につきましては、現在準備をいたしており随時発送し、お約束の期日までに皆様のお手元に届くようにいたします。
【最後に】
振り返れば、私たちにとって、何もかもが初めての経験でした。
障害者ピアサポーター自身が実行委員会結成から、約5カ月の準備期間に様々な経験をさせていただきました
企画、運営が思うように進まず、なかなか話がまとまらないときもあり、実行委員のメンバー内でも正直いらだつこともありました。ただそんな中でも、支援してくださった皆様、「出来ることがあれば言って」と協力を名乗り出てくる皆様に、改めて、仲間を信じる気持ちを学ばせていただきました。
資金繰りについても、公的な補助金等はなく、クルドファンディングへ挑戦することで、皆さまからの応援メッセージ、ご支援をいただき、そのたびに自信、勇気を得てさらに私たちの背中を押してくれました。
準備段階の申込みの時点で、たくさんの方々の参加が見込まれ、嬉しい反面、期待にこたえられるか不安になる時もありましたが、いただいた経験を無駄にはしたくないという気持ちが、私たちを一歩一歩前へ歩ませてくれました。
これらすべてが私たちの宝物になったとおもいます。
このプロジェクト名である、『氷見から「元気の便り」と「感謝の気持ちを伝えたい」』ということは本当に叶ったのか、それは分かりません。ただ自分は自信をもって叶ったとおもいます。
昨年のイベント同様、応援、ご協力くださった皆さまに勇気と力をいただけたことに本当に本当に感謝いたします。
この経験を大切な宝物として、力強く歩みだすことを皆様にお誓いいたします。
障害者ピアサポート活動は、これで終わりではありません。これからがスタートです。見ていてください!
仲間を信じて。

インクルーシブフェスティバルin氷見実行委員会
実行委員長 能浦 美穂子


















