【ナゴヤサックスフェスタ2025】

4月6日、毎年恒例のナゴヤサックスフェスタが名古屋市芸術創造センターにて開催されました。

今年のスペシャルゲストには、このフェスタとしては初めて、地元・東海地区で活動する我々アリオンサクソフォンカルテットを招いていただきました。

私たちにとっても結成20周年という節目の年に、このような機会をいただけたことを、メンバー一同心大変嬉しく思っております。

ナゴヤサックスフェスタは、第1回からアリオンのメンバーが関わってきた大切なイベントであり、もちろん堀江裕介も深く関わり、大切にしてきた場でもありました。

そのフェスタに、堀江の不在のなかゲストとして出演するというのは、私たちにとっても特別な意味を持つ時間となりました。

今回、堀江の代わりにソプラノサクソフォンを担当してくださったのは、堀江と私たちの師である雲井雅人先生。

舞台上は自然と高い緊張感が立ち込めていましたが、それは客席からの、堀江の死を悼む気持ち、彼を偲ぶ思いが深くあったからこそだと思います。

堀江がいなくなってから、多くの方が心の整理がつかないままこの日を迎えたかと思います。しかし、あの演奏の時間を皆さまと共有できたことは、私たちにとって大きな意味がありました。

きっと、堀江も私たちの隣で、ともに演奏してくれていたに違いありません。

このクラウドファンディングを通して皆さまから寄せていただいた想いは、堀江裕介の名と志を、これからも受け継ぎ、未来へとつないでいく活動へと大切に活用させていただきます。

今後とも、変わらぬご支援とご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。