【堀江裕介お別れの会実施報告】
このたびは「堀江裕介お別れの会」に際し、多大なるご支援とあたたかなお心寄せを賜り、誠にありがとうございました。
皆様からのご厚意は、会場費や祭壇、献花、当日のプログラム制作、展示パネル等の費用に充てさせていただきました。おかげさまで、700名を超える方々にご参列いただき、堀江裕介の音楽と人柄を偲ぶ、心のこもった会を無事に終えることができました。参列の皆様からは、「ようやく気持ちの整理がつきました」「堀江さんらしい素晴らしい会でした」といったお声もいただいております。
皆様のお力添えがあってこそ、実現できた会でした。
【お別れの会の様子】
黙祷の後、ご遺族を代表して奥様・堀江亜実様よりご挨拶をいただき、続いて、堀江裕介氏と深い縁を持つ三名の方々より弔辞を賜りました。恩師である国立音楽大学特任教授・雲井雅人氏、名古屋音楽大学教授の橋本眞介氏、そして明和高校前音楽科主任谷津理恵子氏が、それぞれの立場から堀江氏との思い出や功績について語ってくださいました。
追悼演奏では、雲井雅人氏とアリオンサクソフォンカルテットによる演奏
続いて、堀江氏がご友人の死を悼み、松本いずみ氏に委嘱した作品《悲しみの三重奏曲》が、松本いずみ氏、河合佑里奈氏、川合諒氏により演奏されました。
献花中には、堀江氏が最後に担任を務めた明和高校音楽科の昨年度卒業生たちによる演奏が行われ、生徒たちの想いが静かに響きました。
記念演奏では、東海地方を中心に東京・大阪からも有志が集ったサクソフォンオーケストラ、教え子たちによるヒムクワイア・ラボ、そして明和高校在学生・卒業生による合同演奏が披露されました。
最後に、堀江裕介メモリアルウインドアンサンブルと名付けられた特別編成バンドが登場。氏が生前、名古屋フィルハーモニーをはじめとするオーケストラや、数々の共演した仲間たち、また学生時代の同志たちが集い、堀江氏の足跡を音でたどるような演奏を届けてくださいました。
《交響曲第3番 第3楽章「ナタリー」》では、曲中のバリトンサクソフォンのソロを国立音楽大学教授・田中靖人氏が演奏され、《アルトサクソフォンのためのバラード》では、雲井雅人氏、《シーガル》では、須川展也氏がソリストとして演奏していただきました。
フィナーレを飾る《宝島》では、会場一体となって明るく見送りました。
最後に、閉会のご挨拶として、堀江裕介氏のお父様堀江謙一様より、参列者の皆様へ感謝の言葉が述べられました。
【会でかかった費用】
なお、現時点で全ての会計が終了しているわけではありませんが、堀江裕介お別れの会にかかった費用は、概算で約145万円となる見込みです。
【余剰金使い方】
開催予算を大きく上回っていただいたご支援は、堀江裕介が生前に注いできた想いを受け継ぎ、今後の若手演奏家の支援や音楽教育に寄与できるような形での活用を検討しております。
具体的な使用については、その都度ご報告させていただきます。
【リターンについて】
現在、リターンの準備を進めております。お手元にお届けできるまで、今しばらくお時間をいただけますようお願いいたします。
準備が整い次第、改めてご案内させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【今後について】
今後も、堀江裕介の志を受け継ぎ、若手演奏家の支援をはじめとする音楽活動の報告を継続してまいります。
ご支援くださった皆様に対し、その都度、具体的な活動内容や資金の使途をご報告してまいりますので、引き続き温かく見守っていただけましたら幸いです。
※お写真がございますが、まだ編集が整っていないため後日公開させていただきます。一部動画も公開予定。





















