【遠藤宏幸の追悼文】

終了まで後わずかとなりました。

昨日も昨日も絶えることなく多くのご支援をいただいています。

最後までよろしくお願いいたします。

本日はアリオンサクソフォンカルテットで演奏を共にした遠藤の追悼文をご紹介させていただきます。

 

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昨年の暮れに2人で飲む機会があった。

サシで飲む機会がそんなにあったわけではないが、お互いに思っていること、将来のことを語り合った。

自分は堀江が大好きで尊敬し、ある種憧れのようなものを持っていた。

2人でいる時はオレのことを沢山褒めてくれて、とても気分が良かった。

カルテットではいつも迷惑ばかりかけていて、本音のところはわからないが笑、いつも彼なりの優しさで褒めてくれた。

 

 

６つ違いの彼に初めて会ったのはまだ彼が学生の頃。自分は仕事を始めていて、それほどサックスで活動している人がいなかったので（小森は留学中）

東海圏であまり伝のない自分でもそこそこ仕事をもらえる状況だった。

門下が一緒だったからか、学生時代から注目されていた彼との交流が深まるまでにはそれほどの時間は掛からなかった。

 

 

紆余曲折を経て始めてアリオンのメンバーで音を出したその日のうちにホールを抑え、来年のリサイタルの予定を立てていたことは、今考えると運命だったのかと

緩やかな活動時期もあったがなんだかんだで20年アリオンとして活動が出来た。

彼がソプラノを吹き、彼の世界観をアリオンという輪の中で感じられたこと、それを一緒に演奏できたことを誇りに思う。

特に昨年のコンサートは最高だった。久しぶりの本番だったが、リハから4人の音が今までになく共鳴し、音楽も落ち着いていた。

これから自分たちの音楽がどう育っていくのか楽しみだった。

 

彼のファーストアルバムには松本いずみさんの「悲しみの三重奏曲」が収録されている。

当時短大の業務に埋没されていた自分はとてもプレーヤーと言える状態じゃなかった。

そんな中アリオンのバリトン奏者ということで自分をトリオで使ってくれた。その後この曲を一緒に演奏するこ機会は一度もなかった。

今ならもう少し上手く演奏出来ると思うんだけどな。もう一度だけチャンスが欲しかった。

 

 

堀江、

 

お前がいない世界を想像していなかったよ。

名古屋のサックス界を一緒に盛り上げて行こうって

一緒に企画したものの中心にはいつも堀江がいた。

アリオンもGAJAもデラもフェスタも

これからも堀江が先頭を行き、オレが後ろで偉そうにしてようと思ったのに

残念すぎる。

 

仕方がないからもう少し堀江がやりたかったことを求めて自分なりに頑張ろうと思います。

 

本当にありがとう。

堀江のおかげで自分は音楽をすることができた。

今自分があるのは堀江のおかげです。

それはこれからも

 

本当に本当にありがとう。

また話がしたいよ。

 

 

遠藤宏幸

堀江裕介 お別れの会 参加申し込みのご案内】

お別れの会参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申し込みをお願いいたします。

 

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【開催概要】

• 日時：2025年5月24日（土） 15:00 開会（14:00 受付開始予定）

• 会場：春日井市民会館 大ホール

  　（〒486-0844 愛知県春日井市鳥居松町5丁目44）

• 内容：追悼演奏、関係者によるスピーチ、映像上映、献花 ほか

 

 

▶︎ 参加申し込みフォーム

https://forms.gle/dfdTRpyZxk5RHG6R7