いのちへの深い愛情と 温かい責任のこと

しっぽのおうちのプロジェクトのこり２日となりました。

皆様からの温かい応援に、胸が熱くなる毎日です！

本当にありがとうございます！

 

 

寝る前に布団の中で「明日はあれをして、これをして」と考えることがあります。

行事予定を手帳に書きこんだり、スケジュールに入力したり、ひとは未来を考えながら毎日を過ごしています。

僕も何気ない毎日のなかで、明日がくることをあたりまえのことに思っています。

 

でも、毎日のように報じられる事件や事故や災害は、被害にあったひとたちが、まさか自分には起きることがないと思っていた予期しない出来事です。

若く元気な年齢でも、高齢になっても、それぞれに置かれた環境が違ったとしてもそれは変わりません。

もしかしたら自分が突然命を落としてしまうかもしれない、それはあたりまえの日常の中にあり、

決して「他人事」ではないのです。

 

もし自分がいなくなってしまったら、残された家族はどうなるんだろう。

ひとで言ったら、残された家族が暮らしていける経済力と精神力を考えると、不安が募ります。

 

そのために備えているものや、残しているものは、きっと誰にでもあるでしょう。

貯えだったり、おうちだったり、保険だったり、形は様々ですが、残されたひとたちが生きていくための大きな財産です。

 

ねこも家族の一員です。

飼い主さんたちは、最後までねこの面倒を見てあげたいという愛情いっぱいの気持ちで、ずっとねこと一緒に暮らしています。

万が一、飼い主さんにもしものことがあったとしても、続けて一緒に暮らしてくれたり、お世話してくれる人がいるねこたちは、それだけでも幸せです。

 

でも現実には、たったひとりの家族が自分を残して突然いなくなってしまって、ひとりぼっちでごはんもお水もない部屋で、暑さや寒さに耐えながら、つらく悲しい状態で衰弱して命を落としているねこたちがたくさんいるのです。

近所の人が、飼い主さんの姿が見えない様子を心配して、通報してくれたりして救い出されるねこもいます。

運よく助け出されたとしても、その先のことは不安がいっぱいです。

 

 

 

お外の過酷な生活から、保護されたねこたち。

おうちがあっても、何らかの理由で飼い主さんと離れ離れにならなくなってしまったねこたち。

そんなねこたちが暮らしていくためには、必ず受け皿が必要となります。

 

だれかがお世話をしてくれたり、新しいずっとのおうちが見つかって、優しいご家族のもとに行くことができるこもいますが、その確率は、決して高くはありません。

 

そんな背景を背負って、最近ではケガや病気に備えるためのペット保険や、飼い主さんに万が一のことがあったときに、それからの生活を継続して賄うためのペット信託なども充実してきました。

 

ねこたちがひとりぼっちになってしまう理由はたくさんあります。

 

そんなときに、新しい家族を探すことをせず、ねこたちが最後まで幸せに暮らせるように、飼い主さんの深い愛情と温かい思いとともに ねこを託せる場所として、しっぽのおうちは活動しています。

 

飼い主さんのあたたかい愛情のおかげで、最後まで幸せを感じながら過ごしてもらえる。

そんな場所にしたくて作った老ねこケアホームです。

飼い主さんの深い愛情を引き継ぎ、温かい責任を持って、毎日ねこたちのお世話をしています。

 

 

プロジェクトページのカウントダウンが始まりました！

11月28日（金）23時のゴールまで、ただいま残り53時間！

最後まで走り続けます！皆様、温かい応援をどうかよろしくお願いします！！