プロジェクト概要

 

1373年の歴史がある龍蔵寺

風雪により壊れてしまった本堂の屋根を、伝統工法により修繕します

 

当寺の本堂は、日本の伝統的な工法である「 檜皮葺き (ひわだぶき)」でつくられており、築造からは300年近くが経過しました。


檜皮葺は、本来30年程度で交換ですが、当寺にはお檀家がおらず、資金が不足しており60年間交換ができないまま、ついに、雪の重み、雨水や木材の劣化によって穴が開いてしまいました。

このままでは、本堂内の御本尊も、本堂自体も朽ちてしまうため、何とかしたいという思いで、修復することにいたしました。修復には総額1,700万という莫大な費用が掛かります。その費用の一部を、皆様のお力を賜りながら、実現していきたいと考えています。

工事中もお参り可能なようにしておりますので、日本伝統の檜皮葺きの施工を間近で見ていただける貴重な機会にもなります。60年ぶりの修復に、皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

 

 

兵庫県にある丹波篠山の山寺にて、人々の声を聴いています

 

初めまして。龍蔵寺の住職、上阪法山です。兵庫県にある丹波篠山の山寺にて、人々の声を聴き、心の迷いに寄り添える僧を目標に努めています。清浄なる心を持つ大切さを人へ伝える宗教者と、心静かに自己を振り返れる信仰の場所が必要だと考えています。


また、丹波の地に自生する希少な山野草の保護と、森林が安全な状態で循環していくことを目指しており、境内の山林整備などを行いつつ、人と自然とが共生するための無理のない望ましい在り方について考えています。

 

龍蔵寺の住職、上阪法山です。
宜しくお願い致します。

 

 

当寺の檜皮葺屋根は耐用年数を30年も過ぎてしまい、ついに大穴が開いてしまいました。

 

 

龍蔵寺とは

 

西暦645年に開山され、1400年弱の歴史を持つ当寺は、武庫川の源流に位置し篠山城主の参拝所でした。


現在、地域の方々は元より、愛宕講参拝の方々、武庫川流域を研究される方々、森林資源の保護・活用を研究される学術者・企業の方々、丹波の地域に生息する希少な動植物の観察をされる方々など、多くの皆様に親しんでいただける場として存在しています。

そのような当山ですが、当初より、僧侶の育成・修行のためのお寺として成り立ってきた為、お檀家が一軒もありません。そのため、寺の維持・管理・境内整備については自力で行ってきており、その費用はほぼ自己資金です。

 

 

 

四季豊かな丹波篠山にて、長い歴史を経てきました

 

お子様からお年寄りまで、地域のさまざまな年齢層の方に親しんでいただけるお寺ですので、地域のためにも何としても継続していきたいと考えています。

 

写真は、地域の方々からお供えいただいたもち米からお餅をつくり、法要でお供えした後に地域の方々にお持ち帰りいただいている風景です。

 

 

 

風雪による屋根の破損

 

ここまで何とか取り繕いながら、少しづつ修理を重ねてきた当寺ですが、ついに風雪により本堂の山側斜面の屋根に、大穴が空いてしまいました。経年劣化により檜皮自体が朽ち、厚みもへしゃげていることが原因の一つです。

 

このままでは、本堂全体が倒壊してしまう可能性があります。
 

直径50cm以上の穴が、数ヶ所空いてしまいました

 

一時的に雨風をしのげるよう、トタン板を乗せています

 

 

歴史を重んじ、貴重な日本伝統の工法を後世に伝えていく必要があると考え、檜皮葺き工法による修理を決断しました。


今回のプロジェクトでは、皆様からのご支援を本堂の屋根修復費用の一部として充てたいと考えています。これまで通り、檜皮葺きによる修理です。

 

檜皮葺きは、自然素材であるヒノキの樹皮を使い、朽ちると大地に還す、環境に非常に優しい工法です。自然の循環サイクルに負担をかけないという面が、海外でも高く評価されているようです。

耐久性の長い近代的な工法で屋根を作り替えることも検討いたしましたが、これまでの歴史を重んじ、貴重な日本伝統の工法を後世に永く伝えていく必要があると考え、この工法の継続を決断いたしました。

 

檜皮葺きの施工風景
今年の夏頃の修繕完了を予定しています

 

 

現代のお寺の存在価値、社会における在り方のモデルケースとして発信していきたい。

 

お檀家の無いお寺が、地域の方々、所縁のある方々の助けを借りながら存在していくことで、これからのお寺の存在意義、つまり、お寺が社会から求められていることはどういったことなのかを明らかにする先行事例となると考えています。

また、日本の伝統的な自然に優しい建築工法を後世に伝えていくには、費用が多く掛かったとしても、昔から大切にされてきたお堂などの伝統建築に施工してもらうのが望ましいことだと考えています。

今回の挑戦が、当寺と同じような境遇の、地方で歴史ある、けれども零細な寺院の運営のヒントやきっかけになればうれしく思います。

 

約1400年の歴史の継承のため、

皆様のご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。

 

皆さま、ぜひ足を運んでみてください

 


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