コロンバンガラ島に沈む駆逐艦「長月」の調査について

今年3月、「長月」のマストがコロンバンガラ島沖で今もなお海面から出ているとの情報が現地より入りました。
この件を「長月」乗員の遺族の方に報告したところ、是非見てきてほしいとの声があったため、駆逐艦菊月会が戦友会としてその調査を代理実施することになりました。

コロンバンガラ島は、首都ホニアラのあるガダルカナル島より北西へ356kmを空路で移動した場所にあり、東京-大阪間とほぼ同じ距離です。
日本に比べ、15倍近く高い物価のソロモン諸島において、この地域の調査報告は殆どなく、最近になってポール・アレン氏がアメリカの軽巡洋艦「ヘレナ」を発見したのは記憶に新しいところかと思います。

「長月」については水上からの調査のみになりますが、21世紀に入って初めてその姿を写真に収めることになります。
こちらの報告も、このプロジェクトの報告書に記載いたしますので、どうかご支援の程よろしくお願いいたします。