プロジェクト終了報告
皆様からのご支援によって成立したこのプロジェクトも、ひとまず無事終了しました事をご報告申し上げます。
本当にありがとうございました!
昨年7月7日の西日本豪雨災害によりシンビジウムを生産していたハウスやシンビジウムの苗を失いましたが、またシンビジウムを作りたいという目標に向かって日々努力を積み重ねているところです。その第一弾として唯一残されたハウスを修復をし、ミニトマトの生産から取り組むことにしましたが、皆様のご支援のおかげでそのミニトマトの生産準備が整い、ひとまずこのプロジェクトを終了とします。
これはシンビジウムの出荷場として使っていた温室です。
氾濫した肱川の濁流にのみ込まれ、3m80cmの高さまで浸水し、周囲のフィルムや機械設備などが全てダメになってしまいましたが、骨格と屋根部分だけは無事だったのでこれを修復し、早く収入を得る事ができるよう、ミニトマトを生産する施設として再生する事にしました。
真夏の炎天下の中、毎日ボランティアの皆さんに手伝っていただき、2ヶ月かけて周囲のフィルムをはがしたり、ダメになった中の設備を撤去していきました。
最後に業者さんにお願いして流れ込んだ大量の土砂を撤去していただきました。
やっと11月になって周囲のフィルム張りと中の設備の修復が完了しました。
年明けの2月中旬の納品予定でミニトマトの苗を注文していたため、そこから大急ぎで栽培棚を組んでいきました。
そして無事、2月中旬に3,000本あまりのミニトマトを定植する事ができました。
それから1か月半、順調にここまで生育が進み、実も大きくなってきて、今月末の初収穫を待つばかりとなりました。
ここまでやってこれたのも皆様からのご支援とご声援のおかげです。
本当にありがとうございました!
これでミニトマト生産のための準備はほぼ整いましたが、フローラルクマガイの復興への道はまだまだ続きます。
最終的な目標、もう一度シンビジウムが作れるようになるまで頑張っていきますのでこれからも引き続き私どもの活動を見守ってください。
今後ともご協力よろしくお願い致します。
尚、予定通り5月11・12日にミニトマトハウスのお披露目会を開催します。詳細は後日新着情報よりご連絡させて頂きます。
(有)フローラルクマガイ 代表取締役 熊谷琢磨
【収支報告】
土砂撤去工事
3,314,304円
ミニトマトハウス本体修復工事
3,780,000円
機械装置修繕費
780,138円
ミニトマト栽培棚工事
506,269円
ミニトマト栽培システム
2,538,941円
ミニトマト栽培LED照明
1,601,640円
ミニトマト苗
348,200円
その他
この費用に対して農林水産省と経済産業省の補助金を活用させて頂きます。
補助率は70~80%程度で残りの費用の一部に皆様からの支援金を活用させて頂きます。