福岡空港しょうがい者・こうれい者観光案内所をオープンしたい!
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 23人
- 募集終了日
- 2019年7月31日
しょうがい者・こうれい者観観光案内所 エピソード集
しょうがい者・こうれい者観光案内所には、様々なお客様がいらっしゃいます。そんなお客様の中でも、対応したスタッフの特に印象に残ったエピソードを6つご紹介させて頂きます。福岡空港しょうがい者・こうれい者観光案内所でもたくさんの物語が生まれること期待しています。
(エピソード1)
窓口には日々沢山のお客様がいらっしゃいます。
交通機関の問合せや、外国の方の問合せ等その場でお調べして案内することもよくあります。稀にですが、窓口に1~2時間ほど滞在し色々聞いてこられる方、電話で1時間以上話される方など、ベテランのスタッフでもなかなか電話を切るタイミングが取れない相談者様がいらっしゃいます。最長2時間40分窓口にて対応いたしました経験があります。
(エピソード2)
空港に車椅子を返しに来た親子。車椅子の初老の母親に「沖縄はどうでした?」と声をかけます。あちこち行って楽しかったようでした。特に水族館の大きさと初めてのジンベエザメは感動したようすでした。「若かったら海にも入ったのにねぇ。」と海辺の散歩も印象に残ったようでした。「またいらして下さいね。」というと、急にうつむきさみしそうな目をして「もう来られないんです。末期のガンだから、これが最後の旅行なんです。」という。娘さんが、沖縄に行きたいと言っていた母親を連れ出して最高の親孝行をした、というお話です。
(エピソード3)
ある日の夕方、空港に初老のご婦人がやってきました。「私観光はしないの。ひと月ぐらい滞在したいんだけど、どこかないかしら?」どうやら何も決めずに、とにかく沖縄に来たようでした。「安いところがいいわ。」という。そうだろう、ひと月滞在するなら、結構負担もかかる。食事が便利なように国
際通り周辺で、1 ヶ月連泊できる民宿を探し始めました。すると「1 泊2 万円以下にしてくださいね。この間京都に行った時は、ずいぶん高かったので。」え?1 泊2 万円が安い所なの?京都では、いったいいくらの所に泊まったんだろう?頭の中はいくつものハテナマークが踊っています。お1人でも楽しく過ごせる様に、美術館、映画館やレストランのあるショッピングモール向かいのホテルを予約。そのご婦人、豊かな沖縄をゆっくりと楽しんだに違いありません。
(エピソード4)
ツアセンで貸出をしている車いすなどのレンタル用品は、当案内所の窓口での返却をお願いしています。たまに空港の館内の別の場所に乗り捨てられており、ツアセンでは、「迷子」と呼んでいます。ほとんどの場合は出発ロビーなどに置かれているので空港職員の方が「迷子」を連れてきてくれますが、スタッフが探しに行きなんとか見つけ出すこともあります。この前は、間違えてお客様と一緒に大阪まで行ってしまいましたが、航空会社の方に帰りの便に乗せてもらい冒険を終えて無事帰ってきました。ちなみに、皆様のご協力のおかげで、「行方不明」は今のところ発生していません。
(エピソード5)
二人連れの男性客が観光案内所のカウンターに来られた時、「聴覚障害者の方なので手話通訳お願いします」と観光案内所のスタッフの方が当センター依頼。対応しようとカウンターで対面、お顔を拝見すると外国のお客様なので「うそ・・外国人?よくあるんだよなぁ・・手話は世界共通言語と思っている人が・・焦る・・私・・申し訳ありません、国際手話(アメリカ手話)は対応できません。」と、通じないかもしれないと思いつつ、日本手話で対応すると、「自分は日本人なので日本手話でお願いします」と言われ「失礼しました!」と焦りながらも日本手話で首里城までのアクセスを案内しました。ご本人もよくタイ人に間違えられると話され笑顔でお見送り。手話は世界共通と思われる方も依然多いが、手話は国によって異なります。手話はろう者の文化の中から生まれた言葉なので日本でも方言と同じように地域によって表現が違う手話があります。しかし、お国が違えどコミュニケーションしたいと思う気持ちがあれば身振りでも案外通じるのかも知れません。
(エピソード6)
福岡に1泊2日でライブを見に来られたお客様のお話。県外のツアーセンターより依頼があり、車いす貸出とケアサポートの依頼がありました。女性のお客様で、1日目はうちが担当し、2日目は市内の別事業者を紹介することになりました。1日目の待ち合わせ場所は、ご友人と会食されていた焼肉屋さんに、車いすをもってお迎えにあがりました。すっかり楽しまれたご様子で、ライブハウスまで車いすの介助のサポートを行いました。ライブハウス内には、後部に車いす用のひな壇が用意されてそこからご覧になられることに。
二日目は、空港で車いすの引取りの待ち合わせでした。約束の時間になっても現れず、電話をしたところ、食事を予定していた場所が、満席で時間をかなりオーバーしたとのこと。しばらく、空港で待機となりました。その後、ようやく来られたのですが、「遅くなってすみません。」と言われるも、時間がなく、慌てて買い物、チェックイン、あーという間に「さようなら~」と保安検査場を通過されていきました。
笑顔で手をふりながら、「また福岡に来てくださいね。お待ちしてまーす。」と声をかけました。となりで「遅くなってすみません。」と重ねて言われる観光ケア・サポーターに一言「ご本人様が楽しまれることが一番大事ですよね」とお伝えました。後日、依頼があったセンターからもご本人様のお詫びの旨を伝えてほしいとの電話がありました。
こうしたささやかな楽しみのご旅行を実現するために様々な支援を今後も続けて参ります。(エピソード6は福岡空港しょうがい者・こうれい者観光案内所準備室が受けたものです。)
リターン
5,000円
【観光バリアフリー普及を応援】観光案内所設立サポーター
・案内所にご支援いただいた証としてお名前を記載したプレートを設置します
・九州観光バリアフリー情報冊子「そらよか」(創刊号)の設立協力者欄にお名前を記載します。(記名サイズ:中)
※お名前掲載は、ご希望者のみ。
※リターンに費用があまりかからない分、いただいたご支援の多くを、プロジェクトのために大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月
10,000円
【観光バリアフリー普及を応援】観光案内所設立ブロンズサポーター
・案内所にご支援いただいた証としてお名前を記載したプレートを設置します
・九州観光バリアフリー情報冊子「そらよか」(創刊号)の設立協力者欄にお名前を記載します。(記名サイズ:大、お名前を銅枠で囲わせてください)
※お名前掲載は、ご希望者のみ。
※リターンに費用があまりかからない分、いただいたご支援の多くを、プロジェクトのために大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月
30,000円
【観光バリアフリー普及を応援】観光案内所シルバーサポーター
・案内所にご支援いただいた証としてお名前を記載したプレートを設置します
・九州観光バリアフリー情報冊子「そらよか」(創刊号)の設立協力者欄にお名前を記載します(記名サイズ:特大、お名前を銀枠で囲わせてください)
※お名前掲載は、ご希望者のみ。
※リターンに費用があまりかからない分、いただいたご支援の多くを、プロジェクトのために大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月
50,000円
【観光バリアフリー普及を応援】観光案内所設立ゴールドサポーター
・案内所にご支援いただいた証としてお名前を記載したプレートを設置します
・九州観光バリアフリー情報冊子「そらよか」(創刊号)の設立協力者欄にお名前を記載します(記名サイズ:特大、お名前を金枠で囲わせてください)
※お名前掲載は、ご希望者のみ。
※リターンに費用があまりかからない分、いただいたご支援の多くを、プロジェクトのために大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月
3,000円
レンタルベビーカー年間パスポート(個人)
・オープンを記念して、特別に2020年12月31日まで、福岡空港でベビーカーを何度でもレンタルできるパスポートです。個人様に限ります。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月
5,000円
レンタル車いす年間パスポート(個人)
・オープンを記念して、特別に2020年12月31日まで、福岡空港で車いすを何度でもレンタル可能です。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月