熊本のこども招待ツアーレポート!
皆さまのご支援により熊本地震・豪雨で被災したこども達を宮城県雄勝町のMORIUMIUSに招待することができました。改めて御礼申し上げます。外村さん、バースデーに素敵な企画を立ち上げていただき、ありがとうございました!
新型コロナウィルス感染拡大の影響で開催が延期となるも、9月18 - 20日に益城町と熊本市の小中学生10名を益城町教育委員会の協力により招待しました。いただきました寄付は熊本からの飛行機代をはじめ、宮城県内の交通費と宿泊・食事などの費用として活用させていただきました。
自然との共生をテーマに循環する暮らしを体験した3日間。
森で資源を得る、海や田畑で食材を得る、自ら調理をして残ったものは、自然に還してより豊かな自然を育む。こども達は熊本を離れ、豊かな自然の中で、漁師や語り部からの話や生き様から、前を向いて逞しく生きる姿を感じていました。災害先進地である東北から勇気や元気を感じてもらえていることを願っています。
初日
朝早く熊本空港に集合して出発!初めて飛行機に乗るこどもも多く、伊丹空港を経由して仙台へ。廃校を再生したモリウミアス。泊まる部屋が教室だったり、鶏や豚がいたり、驚くことが多いよう。間伐剤でネームプレートを作り、かまどに羽釜をセットしてご飯炊き。無農薬で農家が栽培する極上のササニシキを楽しみながらホッと一息。
2日目
海の幸を求めて漁師の船に乗船!ホタテの養殖に立ち合い、大きなアイナメが入ったカゴを水揚げして大興奮。豪華な夕食へ期待が高まります。
午後は震災後からコミュニティガーデンを運営する、徳水さんからどのように津波から逃げたか、実際に現場で当時の話を真剣に聞き、そのあとは雄勝の名産、硯石を使ったアクセサリー作り。
水揚げしたてのアイナメを捌いて、夕食の一品として満喫した後はキャンプファイヤーで最後の夜を楽しんでいました。
3日目
あっという間の3日目、もっと海に行きたい!そんなリクエストから早朝5時に釣りへ。モリウミアスでは動物の世話をしながら、お別れ。掃除や荷物をまとめ、3日間をそれぞれが振り返って、モリウミアスを出発。無事に熊本空港にて解散しました。