寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 152人
- 募集終了日
- 2023年12月15日
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- 177人
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- 総計
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- 現在
- 2,100,000円
- 寄付者
- 85人
- 残り
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緊急支援|中国チベット自治区の地震被害へのご支援を
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- 現在
- 1,009,000円
- 寄付者
- 140人
- 残り
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- 2,489,000円
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#国際協力
- 現在
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- 現在
- 3,370,000円
- 寄付者
- 250人
- 残り
- 24日
プロジェクト本文
終了報告を読む
目標金額の達成とプロジェクト成立の御礼
おかげさまで、目標金額を超えるご寄付をいただくことができました。みなさまのあたたかいご支援とご声援に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
今回のプロジェクトを通じて、多くの方に私たちの活動とその意義を感じていただけたこと、この素晴らしい結果に感激しております。
私たち大人一人ひとりが子どもたちを思う気持ちが、子どもたちの未来を切り拓く力になっていくと思います。
3keysでは児童養護施設等において子どもたちの学習をサポートできるよう、子どもたちが使いやすい学習教材を作成し、施設に届ける活動をこれからも継続していきます。
みなさまのお力添えがあってこそ、このプロジェクトは継続することができます。
子どもたちを取りまく環境をより良くできるよう尽力して参りますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。改めまして、このたびのみなさまのご厚意に心から感謝いたします。
認定NPO法人3keys(スリーキーズ)は、すべての子どもの権利が保障される社会を目指し、活動の一環として虐待や育児放棄等で十分な学習環境がない状況で育ってきた子どもたちに対して、児童養護施設や母子生活支援施設と連携して、継続的な学習支援を10年以上行っています。
虐待や育児放棄などで保護された子どもたちの中には、絵本を読んでもらったことがない、動物園やスーパーなどに行ったことがないなど、想像を絶する環境下で育ち、小学校高学年や中高生であっても、幼児レベルの学習基盤(意欲・習慣・学力)しかないことが少なくありません。
そのため一般の市販教材ではつまずくことも多いため、オリジナル教材の開発にも取り組んでいます。昨年は皆さまのご支援のおかげで、国語の語彙、英語の語彙、英文法の基礎を学べるオリジナルの教材を作成し、施設に導入することができました。本当にありがとうございました。
オリジナル教材の一部
目次
・オリジナル教材開発の背景とプロジェクト立ち上げの思い
・児童相談所での児童虐待対応件数は継続して増加し、過去最多
・子どもたちが学習を続けるための3keysの学習方法
・3keysが培ってきた学習支援ノウハウ・教材の普及のために
・クラウドファンディングの目標金額と資金使途
・税制上の優遇措置について
私たちは2009年以来、社会的養護下に保護された子どもたちへの学習支援を展開する中で、基礎学力すらない子どもたちへの支援には長年苦戦し続けていました。
さまざまな試行錯誤の中で、市販の教材や学校の教科書ではついていくことが難しい子どもたちにオリジナル教材を作成し、児童養護施設や母子生活支援施設と連携して、「学習習慣の定着」と「スモール・ステップでの学習の積み上げ」を重視した支援を主に小学生向けに実施してきました。そして、著しい成果が出るようになってきています。
また、施設や職員の方から、オリジナル教材やノウハウを「導入したい」「広く活用できるようにしてほしい」という声をいただいており、これまで3keysが培ってきたノウハウ・教材へのニーズはとても高いと実感しています。
そこで今回、これまで開発してきたオリジナル教材やプログラムの追加・補強とオンライン上での頒布によって、より多くの子どもたち、職員の皆さまに学習支援プログラムを活用していただくためのプロジェクトを進めたく、その費用への充当のためクラウドファンディングを実施することにしました。
困難を抱える多くの子どもたちを学習面から支援するため、ご理解とご支援をくださいますようよろしくお願いいたします。
|代表理事 森山 誉恵
Profile:慶應義塾大学法学部卒業後、大学時代の児童養護施設でのボランティア経験を活かして、子どもたちの生まれ育った環境によらず、必要な支援が行き届くことを目的としたNPO法人3keysを設立。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会幹事。現代ビジネスでの連載をはじめ、子どもの格差の現状を講演・執筆・メディアなどで発信中。
子ども家庭庁によると、2022年度、18歳未満の子どもが親などの保護者から虐待を受けたとして全国の児童相談所が相談を受けて対応した件数は速報ベースで21万9170件と過去最多となりました。
そして、虐待を受けた子どもたちの中でも、家庭に戻すことが難しく、長期的に預かる必要がある子どもたちは、児童養護施設などの施設や里親のもとで暮らすことになります。厚生労働省の平成30年度調査結果では、児童養護施設に保護される45.2%の子どもたちが虐待を理由として入所しています※。
※出典:厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課「社会的養育の推進に向けて」
厚生労働省「市町村・都道府県における子ども家庭相談支援体制の整備に関する取組状況について」 p.1を元に3keys作成
児童養護施設で過ごす子どもたちの中には、3~4学年ほど学習の遅れが発生しているケースが少なくありません。
通常の家庭環境で得られる言葉や数などの学習の前提となる知識がない子どもも多く、学習習慣や意欲がない状態からスタートすることもあり、そうした子どもたちに対しても3keysのオリジナル教材を使用した学習のサポートを行っています。
具体的には、子どもたちが生活している児童養護施設や母子生活支援施設と連携し、子どもたちの生活空間の中に、「習慣化」と「スモールステップ」を意識した学習できる空間と習慣・文化を作っていきます。
そうすることで、これまで支援対象にならなかった子どもたちに継続して支援を実施し、学習意欲が著しく低かったり、習慣がなかったりする子どもたちでもドロップアウトしづらく、成果が出る支援を模索し続けてきました。
「学力をつける」ための習慣化
学習が遅れている子どもたちは、そもそも勉強に向き合うことへの嫌悪感を抱いていることが多くあります。こうした子どもたちには、学力を上げるための勉強を行うのではなく、まず学習の「習慣」をつけることが重要です。
また、本人にとって難しい内容では習慣化は困難です。そこで3keysの学習支援では、最低3~6カ月は習慣化に特化し、その間は学力を問わないことで、結果的に子どもの学力の向上へとつながる成果が得られています。
「学力の積み上げ」には、スモールステップ
子どもたちが取り組む学習内容の多くは「ピラミッド」型の構造をしており、1年生、2年生、3年生と順に積み上げていく必要がありますが、子どもたちの中には学習基盤が脆弱になっており、そもそも既存の教材等での学習が困難な子もいます。
こうした子どもたちには、3keysオリジナルの教材で、より細かな単位(スモール・ステップ)の学習を行ってもらいます。「足し算の繰り上がり」、「ひらがな・カタカナの定着」などの学習の手前にも多くのスモールステップを用意することで、子どもたちの「つまづき」を防ぎながら学習を行います。
こうした私たちの学習支援の取り組みが口コミ等で広がり、いくつかの施設や学習支援を実施している団体・自治体担当者から、学習支援導入のご相談をいただくこともあります。
しかし、これまでは教材そのものと使い方のノウハウは3keys内部でとどまっていたため、相談があっても単発的なアドバイスや、施設内での個別研修会などしかできていませんでした。
2021、2022年度に児童養護施設等の職員の方向けにオンラインで研修会を実施したところ、延べ100人以上の方々(主に児童養護施設・母子生活支援施設等・一部児童相談所や学習支援事業担当を行う行政職員)にご参加いただきました。
多くの施設等で同じ悩みを抱えており、私たちのノウハウを必要としている子どもたちや職員の方は多いのではないかと感じています。
1. オンラインでの教材・ノウハウ普及
今回の取り組みでは、オリジナル教材やノウハウをどの地域の方々・子どもたちにも届けられるように主にオンラインを中心として普及を図ります。
具体的には、「note」等のブログを中心としたノウハウの情報発信と教材のオンライン販売を行うことで、多くの施設や学習支援団体、自治体等で日々子どもたちの学習を見ている方々に教材を知っていただき、教材・ノウハウの提供を行うことで子どもたちの学習意欲と学力の向上を図ります。また教材の販売を通して、助成金等の特定財源に頼らない事業の自立を目指します。
「note」の一例(イメージ)
2. オリジナル教材のさらなる利便性の向上・追加・補強
これまで作成してきた教材について、導入施設からも多くのフィードバックをいただき、職員の方々の説明等の負担軽減や、さまざまな子どもたちが自分たちで学習に取り組めるように、常にブラッシュアップを行っています。
今回は、
・「3桁の筆算」の繰り下がりが2回ある引き算をもっとわかりやすく
・「国語の語彙」の対象学年拡大
・「英文法基礎」の対象学年拡大
・「英語の語彙音読教材」の職員向けハンドブック作成
等を進めたいと考えています。
今後はオンラインでの普及を行うことで、より多くの方からフィードバックをいただき、一人でも多くの子どもたちに利用してもらえるように、この活動を継続していきたいと考えています。
今回のプロジェクトを通じて、これまでの学習支援へのご支援をさらに多くの子どもたちへ広げていければと思っております。
3keysのことを初めて知った方は当団体に寄付をしていいのか不安な思いの方も少なくないかと思います。支援などを通して私たちと関わってくださった皆さまからの声をぜひきいていただき、仲間に加わっていただけると嬉しいです。
継続して積み上がる学習支援や活動には信頼と期待があります。
福島 保さん
元ベネッセホールディングス社長
3keysさんと出会ったのは、2017年のことです。革新的なソーシャルベンチャーに投資・協働をする「SVP東京」というNPOに参加していてメンバーとして2年間3keysさんと協働しました。その最初の印象は、学生時代のボランテ
ィアがきっかけで始めたという森山さんのしっかりとした信念・熱意でした。同時に子どもの人権やプライバシーをとても大切にしているということでした。
協働が終わっても関係は続いています。最近お会いしたところでは、2013年から定期的に開催しておられた、子どもの貧困や虐待の実情など日本の子ども課題を伝えるセミナーもコロナ期間中は見送られていたが復活されたとのこと。
初期からの活動である学習支援はもちろん、10代の悩み相談の「Mex(ミークス)」、10代の居場所としての「ユースセンター」など、子どもを取り巻く課題に対しての取り組みが確実に広がり積み上がっています。
今回のテーマであります学習支援は初期からの取り組みですが、2022年に学習習慣のない子どもや市販教材ではつまずく子どものために細かなステップで学べるオリジナル教材を開発。子どもの学習意欲や理解への工夫と共にサポートする方々への配慮など、まさに子供のおかれている環境を知っているからこそのオリジナルと言えます。これを今後はネットのプラットフォームなどで、より使いやすく提供したいとのこと。
子どもには将来の人生があります。一人ひとりが、一人でも多くの子どもたちが自分を捨てないで自己肯定感を持ってもらい人生の基礎を創っていけることを願いたいと思います。
継続的に子どもの問題に取り組み続ける3keysさんの新たな学習支援の取り組みに期待します。必ず新たなステップと役立ち成果を創っていただけるものと思います。
< クラウドファンディング目標金額 >
300万円
< 資金使途 >
・教材の作成(修正、改良、監修)等:月3万円×3種類×10か月=90万円
・上記教材のデザイン作成、印刷等:月3万円×3種類×10か月=90万円
・教材の普及システム構築:月10万円×12か月=120万円
・施設訪問・支援費用の不足分:月3万円×5施設×12か月=約180万円
・クラウドファンディング手数料
※本プロジェクトはAll in形式です。支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。
認定NPO法人3keysは、一般的なNPO法人と比べ「より高い公益性をもっている」と所轄庁からお墨つきをもらっている「認定」NPO法人のため、 3keysへの寄附は、納税レベルで社会問題の解決に参加していると国や自治体が認めていることになり、確定申告をすることで寄附額の約40%が所得税より還付されます。
※ 寄附の税制優遇についてはこちらをご参照ください。
なお、ご寄附の領収証は毎年1月中旬を目処に、前年にいただいたご寄附の合計額を記載した領収証を郵送させていただきます。
▽ご寄附の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽このプロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、支援・寄附をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
▽寄附金領収書の名義・発送先は、原則としてご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所となります。
▽なお、ご支援・ご寄附後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご支援・ご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援・ご寄附時に入力いただいた宛名と住所にリターンや領収書等をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。。
▽ご寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。
▽ご寄附に関するご質問はこちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 森山誉恵(認定NPO法人3keys)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
児童養護施設等で使用できる教材普及、教材改良費用、その他の教材作成・改良のための費用、施設訪問・支援のための費用、クラウドファンディング手数料。
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プロフィール
認定NPO法人3keys(スリーキーズ)は、生まれ育った環境によらず、すべての子どもたちが十分な教育や愛情が受けられ、安心・安全な育ちや権利が保障される社会を目指して活動しています。主に、虐待や貧困などが原因で、児童養護施設や母子生活支援施設で生活する子どもたちへの学習支援行ったり、10代の子ども向けに支援サービスの検索・相談サイトをまとめたポータルサイト「 Mex(ミークス)」や子どもたちにとって安全で、静的な(非交流型)のサードプレイスとなるユースセンターの運営などを行なっています。
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ギフト
10,000円+システム利用料
【12月13日追加】10,000円応援コース
● お礼メール
● 3keysサポーターメール(2024年1月号~24年5月号)
● 活動レポート(24年1月号、24年8月号)
● ご寄付の領収証(寄付金控除の対象)
※複数口でのご寄付も可能です。
※3keysは寄付金控除の対象法人です。
※ご寄付の領収証は、翌年1月中旬を目処に、前年のご寄付の合計額を記載した領収証を送付させていただきます。
※領収証の名義・発送先は、原則としてご寄付の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年8月
3,000円+システム利用料
3,000円応援コース
● お礼メール
● 3keysサポーターメール(2024年1月号~24年5月号)
● 活動レポート(24年1月号、24年8月号)
● ご寄付の領収証(寄付金控除の対象)
※複数口でのご寄付も可能です。
※3keysは寄付金控除の対象法人です。
※ご寄付の領収証は、翌年1月中旬を目処に、前年のご寄付の合計額を記載した領収証を送付させていただきます。
※領収証の名義・発送先は、原則としてご寄付の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年8月
10,000円+システム利用料
【12月13日追加】10,000円応援コース
● お礼メール
● 3keysサポーターメール(2024年1月号~24年5月号)
● 活動レポート(24年1月号、24年8月号)
● ご寄付の領収証(寄付金控除の対象)
※複数口でのご寄付も可能です。
※3keysは寄付金控除の対象法人です。
※ご寄付の領収証は、翌年1月中旬を目処に、前年のご寄付の合計額を記載した領収証を送付させていただきます。
※領収証の名義・発送先は、原則としてご寄付の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年8月
3,000円+システム利用料
3,000円応援コース
● お礼メール
● 3keysサポーターメール(2024年1月号~24年5月号)
● 活動レポート(24年1月号、24年8月号)
● ご寄付の領収証(寄付金控除の対象)
※複数口でのご寄付も可能です。
※3keysは寄付金控除の対象法人です。
※ご寄付の領収証は、翌年1月中旬を目処に、前年のご寄付の合計額を記載した領収証を送付させていただきます。
※領収証の名義・発送先は、原則としてご寄付の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年8月
プロフィール
認定NPO法人3keys(スリーキーズ)は、生まれ育った環境によらず、すべての子どもたちが十分な教育や愛情が受けられ、安心・安全な育ちや権利が保障される社会を目指して活動しています。主に、虐待や貧困などが原因で、児童養護施設や母子生活支援施設で生活する子どもたちへの学習支援行ったり、10代の子ども向けに支援サービスの検索・相談サイトをまとめたポータルサイト「 Mex(ミークス)」や子どもたちにとって安全で、静的な(非交流型)のサードプレイスとなるユースセンターの運営などを行なっています。