ご報告。セカンドオピニオンへ行ってきました。

今日のぱんちゃんのご報告です。

今日はセカンドオピニオンへ行って来ました。
猫専門の病院だったので先生に望みを託しましたが、残念ながらかかりつけの病院ですでに適切な治療をしてもらっている為、新しい対処法は見つかりませんでした。

私は少しセカンドオピニオンを勘違いしていて、"今かかってる所より良さそうだったら病院を変える"という意味だと誤解していました。
なので今日は、呼吸が苦しそうなぱんちゃんの胸水抜去処置を行なってもらえるものだと思っていましたが、セカンドオピニオンの先生の考えは「この子を見たくないワケではないけれど、今日ここで見るとなるとまた体を動かしてエコーやレントゲンを撮ったりと、かかりつけでしてきた事をまた1からしなければならない。そうなると、今のこの子の容態では苦しく辛い思いをさせるだけだから、今日の事を話して、かかりつけの先生に対応してもらった方が良いと思います」との事でした。

なのでその時は苦しそうなぱんちゃんとお家へ帰りました。


しかし、お家の酸素ハウスへ入れてもぱんちゃんの呼吸が苦しそうだったので、心配になりかかりつけの病院へ急患として時間外受診しようと思い電話をかけました。
日曜午後は休診ですが看護師さんが電話にでてくださいました。
事情を話しましたが、先生は明日まで出張で留守にしている為今日は診ることが出来ないとの事で、もし緊急の場合は別な動物病院に事情を話し受診した方がいいと言われました。

かかりつけの病院が開く火曜日まで、ぱんちゃんは絶対持たない…と思い、すぐに日曜日の午後でもやっている信頼できそうな病院を探して電話で事情を話し連れて行きました。

完全予約制の動物病院でしたが、急患だった事もあり連れて行ったらすぐに胸水抜去処置をしてくださいました。

すでにぐったりで、呼吸が120回/分 もありました。

普段より容態が悪く、よだれをだらだらと垂れ流し、看護師さんが抱っこをしたら普段は絶対にしない失禁をしてしまうほどでした。

瞳孔も何故だか今日は左右で大きさが違っていて、体を起こしている事もできず、診察台にぐったりと横になっていました。

看護師さんや先生は「今、楽になるからね、頑張るんだぞ！もうちょっとだよ、偉いね」とぱんちゃんを励ましながらカテーテルとシリンジで胸水抜去処置をしてくださいました。
飼い主である私はただ、泣きながらぱんちゃんに一生懸命声をかけました。

そして、250mlの乳び胸水が、肺から出てきました。
前回かかりつけで胸水を抜いてもらったのは5日前の事です。5日で250ml。こんな小さな肺から、250mlも…。

それでも完全に胸水が抜けたわけではありませんし、また同じペースでお水は溜まっていきます…。
ぱんちゃんを苦しめる肥大型心筋症が憎くて悲しくて、痛みを変わってあげられないのが本当につらくて仕方ないです…

お水を抜いてもらったぱんちゃんは、まだ口呼吸をして辛そうにしていましたが、やれるだけの事をしていただいたので、入院することなくお家へ帰りいつもの酸素ハウスの中にいます。
お水が抜け、体調は悪いながらも呼吸がしやすくなったのか、落ち着きを取り戻してきています。
1日に2つの動物病院に連れて行って、ぱんちゃんには本当に申し訳ないことをしてしまいました。ごめんね、ぱんちゃん…

私は、この消えそうな命を何度も何度もつなぎとめてきました。
それがぱんちゃんの為になるのか？
何が一番正しい選択なのか？
答えを探す毎日ですが、目の前でまだ頑張って生きようとしているぱんちゃんを見ると"治療をやめる(諦める)"という選択が出来ません。

また辛くなったら、迷わずお水を抜きに病院へ行くと思います。

ただ、ただ…ぱんちゃんが大好きだから。
一緒にいたい。本当にそれだけです…。

書くのが下手で、全くまとまらない文章になってしまいましたが、今日のぱんちゃんのご報告です。

長文にもかかわらず最後まで読んでくださりありがとうございました。
皆様には本当に、感謝してもしきれません。
私も今はぱんちゃんのことで精一杯ですが、いつか皆様のような優しい生き方をしていきたいです。皆様がぱんちゃんを支えてくれているように、病気や虐待などで悲しい思いをしている動物を助けたいです。
それも恩返しのような気がしますので…。

本当にありがとうございます。