プロジェクト概要

腎臓病の人が生で食べたれる低カリウム野菜を広めたい。

 

初めまして。一般社団法人地球環境保全技術産業協議会の富樫と申します。当社は、愛知県で有機JAS認証を取得し、独自の農法で有機野菜を栽培しています。近年の高齢化による農業離れが深刻になる中で、地域の農業を活性化するために、次世代型の農業技術の開発を行っています。腎臓病の人々が生で食べたれる低カリウム野菜の新たな栽培方法を確立しました。

 

腎臓機能が低下すると、腎臓でカリウムが処理できず、血液中のカリウム濃度が上昇して高カリウム血症になる可能性があります。このため、腎不全やその他の病気でカリウムの排出に異常がある場合は、カリウムの摂取量の制限が必要になります。そのため、多くの腎臓病の患者は食事制限により、カリウムが豊富に含む生野菜や果物は、食べることはできません。

 

低カリウム野菜の栽培のための環境制御システム装置の購入に200万円必要です。皆様のご支援をよろしくお願いします。

 

【HP:http://geptic.com】

 

病気の予防になり、腎機能の低下した方でも食べられる低カリウム野菜の開発を行ってきました。

 

私自身が糖尿病になり投薬と食事制限の治療を経験しました。食事制限によって想像以上にストレスを感じ、病気の治療と共にストレスに耐えることに大変な思いをしました。そんなことから病人の方々が安心して食べられ、病気の予防ができる野菜を作りたいと思い開発をスタートしました。

 

低カリウム野菜の栽培方法は世界的にも類がなく2008年に秋田大学が水耕栽培によって確立しました。カリウムは根の肥料といわれ、その肥料を減らすと作物が育たないと周囲の人々に栽培は不可能と言われました。

 

(2015年6月撮影:低カリウムリーフレタスの栽培)

 

 

通常の野菜の1/3-1/4のカリウムの削減を実現しました。

 

私は水耕栽培の技術理論を応用し培地・特殊培地による新しい栽培法の開発をはじめたましたが、多くのハードルがあり、開発当初は、何回播種しても発芽しないところからのスタートでした。試行錯誤を繰り返し、秋田大学の水耕栽培で栽培されているものと同レベルの通常の野菜の1/3-1/4の
カリウムの削減を実現しました。削減目標の7 分の 1 の課題はのこっていますが、新たに「灌水装置を含む環境制御計測装置」を導入して、更に開発を進めていきます。

 

低カリウム野菜の開発はまだ始まったばかりで、量産化には至っていません。腎臓病の方が生で食べることができる野菜ではあるものの、まだまだ、作物の種類も少なく、供給も追いついていないのが現状です。

 

(低カリウム ルッコラの栽培) 2015年6月撮影)

 

 

腎機能の低下でカリウムを処理できないと食事制限をする必要があります


さまざまな原因で腎臓の働きが徐々に悪くなる病気で慢性腎臓病と呼ばれています。日本では1300万人、なんと成人の 8人に 1人の割合でその疑いがあるといわれています。腎臓は体の中の毒素や老廃物の除去、水分の調整といった、体の循環を一定に保つ大切な役割を担っており、腎臓に問題が起こると体中にさまざまな影響がでます。腎臓病が悪化し失われた腎臓の機能はほとんどの場合回復することがなく腎不全となります。

 

また糖尿病からも腎臓が悪くなる場合があります。腎臓機能が低下すると、腎臓でカリウムが処理できず、その摂取量を制限する必要があります。多くの腎臓病の患者さんは食事制限により、カリウムが豊富に含む生野菜や果物は、食べることはできません。人工透析という治療法では、患者さんにとって体力的に厳しく、高額な医療費がかかってしまいます。

 

 

 

食の安心と地球環境に配慮した人と自然が共存できる農業で地域農業の活性化を目指します。


開発を通じ、人が健康で活動的な生活をおくるための十分な栄養価を供給したいと考えていますが、現状は十分に供給できていないと痛感しています。今後は、我々の連携している大学病院の栄養指導の先生に各栄養価の数値の測定を依頼し、腎臓病の方が安心して食べることができるカリウム濃度の削減数値を新たに定め、来春をめどに低カリウム野菜を届けれるように進めていきます。

 

メディカル野菜の栽培は、カリウムを削減し、生産を行う次世代農法で、従来型の農業理論を覆す農法であることから、現在の農業に疑問をもっている生産者の方や、これから農業をやりたいシニア・女性・若者の方々に 1 年間の研修(座学・実習・技能)または、2 年間の独立研修(座学・実習・技能)等を行い、新たな担い手として育成していきます。

 

皆様のご協力をお願いします。