11月24日(火)の稽古は世田谷区の区民センターをお借りしました。

2013年の東京初演は小さな劇場でしたが、2015年の福岡公演ではとても大きな劇場で広い舞台を縦横に駆使します。

そのため稽古場も広い場所が必要で、今日は世田谷・明日は江東というように、放浪しつつ稽古しています。

オオソリハシシギの「風の翼」役の板津さん。「風の翼」は、渡りの旅の途中で夫を亡くした経験があり、人間を深く恨んでいます。

 

この日はガムラン奏者の川村さんとのセッションでした。

川村さんは影絵作者でもあり、福岡公演では音楽+影絵で出演します。

でもチラシには「パーカッション」としか書いていない。何故か。

…それは演出家の野崎さんにインスピレーションが降りてきたのが、チラシ作成の後だったから、です(爆)

すみません、川村さん、当日パンフレットには影絵のことも刷ります m(_ _)m

 

11月26日(木)と27日(金)は稽古はオフでした。

演出家の野崎さんが福岡の劇場の下見をし、熊本と福岡で公演の宣伝を兼ねた演劇ワークショップを開催するためです。

この福岡・熊本弾丸ツアーにはプロデューサーである私も同行しました。

 

熊本県立大でのワークショップの様子です。もっと人はいるのですけれども、参加者の顔が写っていないのがこの写真だけで…、実のところ私自身もワークショップに夢中で参加していてあまり写真を撮れませんでした。熊本の演劇関係者の方と、熊本県立大学の海洋・汽水生態学を専攻する教員・学生の皆さんが参加しました。

 

生態学と演劇は一見結びつかないようですが、演劇の基礎はコミュニケーションなので、学会発表にも講義にも役立ちます。1回だけのワークショップですぐに役立つわけではないにせよ、「何かをここで掴みたい」という方々が集まりました。左端は学部長の堤先生、一番熱心な受講生でした。

 

夜に皆さん予定がなければお酒でも、というところだったのですが、実はこの研究室の方々は夜12時に干潟へアサリ稚貝放逐のために出かける予定でした。

「何でこの寒いのに夜中に!?」と野崎さん。

「いや、大潮の最大干潮が冬は夜中で夏は真昼だから」と堤先生。「でもまぁ凍らんからね。北海道の干潟なんてシャーベット状になっとるから、それよりマシ」

とはいえこの日は風もあり、干潟は寒かったことでしょう…。

有明海の干潟調査や沖で船舶を使う調査について、専門の堤先生からたっぷりうかがうことができたのも、熊本行の大きな収穫でした。

 

27日は福岡で、野崎さんは専門学校でワークショップ、私はマスコミ回りと消防署への書類提出など。合間に時間があったので、アクロス福岡という大きな建物内外をうろうろ。

アクロス福岡の中央の吹き抜けを見上げたところ。日が差すと鉄骨が壁に美しい幾何学模様を描き出します。

 

この現代的な建物の外観は、一見、森に飲み込まれた遺跡のようです。

外壁は階段状になっていて、その1段1段に森ができています。通称「アクロス山」にちょっと登ってみました。

 

素敵な散歩道です。この地下に劇場があろうとは。

 

ナワシログミなど、鳥が好んで実を食べる木々もありました。ヒヨドリやスズメ、カラスの鳴き声もします。

この地下で鳥たちが登場する演劇を上演できるなんて…。夢のようです。

 

アクロス山、全景。

12月19日(土)、この中でお待ちしております!

 

 

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