島に取り残される猫たちの救出。保護シェルターの購入を決断しました。

臨海工業地帯レスキュー猫、柑橘兄妹4匹


☆臨海工業地帯レスキュー猫、三毛ママちゃん、最後の子育て





暑い暑い夏の日、臨海工業地帯より具合が悪いと保護された、三毛ちゃん。
元気がなくほとんど動けなくなっていたそうです。
連れてきて下さった従業員さんによると、お名前はついておらず、｢三毛ちゃん｣と呼んでいたそうです。








保護当初は、なかなか、食事をとってくれず心配していましたが、今ではまだ離乳期の子猫たちの分までペロリと食べます。三毛ちゃんのおっぱいの出は、日に日によくなり、子猫たちも順調に育ちました。ここまで来れば、体調も安心です。


ますます活発になった子猫たちは、段ボール箱のジャングルジムに毎日大はしゃぎです。


贅沢な生活とはいきませんが、ご飯を分け合いながら、大切にお世話させていただいています。






三毛ちゃんは、年に2～3回子猫を産んでいたそうです。子猫たちは、死ぬことも多かったと聞いています。

臨海工業地帯の保護は、従業員さん(構内ボランティアさん)に連れてきていただくしか、すべはありません。※以下構内ボランティアさんと記載させていただきます。
構内ボランティアさんは、当然ながら皆さん、構内で仕事をお持ちです。できる限りの保護のご協力をお願いしておりますが、皆さまのご事情も配慮しなければなりません。そして、この時期の捕獲はタイミングが必要です。特に春先から、秋口までメス猫のほとんどは、子育てをしています。捕獲の際、よく観察せずに、母猫を奪えば残った子猫たちは、生きてはいけません。どちらの命も確実に守るためには、非常に敏感にならなければなりません。

日々構内の猫たちを思い、過去の写真を見返していた、その時、

1枚の写真を見て衝撃が走りました。

痩せているけど、見覚えのある柄と顔立ち。




写真は、3年前の三毛ママちゃんでした。

私が最初に受けたご相談の中写真の中に、三毛ママちゃんがいたのです。

三毛ママちゃん、頑張って生き抜いてくれて、ありがとう。
迎えを待っていてくれて、ありがとう。
もう、たくさん赤ちゃんを産むことも、子猫を亡くすこともありません。最後の出産です。
温度管理をされた室内で、お気に入りのご飯ををおなかいっぱい食べて、あたたかい家族の元で過ごすんだよ。

子猫たちも、間もなく1回目のワクチン接種が可能になります。
三毛ママちゃんも、体力が回復して、不妊手術を受けたら、ずっとの家族探しがはじまります。


三毛ママちゃんを保護してくれた構内ボランティアさん、命を繋いでくださり、ありがとうございます。そして、いつも応援して下さる皆さま、本当にありがとうございます。




ご支援者の皆さまへ
いつも、応援ありがとうございます。また、ご心配をお掛けして申し訳ございません。
臨海工業地帯のレスキュー活動は続いておりますが、この度のクラウドファンディングのご支援はシェルター稼働開始まで、一切使用しておりません。
臨海工業地帯からの保護、一般活動からの保護、どちらの命も天秤にかけることは、私にはできませんが、一般活動費用にクラウドファンディングの支援を使ったこともございません。また、シェルター稼働後の経理関係は、税理士さんに依頼しております。
引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。


 

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