サルサちゃんを助けてください！

 

サルサちゃんとの出会い

 

 

Please help my 7-month old kitten, Salsa!!

She  is suffering from a serious disease called FIP.

 

This is a story about my kittens, Salsa and her brother Tango.

 

2021年7月、職場の同僚を介し「野良猫が子供を産んでしまい困っている。生後2か月弱の子猫を欲しい人はいないか？」という連絡をいただきました。

 

They used to be stray cats. 

 

実はそのひと月程前、生後1か月程の捨て猫の3兄弟を保護したのですが、私は一人暮らしで日中は仕事で家を留守にします。まだ小さいうえに3匹全部を育てるのは厳しいと思っていたところ、3匹まとめて引き取りたいという方がおられ、兄妹一緒の方が本人たちも幸せだと思われたため、断腸の思いで里子に出したという一件がありました。その子猫たちのためにケージを買いトイレを用意していた私は、ホッとしたとともに、なんとも言えない虚無感に襲われていました。

 

やっと手に入れた幸せが、掌から零れ落ちていく感覚と言いましょうか。

 

そんな時に頂いたお話だったので、私は迷うことなく決断しました。今度こそ自分の手で幸せを掴もう！そう思い、2匹の子猫の里親に名乗り出ました。

 

以前趣味で踊っていた社交ダンスから、2匹の名前がすぐに思い浮かびました。男の子はクールなタンゴ、女の子には華やかなサルサ！！

 

こうして私は二匹の子猫のお母ちゃんになりました。それは小さな幸せの始まりでした。

 

The kittens gave me  pieces of small happiness. 

 

しばらくケージの中で飼育されていた2人は、我が家にやってきた後も本棚の裏に隠れてしまいなかなか出てきてくれませんでした。仕事から戻るとご飯のお皿はカラになっていたので、私の留守中は外に出てきてご飯を食べて2人で遊んでいたのだと思います。こちらは5日目にやっと私の目の前に出てきてくれた時の写真です。

 

 

写真を撮ろうとすると慌てて逃げてしまうので、これが精いっぱいのショット！

いつも2人で仲良く、なかなか私は仲間に入れてもらえません。

 

 

それでもひと月ほど経ったころ、サルサちゃんが私に興味を持って近づいてきてくれました。

それからは私の膝の上をお気に入りの場所にしてくれたようで..．

 

 

 

タンゴも少しずつですが距離を縮めてくれて、3か月が経つ頃には二匹で私の膝の上を取り合うくらいになりました！

 

 

　FIPについて

 

11月14日は穏やかな日曜日でした。いつものように2人に朝ごはんをあげようとしたところ、サルサちゃんは後ずさりをしてごはんから遠ざかってしまいます。それだけではなく、小さな体をぶるぶる震わせうずくまってしまっていたのです。

 

すぐに近くの動物病院に連れて行ったところ、40度の高熱があり重症だと告げられました。熱の原因を把握するために血液検査とレントゲン撮影を行った結果、感染症の疑いがあると言われました。

 

この時初めて、最悪の場合FIPの可能性もあり、そうだとすると「助からない」と告げられたのです。それはあまりにもあっさりとした宣告でした。「そんなはずはない」「何かの間違いではないか？」とうろたえた私は、FIPという言葉をネットで検索することも出来ずにいました。

 

最初にかかった病院では熱を下げる処置を施していただきました。翌15日そして16日と解熱剤注射と体力維持のための点滴をしていただき、17日には熱が下がりホッとしたことを覚えています。

 

しかし、ホッとしたのも束の間、改めてFIPの可能性と、エコー撮影により既に腹膜炎が始まっている可能性と、「日本には現実的な治療方法が無い」ことを告げられました。ただその時同時に、「高額ではあるが薬を輸入して処方する方法がある」ことも教えていただきました。この言葉によって私はFIPと向き合い、なんとしてもサルサちゃんを救うと決断することができました。

 

そして私はそんな状況を親友に相談しました。彼女と私は2歳の頃からの友達で今でも頻繁に連絡を取り合う仲です。彼女は今4人の猫ちゃんと暮していて、猫ちゃんに関しては先輩なので様々なことを相談してきました。そんな彼女がFIPの新薬を処方している病院を見つけてくれました。

 

新薬を処方してくれる病院は全国でも非常にまれで、私は東京でもどこでも行く覚悟でいました。ところが、そんな病院が、なんと私の職場から徒歩3分ほどのところにあったのです！！

 

早いに越したことはありません。私は翌11月18日の朝サルサちゃんをその職場近くの病院に連れていき今までの状況を先生に伝えました。そこで早速FIP確定のための精密検査を行い、院内ラボで出た暫定結果をもとに11月19日深夜0時から新薬の投与を開始しました。

 

なぜ確定結果を前に投与を開始したかですが、確定結果を待っていたら手遅れになる可能性があるということでした。

 

 

 

後にFIPであることが確定しました。この時の早い判断をしてくれた先生には、本当に感謝するばかりです。

 

 

サルサちゃんのためにこのチャンスを活かしたい。私の腹は決まっていましたが、未承認の新薬ということで、その費用はおいそれと手が出るものでもなく、皆様のお力添えをいただけたらと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

 

　治療に関して

 

1. FIPの薬を以下のスケジュールで投与します。
   　2021年11月19日（金）～2022年2月10日（木）
   　午前0:00~0:30　
   　
   　※投薬量はサルサちゃんの体重により上下します。
   　2kg未満;300mg,　2kg～2.32kg:350mg　2.33kg~2.65kg:400mg　2.66kg~2.99kg:450mg, 3kg~3.33kg:500mg
   　※1月4日現在サルサちゃんは2.38kgです。
    
2. 投与開始後１，２，６，１０週目に経過観察の血液検査を実施します。 
    

   ▼予想されるおおよその費用
    

   ◉ 初期精密検査費用　109,450円
   ◉ 薬代
   　・体重平均2.3キロとして　((5,300円／200g)×400g)／1日×84日　＝　890,400円
   ◉ 定期血液検査費用　21,780円／1回（平均）×4　=　８7,120円

   総額（１＋２＋３）　=　1,086,970円

 

 

薬代のご支援いただきたく、何卒宜しくお願い致します。

※万が一、サルサちゃんがなくなってしまった場合、いただいた支援金については、これまでの治療費に当てさせていただきます。

 

サルサちゃんを助けてください。

 

子供の頃から様々な猫と出会い別れてきました。

しかしながら私は、FIPと言う病気の事を全く知らずにいました。

 

それは、私がたまたま幸運だったことを意味するのでしょう。

或いは昔は、その診断に至らずに人知れず亡くなる猫ちゃんも多かったのではないでしょうか。

 

現在でも診断が難しい病気と言われています。

現実的な治療方法が無いと聞き絶望している飼い主さんも少なくないでしょう。

 

このプロジェクトを成功させることによって、

愛猫がFIPであると診断された多くの飼い主さんが

希望をもって前へ進むお手伝いができればと考えています。

 

サルサちゃんとタンゴ君を幸せにしたい。

仲良し2兄妹をどうか助けてください。