(前編)でご紹介したフィリピン出身のAさん。

現在は10代のお子さんを持つ子育て中のお母さんです。

 

子どもの出産当時、抱えていた問題は山積みでした。

 

周りに相談できる相手がいない。

そうしたことを相談できる機関の調べ方もわからない。

行政へ届けなければならない必要書類の日本語が十分に理解できない。

 

当時20代だったAさんには、産まれたばかりの子どもしか頼れるところがなかったといっても過言ではないような状況でした。

 

「あの時は、毎日一人ぼっちだった。この先どうなるかなと不安だった。

 日本で暮らしていくことは難しいかなと思ったこともあった。

 でも、私のもとには、同じような背景を抱えたフィリピン人たちから、

 いつも相談があった。

 

 みんな寄り添ってくれる誰かを探してる。

 そんなお母さんたちを放っておくことはできなかった。

 子どもたちやお母さんたちが困っているのを見捨てることはできなかっ

 た。」

 

たった一人で子育てを頑張っているお母さんを見離すことはできないと語るAさん

 

夫から暴力をふるわれる。

子どもが長期間学校を休んでいる。

働きたいけど仕事がない。

 

Aさんのところにくる相談は多岐にわたります。

 

 

「私もできる限りサポートしてる。でも、私だけじゃみんなを見守ることはできない。

多文化共生センター大阪の人たちと出会って、そういう相談機関があったんだ。とか、そんな解決法があったのか。って思うことが増えました。」

 

「私にはフィリピン人コミュニティとのつながりがある。

お互いのつながりを活かして、地域で見守る継続したサポートが不可欠だと思う。

周りにはまだまだ課題を抱えている外国出身のお母さんがいるから、、。」

 

 

声をあげることができない外国出身のお母さんが、地域にはたくさんいます。

 

 

「わたしも、もっと日本語を勉強したいの。

そしたら、通訳とかできるようになって、困っている外国人のお母さんをサポートできるかなと思って。」

 

と語ってくれたAさん。

Aさんは、私たちと出会うまで外国出身のお母さんたちの抱える課題を把握し、サポートしてくれる人たちと出会ったことは、ほとんどなかったそうです。

 

今回のプロジェクトでは、

私たちは地域で孤立しがちな外国人世帯へ訪問し、ママたちに生活相談や子どもたちの勉強の話を聞き、学習支援教室の参加へとつなぐことを目的とします。

また、各家庭の抱える課題を把握し、必要に応じ他機関につなげます。

 

 

外国人のお母さんの持つ悩みは不安は尽きません。

そんなお母さんの日本での生活・子育ての不安を解消するサポートをおこない、

それと同時に、外国人住民と日本社会の高い壁を取りはらえるような活動を行うためには皆さまのお力が不可欠です。

 

達成まで30%を切りました。

どうぞよろしくお願い致します。

 

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