昨日は静岡大学の留学生のための日本語講座で

「国褒めの歌」を教材として使っていただき

私も臨時講師として授業をさせていただきました。

 

「国褒めの歌」というのは

もともと万葉集の中に出てくるもので

「国誉めの歌」とか「国見の歌」とも言われます。

 

自分の治めている国や赴任した先の国を

あえて、めでたく力強い言葉をつなげながら

ますますの栄があるよう、よりよい未来が引き寄せられるよう

言霊を強く意識しながら歌い上げた歌です。

 

やがて地方にも広まり

政(まつりごと)のためというよりは

その地に住む人々によって

その風土の美しさや素晴らしさを讃える歌として表現されてきました。

 

そして

歌う人にとってはその国が一番素晴らしく

たくさんの「一番」を紹介し合いながら

競うことなく万葉集全体は穏やかに編纂されています。

 

その現代版、地球版としてのこの詩画集なんです!とお話ししましたら

留学生の皆さんとても喜んでくださり

みなさん日本語も大変お上手で!順番で朗読してくださり

しかも、その国の言語の部分は、その国の留学生がネイティブの発音でかっこよく読み上げてくださり

なんだかこちらの方が感動してしまいました。

 

タイのページはタイの留学生が

を読み上げてくださり

ドイツはドイツの子が

Möge Friede in Deutschland sein .

フランスはフランスの子が

Que la paix soit en France.

・・・そんな風にして手のひらの中 ぐるりと地球をひとめぐり!

 

2巻・3巻の制作もすでに始まっていて

今度は私ではなく、ネイティブの方々にご自分の「国褒めの歌」を

詠んで頂きたいと思っています。

 

出版前からたくさんの反響があり

多くの皆さんのご理解とご好意に

心から心から感謝申し上げます。