入院や治療が必要な地域猫やネグレクトされた猫への御支援お願いします

 

当プロジェクトへご支援くださった皆様、 誠にありがとうございました。

先日、会計のご報告をさせていただきましたが、あらためまして、治療費の診療明細書（領収書）をすべて掲載いたします。

皆様からいただきましたご支援は、地域猫ねこ、保護ねこ達のために有効に、そして有益に使わせていただきました。

おかげ様で多くのねこ達は健康状態を維持して幸せに暮らしております。

心より感謝申し上げます。

 

 

ブラッキー

保護預かり先にて腕枕してもらうブラッキー。

 

お風呂上がりに甲羅干しするブラッキー。

 

ブラッキーは一時期、FIPの発症も危ぶまれましたが、現在は室内に保護され穏やかに暮らすことが奏功したのか、食欲旺盛のうえ、健康状態も良好です。

 

 

 

たび 

　　　　　　たびも、室内に保護され小康状態を保っています。

　　保護当時の抗生物質の注射がよく効き、見違えるようにシャキﾂとしたそうです。アレルギー症状も落ち着いています。

 

 

 

ニャア

ニャアは室内飼養にすべく複数の家でトライしたのですが、どの家にいても

屋外に出たがるので、当面はもとの地域で暮らすことになりました。幸い里親さん候補があり、来年、たびを連れて庭付きのお家に引越す予定です。

その時は屋外を好むニャアも、新しいお庭に満足してくれることでしょう。

 

 

 

 

しまおは預かりさん宅にてすっかり順応しているそうです。

エイズキャリアですが、ストレスの無い生活で、健やかに暮らしています。

 地域で暮らしていた頃のしまお。

 

めぐみ

めぐ、地域暮らしの頃。

 

室内にて安心安全にくらす、めぐ。

 

めぐみの現在の保護主さんはご高齢のため健康状態が不安定で心配です。

一方、めぐみは室内で暮らし健康状態も良好です。現在の保護主さんと相談しめぐみを新たな保護主さんに託すことも考えてゆこうと思います。

 

風太郎と茶太郎

背中、そして尻尾まで毛刈りをした風太郎。

 

人懐っこい茶太郎。歯肉炎も改善。

揃えた足がキュート。

 

風太郎、茶太郎はそれぞれ酷い歯肉炎の治療を行いました。抜歯を伴う手術となりましたが、患部は良好です。痛くて舌を出しっぱなしでしたが、これも改善されました。毛刈りをした風太郎の長毛もはえそろってきました。

 

 

黒丸は高齢のせいか、てんかんを患っており時々けいれんを起こしますが、

幸いなことに最近は、ほとんど投薬せずとも小康状態を保っています。

 

 頭には、ハワイで幸運のシンボルと言われるホエールテール（鯨の尾）のマークがあります。

 

 

 

クロちゃんとうしちゃん

左：うしちゃん、右：クロちゃん

この幸せをいつまでも見守りたい。

 

クロちゃんは胆嚢、肝臓の状態が悪化し長く入院をし、一時期は生存も危ぶまれました。里親さんの必死の看病、通院、根気強い治療と投薬のおかげで見違えるように健やかになった現在です。

 

 

うしちゃん（しょうちゃん）は高齢のため馬尾症候群が疑われ、投薬治療中です。フレンドリーなうしちゃん、痛みをかばい、ゆったりした歩みながら、

大好きな仲間たちと過ごし、幸せそうです。

 

ノンちゃん（望夢）

ノンは長く地域で暮らし、わたしたち多くのメンバーが関わりお世話をしてきました。同じくお世話をしてくださっていた地域の方のご遺志により、あとを託された優しいご夫婦が里親さんになってくれました。「望夢（のぞむ）」という素敵な名前ももらいました。

高齢のため体調を崩すことが時々あり、今春は膵炎の症状が発現し緊急に入院治療しました。しかし懸命の治療の結果、元気に復帰することができました。

 

室内にてリラックスするノン。外で暮らしていたとは思えないほど

お家になじんでいるそうです。

 

（下記、診療明細の宛先が里親さんの個人名になっているため伏せせさていただきました。）

 

 

 

チョリちゃん

チョリちゃんは同じくノンの現場の出身です。どこからかフラリと現れました。地域で孤独な生活が長かったのでしょう。あまり人馴れしていませんが、ノンと同じ里親さんに引き取られ、幸せに暮らしてきました。

以前、胸水がたまったことがあり、治療のおかげで小康状態を維持してきましたが、残念なことに現在は治る見込みのない病魔に冒され伏しています。

里親さん御夫婦は一生懸命看病をしていますし、チョリちゃんも頑張って食べようとしています。私たちはチョリちゃんが少しでも痛くないように、苦しくないように祈ることしかできず悲しいです。

約４年半前、 発見当時のチョリ。その後すぐ保護され幸せに暮らしました。

人馴れしようとしまいと、里親さんからもらう愛情は同じです。

温かな家庭に迎えられノンや仲間たちと共に日々満ち足りていたと思います。

 

（かかりつけ医の休診日のため、急遽他の病院にかかりました。）

 

 

皆様から温かいご支援をいただくことにより、地域ねこ、保護ねこ達に私たちが考えうる限りの十分な治療を施すことができました。多くの子達が健康を保ち、生命をつなぎ、幸せな暮らしを続けることができました。

これは私たちの力だけでは決して成し遂げられなかったことです。皆様からのご支援あってのことでした。皆様の温かい応援をいつも感じ、みなぎる力をいただきました。ねこ達を幸せにすることが皆様から私たちに託された使命なのだと気が引き締まりました。

このプロジェクトを通じ、私たちはとても大きな大切なものを得ることができました。とても重要なことを学びました。そしていま心が温かさで満たされています。なぜなら私たちの活動は皆様にこんなにも守っていただいているからです。

言葉が見つかりません。一同心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

 

 

 

 

今回、プロジェクトということで3ヶ月という期間を設定させていただきましたが、当然ではありますがこの活動はまだまだ続きます。今までも、そしてこれからも。・・

助けを求めるねこ達にとって、人為的に設定したプロジェクト期間などは無関係のようです。再び多くの子たちが助けを求めています。

（実はプロジェクトが完了する前からすでに続々と！）

 

飼い主に先立たれ遺族に放逐され路頭に迷った子。

猫が増えているとの情報を得て、隣県までレスキューに向かったこと。

（適正な手術がなされていませんでした。そのためか、ほぼ全頭エイズキャリア保有でした。）

ケンカで足を負傷し完治が難しい子。

車通りの多い繁華街でごはんを求めうろつく子。

 

さあ、助けなければならない子たちはまだまだ大勢いるようです。

何卒、引続きお見守りください。

これからも、いっそう頑張る所存です。

 

特定非営利活動法人ねこ辰一同