親子で国産バニラの栽培に挑戦！

 

トウメファームの新たな挑戦を応援してください！

 

皆さん、はじめまして。沖縄県本部町から當銘伯英（トウメノリヒデ）と申します。私は、農業を始めて13年になります。

 

最初は親の代から始めた電照菊（でんしょうぎく）を栽培していました。しかし、

・輸入品の増加による価格の低迷

・新型コロナで葬儀ができなくなった為、仏花である菊の需要低迷

・人手の確保が難しい

などの様々な問題があり、2年前から奥さんと二人で野菜や果物の栽培にシフトチェンジしてきました。

 

屋号もトウメファームという名前で、夏にオクラとアップルバナナ、冬はキュウリとスナップエンドウとダイコン葉等を栽培し、県内のファーマーズマーケット等で販売させてもらっています。

 

 

 

今回、両親とも相談し力を合わせて ❝ バニラの栽培にもチャレンジしてみよう！ ❞という事になりました。このチャレンジのためには、皆様のご支援がどうしても必要です。どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

気候としても沖縄での栽培が適している！

 

両親は30年以上前から花(現在は洋ランのみ)の栽培をしています。しかし、高齢になるに伴い薬剤散布等、重労働になるという事もあり、新たに栽培できる品目はないかと探していました。

 

そんな時に地元新聞の記事でバニラの存在を知り、両親と自分達夫婦で実際に栽培されている方の圃場（ほじょう）を見学させていただきました。施設の中はバニラの香りがほんのり広がっていて、この様に栽培していきたいと思うほど見事な圃場でした。

 

・バニラの花は同じラン科の植物という事で栽培に関する共通点が多い事

・管理に薬剤散布がいらない事

・国産・県産バニラのこれからの価値・可能性

・後継者として自分の息子も農業大学校に進学して農業を志そうと決めた事

 

このことから、バニラ栽培にもチャレンジしようと決めました。

 

▼増殖中の苗▼

 

マダガスカルなど、国の東沿岸部は年中雨が多い高温多湿の熱帯性の気候で、バニラをはじめ、カカオ・シナモン・パイナップル等トロピカルフルーツの栽培に適している地域です。

 

他にはタヒチ産やウガンダ産、東南アジア諸国も栽培しているという事で気候的にも沖縄と似ている点が多いです。

 

▼栽培試験圃場▼

 

 

ハウスの老朽化により、雨風が凌げません…

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バニラ栽培を開始するにあたり今回は、30年以上前に建てたH鋼ハウスの修繕を行いたいと考えています。ビニールの張り替えは何度か行っていますが、雨樋が塩害によってボロボロになっています。

 

▼ハウスの雨樋の様子▼

 

▼真ん中部分の樋は全部錆びて落ちています▼

 

▼ハウスの両側部分の樋もほとんどが錆びて落ちています▼

 

大雨が降った時には、凄い勢いで雨がハウス内に入ってきます。これから沖縄は台風シーズンに入ってくるので心配です。

 

両親も高齢になり、修繕にかけられる費用も限られている為、今回クラウドファンディングに挑戦させていただきました。

 

修繕の費用は以下の通りです。

 

クラウドファンディングで支援していただいた資金については、上記の金額の一部に充てさせていただきたいですm(_ _)m

 

 

必ずバニラの栽培を成功させてみせます！

 

バニラは植えてから花が咲いて受粉交配~収穫まで最低でも3年程かかると言われているので、増殖した苗を植え付け始めています！

 

▼バニラの苗▼

 

バニラは暖かくなってからが旺盛に成長するので、350株の苗を植え付けました！

 

▼植え付けたバニラ▼

 

5月にはバニラの花が咲き出します！自分達の植えたものは、花を着けるまでに後2年はかかりますが、他に栽培されている方の圃場へ花粉交配の勉強会にも参加します！

 

 

また、バニラの実の栽培に成功してもすぐにバニラの香料になるわけではなく、実をキュアリング方法と呼ばれる発酵・乾燥処理の加工技術で製品にしなければなりません。これがとても難しく個人ではなかなか厳しいのが現状です。

 

しかし、沖縄県内の企業・大学・栽培農家さんが共同で勉強会を立ち上げ、こちらにも参加させていただいているので、今後の栽培・加工・販路についても皆さんで協力していけると確信しています。まずはしっかりとバニラの実を栽培する事を頑張ります。

 

最後になりますが、このプロジェクトで国産・沖縄県産バニラの事を知った方も多いと思います。安心安全で良質なバニラを沖縄で生産できる様に頑張るので、応援・支援の程宜しくお願いしますm(_ _)m