コスメの軽量化・環境に配慮したパッケージで脱プラを促進させたい。

▼自己紹介

皆さんはじめまして、小林佑実と申します。都内で大学生をしています。私は、中学生の頃からファッションやコスメに興味を持ち始め、雑誌の購読やSNSを通じてこれらに関することに敏感になっていました。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、コスメの軽量化と環境に配慮したパッケージで脱プラを促進させたいと考えたからです。

なぜなら、多くのブランドの商品はメイクの目的ごとに個装されています。そのため、バッグを持ち歩いて遠くに出かける際や、普段の通勤・通学の際に重いと感じます。また、小さめのバックを持ち歩く際にかさばってしまうと感じたからです。

そして現在、多くのコスメ用品の容器・包装がプラスチックからできています。コスメは、チークひとつをとってもカラーは多様です。また、消耗品ですし、トレンド志向も強いため、使い切らずに捨ててしまう方も多い商品です。近年では、SDGsに基づいたリサイクル化の取り組みの風潮が大企業の取り組みを通して私たちにもより、身近なものとなりました。そこで、コスメ用品のプラスチックごみ減量を実現することができれば、コスメは今よりも環境に配慮されたものとなります。

▼プロジェクトの内容

まず初めに軽量化についてです。多くの商品はメイクの目的によって個装されています。コスメがそれぞれに個装されているという事はそれだけ持ち物が増え、かさばるという事です。そこで、コスメを目的によって分けることに断定せず、アイシャドウやチーク、ファンデーションなどが一体化することもできるような商品を作りたいです。チークとハイライトがセットの商品はありますが、そこにアイシャドウもセットに入っているものはありません。また、知名度のあるプチプラブランドやハイブランドほど、すべて個包装です。アイシャドウはアイシャドウ。チークはチーク。というように、セットのパレットになっていることはありません。さらに、捨て色が出てきてしまうことや、その日のメイクによって使わない色も出てくるはずです。

あまり大きくなってしまうとかえって不便になってしまいますが、なるべく一つのパレットにまとめることができればかさばらず、コスメの重さは減るはずです。そして、日によってカラーなどの組み合わせが変えられるようにするために、それぞれのコスメがパズルのように接続することができる商品を作りたいです。

次に、コスメ容器のリサイクル促進を目指した商品作りについてです。

コスメはペットボトルのように洗浄し簡易的にリサイクルされることはありません。また、消耗品ですし、トレンド志向も強いため、使い切らずに捨ててしまう方も多い商品です。そこで、コスメのリフィル化を推し量りたいです。容器はそのままで、カラーを変えたり、流行の別のものに変えたりすることです。リフィル化することで、そろそろ新しい容器に変えたいと感じた時も、リフィルの部分を取り外すだけで、リサイクルすることができます。プラスチックには、燃やすと有毒ガスを発生するものがあり、 環境汚染の例としてダイオキシンの発生が問題となっています。 また、プラスチックが石油由来であり、生成時や燃焼時には二酸化炭素を発生させます。二酸化炭素は地球温暖化に最も大きな影響を及ぼす温室効果ガスの主な気体です。コスメが日用品である点や軽量化の上で、プラスチックの、軽くて強く、加工しやすい性質は欠かせません。しかし、今よりもリサイクルしやすい商品を作りだせれば、燃焼時の二酸化炭素発生を防ぐことができます。つまり、今よりも環境に配慮された商品となるという事です。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

プロジェクトの展望として挙げたいのが、自社ブランドを作るという事です。また、メイクやコスメの専門家に活躍してもらい、独自のデザインや機能性で多くの顧客の心をつかみ、流行をとらえた商品を次々と輩出していけるような顧客に寄り添った会社を造りたいと思っています。ゆくゆくは、ヘアオイルや化粧水などの美容液といった美容全般の商品を輩出していきたいと考えています。そして、今や女性だけでなく男性もメイクをする時代です。男性もメイクを楽しめるような男性向けの商品も作りたいです。店頭販売に加え、インターネットでの販売も行う予定です。そうして国内での市場を確保することができた際には、海外進出も視野に入れたいです。世界には異なる美意識や環境意識を持つ人々がいます。そんな異なる価値観を持つ人々に、国を超えて共感し、愛用してもらえるような商品を作り出したいです。