【終了報告】皆様のお力で9名のお子さんが学校に通えました!
【皆さまへの感謝のメッセージ】
令和4年度もシュタイナー学校の奨学生へのご支援をしていただき
本当にありがとうございました!
おかげさまで、9名の奨学生が、令和4年度も継続してシュタイナー学校に通うことができました。
皆さまのお力なくして、学校に通うことはできなかったご家庭のお子さんも、何名もいらっしゃいました!
奨学生のご家族の方々からは、何度も何度も感謝の気持ちのメッセージをいただいております。子どもたちが成長する貴重な学びの1年を支えてくださり、本当にありがとうございました!
【ご支援の結果】
令和3年度と異なり、令和4年度は、9名もの奨学生のご希望をいただきました。
お一人お一人、3段階に渡る審査をさせていただき、最終段階ではZoomでの理事との面談もさせていただきましたが、奨学生のご家族の方々は、逼迫したご家庭の経済事情があり、9名の方全てに、奨学生となる必要があると判断されました。
そのために、令和4年度は、奨学生お一人につき、年額100,000円という額になりました。
シュタイナー学校の年額の学費が、年額50〜70万円ほど(学校により異なる)になることを考えると、年額の1/5〜1/7相当のご支援となりました。
もちろん、これでは不足しているというご家庭もあったかもしれませんが
それでも、シュタイナー学校に通わせるご家庭に対して、公的な経済支援が一切ないことを考えると、とても大きな支援となった、というお声を、すべての奨学生のご家庭からいただきました。本当にありがとうございました!!
【収支報告】
皆様からご支援いただきました資金の収支報告を以下のようにさせていただきます。
◎支援総額:1,289,000円
◇レディーフォー・システム利用料:170,148円
◇奨学金年額100,000円✕9名:900,000円
◇リターン費用:107,504円
◇法人道民税・法人市民税:80,000円
◇ホームページ維持費:20,218円
◇法人役員変更登記:10,000円
◇振込手数料、送料:1130円
以上となります。
その他不足分は、別口のご寄付から充当させていただきました。
当ファンドの活動をご支援してくださり、本当にありがとうございました!
【リターンの発送状況】
皆様のお力で、リターンもすべての発送を終えることができました。
リターンについても喜びの声をたくさんいただいております。
リターンにご協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました!!
お約束しているリターンの中で、メールマガジンについては、教えていただきましたメールアドレスにお送りしても戻ってきてしまう方が数名いらっしゃいます。
メールマガジンをご希望の方は、いつでも、当ファンドまでご連絡ください。
【今後について】
日本で、『子どもが育つこと』は大切にされているのでしょうか?
もし、大切にされているのであれば、どのような子どもに育ててゆきたいと考えているのでしょうか?
日本の未来の担い手である子どもたちが育つ、ということは
日本人全体の責任と関心事だと思うのです。
小学1年生からタブレットを使わせる公立学校と異なり
シュタイナー学校ではデジタル機器を早期に子どもに使わせることに対して警鐘を鳴らしています。
「わたしらしく」が重視されるようになってきた昨今
シュタイナー学校では、「わたし」とは何か?という問いだけではなく、どうやって「あなた」とよりよく共に生きてゆくか、子ども時代からチャレンジして行きます。
AI、多文化共生、SDGs、発達障害、ChatGPT−4
このような目まぐるしく変わる激動の社会や環境の中で
子どもの育ちには、人間が成長してゆくには
何が不可欠なのか?
シュタイナー教育はその問いに対しての、
生きながらの答えを出してゆく運動だとも言えます。
少子・高齢化が進む日本の中で、「異次元の少子化対策」を打ち出すと岸田政権が発表しましたが、その動向はまだ不明です。
ただ、確かに子育てや教育が変わらなければならない時代に来ていると思います。
そして、それが、父母の手だけに任せられるのは、もう限界を超えているのです。
そんな時代に、このように手を差し伸べていただけることに、ただ感謝の念が絶えません。
当ファンドは、既に令和5年度の奨学生についてのお問い合わせもいただいております。
人材不足が叫ばれる昨今、当ファンドも少ない人手で動いておりますが
令和5年度も、子どもたち、大人たち、社会のために
できることをしてゆきたいと思っております。
この先も、シュタイナー教育や子どもたちの育ちに
変わらぬご関心と応援をしていただければさいわいです。
誰かが、ほんの少しでも社会を明るくする運動をしてゆけば
そしてそれは、小さな一歩でも、どんなに小さなご支援でも
皆の力がつながっていけば、大きな力になる。
そして必ず光の道は開けると思っております。
そのように力を合わせる活動が出来て行ければと心から願っております。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
(文責:西片 彩子)