空に一番近い美しい国・モンゴル遊牧民の子どもたちを守りたい

支援総額

3,031,000

目標金額 3,000,000円

支援者
132人
募集終了日
2022年7月18日

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2022年06月13日 10:24

モンゴルで実施した遠隔教育の様子です(3)!

ケースC:仏教寺院内で僧侶見習い中の少年が一般社会に戻るステップを踏む

 

Bat is a 10 year old boy who lives in a monastery. His family is poor, and Bat was not very serious at school.  His parents thought it is best for the family to send Bat to a monastery where he will receive discipline and good habits and learn the Buddhist teaching. The family will not worry about his food and clothing. He was well received at the monastery and made many friends with other boys like him.  The teaching and routine at the monastery are hard, especially in cold months, the monastery is cut off from the nearby soum of about 50 kms away  because the road is closed. They have lessons in regular school subjects every season from a venerable retired teacher who visits the monastery. 

 

バット少年は10歳で、ある有名な仏教僧院住み込んでいます。家庭が貧しくあまり勉強が好きでなかったので、両親が僧院に預ける事にしました。僧院では行儀作法や仏の教えを学ぶことができます。食べるものや着るものに困る事もありません。バットは僧院で暖かく迎えられ同じような境遇の友達にも出会えました。僧院での務めや勉強は厳しく特に冬の間は近辺の50キロほど離れた村も悪路で交通が遮断されます。仏典の他、年に2度退役された先生が訪れ、数週間の学校教科もあります。

 

Bat is not sure what to do when he finishes education at the monastery when he turns 18.  Although some students will continue to train as a monk and few lucky ones will be moving to India, many of his classmates are thinking of returning to their home town and getting a job.  Their parents miss them a lot too. 

 

バットは僧院での見習い期間を18歳で終えた後何をするかまだ良くわかりません。同級生のうち数人は僧侶となる訓練をつづけ、またなかには選ばれてインドの寺へ移る生徒もいる様ですが、大体は実家に戻るらしいとは聞いています。何といっても両親が帰って来て欲しいと言っています。実家に帰れば就職しなければいけません。

Bat was informed by the headmaster about the new pilot education using tablets.  It was interesting, and a little scary to use the tablets they already have for the new classes, but the monastery teaches and LLEC teachers helped them a lot.  First they were split into basic, and more advanced group.  The older boys were assigned to advanced group and were doing more complicated work.  Bat is happy he could try this course with others and finish it.  He has a big smile on his face.

 

そんな時に僧院長からタブレットを使用した遠隔教育のテスト授業について話がありました。ちょっと面白そうだし、心配でもありました。タブレットや携帯電話は僧院で既に配布されていますが、使用時間が決められています。でも授業が始まるとセンターの先生や僧院の教師たちが付きっ切りで面倒を見てくれました。先ず上級と初級のグループに分かれ、年長の生徒たちはもっと複雑な例題に取り掛かっています。

 

バットはこの試験プログラムに皆と参加し、何とか終了できとても喜んでいます。安堵の笑顔を浮かべています。

 

Most monasteries in Mongolia have about 20-30 monks, and Gandantegchinlen, the main center of Buddhism in Mongolia, has 400-500 monks. Monk children will stay and work in the monastery and pursue an education and a career as a monk (lama). Also, they may leave to study at Buddhist School in Ulaanbaatar or study Buddhism abroad, mainly in India. Around 597 Mongolian Buddhist child monks and students were living at three monasteries in India, and 357 of them were children aged between 10 and 18. 

 

この様にモンゴルの僧院では常時20人から30人の僧侶が生活しています。モンゴル仏教の総本山であるガンダンテグチンレン寺院では400人から500人の僧侶が暮らしています。子供たちは僧院に住み込み務めに励み、ラマ(僧侶)としての修行を積みます。またもっと上級のウランバートル市の仏教大学(学校?)や海外、特にインドで研修を続ける場合もあります。2019年にはインドの3ヶ所の寺院に597人のモンゴル人僧侶や僧侶見習いが生活していました。そのうち357人が10歳から18歳の少年(少女も?)でした。

 

 

Due to the coronavirus outbreak, 219 monk children returned to Mongolia from India in 2020-21. Seventy percent of these children are originally from rural areas of Mongolia, and parents had sought financial help from the government because they could pay for the flight only, but not afford the payment of isolation expenses once the children returned to Mongolia.

 

2020年から21年にかけてコロナ感染症の発生を受け219人の青少年たちがインドからモンゴルに帰国しました。その中の約70%が地方出身者で家庭の事情から航空券のみを負担し、帰国後の自主隔離期間の費用は国の補助に頼りました。

 

Children who stay long-term at monasteries are more likely to come from low-income families, who see the monastery as a way to offer education and food to their children. When monk children grow up, they may opt to leave the monastery to work and live like others, if they want. Senior Monk of a monastery said that only two monk children out of 17 stayed in the monastery, and the remaining 15 children returned to their home. This monastery is one of Mongolia's three largest Buddhist centers. It was built 300 years ago and is located in a remote soum of an aimag (48km from soum center).

 

僧院に長期に渡って住み込むのは大体貧しい家庭の子弟で、教育を受けられ、食べ物・着るものなど日常生活に困らないことが魅力で僧院に預けられます。その子たちの成長後は様々ですが一般人としての生活に戻る事を希望する子もいます。ある僧院長は昨年修行を終えた17人の見習い僧侶の内2名を除いては実家のある市町村へ戻ったと言っています。その僧院はモンゴル3大僧院の一つで300年の歴史があり、冬季は雪に閉ざされた奥地にあります。

 

The LLEC teacher, comes to the monastery twice a year at autumn and spring for 21 days and teaches general education lessons. Road to the monastery is terrible, especially in winter. The monastery is also hiring a retired honored teacher who lives near the monastery to teach natural science lessons. Monk children are living in the monastery’s dormitory. Usually, two children share one room. Some students are living with their teachers in one room. Each room is equipped with DDISH CaTV and Univision’s “Ger” Internet. The monastery prohibits them from using a mobile phone, but all children are provided with iPad or Samsung Note. In general living conditions and the environment for monk children are comparatively good and stable. Senior Monk said that students could use their mobile phones in limited hours during distance learning under their supervision.

 

生涯学習センターの教員が春と夏に21日間僧院を訪れ子供達に一般教科を教えます。僧院では更に近所に住む退職した名誉教師を招聘し、自然科学の授業を受け持って貰います。僧院までの道路の状態は劣悪で特に冬季は車両通行が不可能になります。見習い僧は僧院内の就寝所で寝泊まりします。大体2人相部屋ですが先生と同室の生徒もいます。各就寝部屋にはDDISH (衛星サテライト?) ケーブルテレビ設備とモンゴルユニビジョン社製のゲル使用のWi-Fi設備が設けられています。携帯電話は僧院内で使用禁止ですが、全ての見習い僧にはIPad かサムスンノートパソコンが与えられ、人里離れてはいますが、僧院内の子供達の環境は文句なしに一般の貧困家庭より良好です。僧院長は子供達が決められた時間内に教員の指導のもと携帯電話で自宅などへの遠距離の通話が許可されていると説明しています。

 

 

リターン

1,000+システム利用料


子供たちからのサンクスレター

子供たちからのサンクスレター

子供たち直筆のお礼の手紙です。モンゴル語の文字を日本語もしくは英語に翻訳いたします。

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

3,000+システム利用料


サンクスレターとモンゴルの大自然の写真(10枚)

サンクスレターとモンゴルの大自然の写真(10枚)

子供たちからの感謝の手紙と、モンゴルの大自然の写真です。提案者の河村が実際にモンゴルを訪問して撮影したものと、モンゴルの方が撮影したものをご提供いたします。

支援者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

5,000+システム利用料


サンクスレターとモンゴルの大自然の写真(30枚)

サンクスレターとモンゴルの大自然の写真(30枚)

子供たちからの感謝の手紙と、モンゴルの大自然の写真です。提案者の河村が実際にモンゴルを訪問して撮影したものと、モンゴルの方が撮影したものをご提供いたします。

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

10,000+システム利用料


子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(小)

子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(小)

子供たちにタブレットを渡し、遠隔教育に活用します。そのタブレットカバーにお名前を印字させていただきます。

支援者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

30,000+システム利用料


子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(大)

子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(大)

子供たちにタブレットを渡し、遠隔教育に活用します。そのタブレットカバーにお名前を印字させていただきます。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

50,000+システム利用料


企業様:子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(小)

企業様:子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(小)

子供たちにタブレットを渡し、遠隔教育に活用します。そのタブレットカバーにお名前を印字させていただきます。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

80,000+システム利用料


企業様:子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(大)

企業様:子供たちに渡すタブレットカバーにお名前を印字(大)

子供たちにタブレットを渡し、遠隔教育に活用します。そのタブレットカバーにお名前を印字させていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

100,000+システム利用料


企業・学校・団体様:出張授業又はSDGs出前講座

企業・学校・団体様:出張授業又はSDGs出前講座

◎出張授業:
『小学生にもわかるSDGs』出張授業~モンゴルにお友達をつくろう!~
みんながおんなじ教育を受けるってどういうこと?
SDGs専門家で、たくさんの途上国の現地を見てきた河村陽二先生(日本語)とチムカ先生(モンゴル語もしくは英語)が世界の学校や子供たちの様子をリアルにお話します。授業の最後にオンラインでモンゴルのお友達と実際におはなししてみよう!お母さん、お父さんも参加してね。
◎SDGs出前講座:
SDGsの専門家である河村が、企業、団体向けにSDGsの取り組み方についてお話します。

*有効期間を資金調達終了時から1年以内としております。出前講座を希望される日の一ヶ月ほど前に事前の打ち合わせをさせていただきます。出前講座の内容もご相談させていただきます。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

150,000+システム利用料


企業・学校・団体様:出張授業又はSDGs出前講座+タブレットカバーにお名前を印字(大)

企業・学校・団体様:出張授業又はSDGs出前講座+タブレットカバーにお名前を印字(大)

◎出張授業:
『小学生にもわかるSDGs』出張授業~モンゴルにお友達をつくろう!~
みんながおんなじ教育を受けるってどういうこと?
SDGs専門家で、たくさんの途上国の現地を見てきた河村陽二先生(日本語)とチムカ先生(モンゴル語もしくは英語)が世界の学校や子供たちの様子をリアルにお話します。授業の最後にオンラインでモンゴルのお友達と実際におはなししてみよう!お母さん、お父さんも参加してね。
◎SDGs出前講座:
SDGsの専門家である河村が、企業、団体向けにSDGsの取り組み方についてお話します。
◎タブレットへの印字:
子供たちにタブレットを渡し、遠隔教育に活用します。そのタブレットにお名前を印字させていただきます。

*有効期間を資金調達終了時から1年以内としております。出前講座を希望される日の一ヶ月ほど前に事前の打ち合わせをさせていただきます。出前講座の内容もご相談させていただきます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

300,000+システム利用料


企業・学校・団体様:出張授業又はSDGs出前講座+子供たちとのオンライン交流会+タブレットカバーにお名前を印字(大)

企業・学校・団体様:出張授業又はSDGs出前講座+子供たちとのオンライン交流会+タブレットカバーにお名前を印字(大)

◎出張授業:
『小学生にもわかるSDGs』出張授業~モンゴルにお友達をつくろう!~
みんながおんなじ教育を受けるってどういうこと?
SDGs専門家で、たくさんの途上国の現地を見てきた河村陽二先生(日本語)とチムカ先生(モンゴル語もしくは英語)が世界の学校や子供たちの様子をリアルにお話します。授業の最後にオンラインでモンゴルのお友達と実際におはなししてみよう!お母さん、お父さんも参加してね。
◎SDGs出前講座:
SDGsの専門家である河村が、企業、団体向けにSDGsの取り組み方についてお話します。
◎オンライン交流会:
モンゴルの子供たちとオンライン交流会を開催し、それに参加いただけます。
◎タブレットへの印字:
子供たちにタブレットを渡し、遠隔教育に活用します。そのタブレットにお名前を印字させていただきます。

*有効期間を資金調達終了時から1年以内としております。出前講座を希望される日の一ヶ月ほど前に事前の打ち合わせをさせていただきます。出前講座の内容もご相談させていただきます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

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