支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 48人
- 募集終了日
- 2014年3月11日
童話を書いたきっかけ
皆さま、またすごい量の雪になりましたね。
お元気でいらっしゃいますか?
今日は、今更なのですが童話を書くきっかけになったできごとについてお話したいと思います。
それは、東京のレクリエーション協会の主催で3泊4日の岩手の仮設住宅を中心にレクリエーションで楽しんでいただく企画で小学校を訪れたことがきっかけでした。
総勢4名で車を交代で運転しながら、ちょうど今頃の雪の降る時期に、大船渡や、陸前高田の仮設住宅と学童保育の施設や小学校を6箇所尋ねました。私は、手芸の担当で子どもたちに自分の考案したメタリックデコレーションという手芸の講習をしました。
利き手の不自由になった高齢者のために考案した手芸でしたが、子どもたちには子どもたちの楽しみ方があるようでピカチューやドラえもんなど大好きなキャラクターをデザインしてそれを上手に仕上げて楽しんでくれました。
震災から1年が過ぎた頃のことでした。お会いした方は、懸命に前向きに、皆さんが明るくふるまって元気を奮い立たせている雰囲気がありました。
子どもたちは、平素の様子で元気にあそんでいましたが、明らかにさびしそうな、愛情を求めている子どもさんがいました。心に傷を負っていることが初めて会った私にもわかりました。
学童の先生がそっと、両親を亡くしていることを教えてくれました。帰路についてからも、気になって気になって仕方がありませんでした。
数日が過ぎてもいつもその子がさびしそうにいる姿が思い出されました。
心理カウンセラーの森久美子先生が仰る言葉ですが、子どもは大人よりもナイーブで傷つきやすいと言います。だから、親や周りの大人たちによっていっぱい肯定される必要があり、そして自信をつけていくのです。と。
その子に親がそばにいたらきっといっぱい褒めてあげたり、いい子ねと頭を撫でてくれたり、ぎゅっと抱きしめてくれたりしてくれるのに・・・!何気ないことばや、しぐさや、気遣いが、あの子からは失われてしまったことが、たまらなく残念に思いました。
親だったら子供にいうような何気ない当たり前の言葉をちりばめたような何かないかなと思って、そうだ、童話にしてみようと思ったのが始まりでした。
この童話には、自分の親や、先生が教えてくれたことがむずかしいことばをちょっとやさしくして載せています。
口やかましいしつけに厳しい親心がギュッと濃縮したようなへんな童話です。昔話のような勧善懲悪でもないです。かわいそうにと同情する本でもないし、現実逃避をさせて甘やかす本でもありません。
親だったらきっと言うような、励ましを寄り添うつもりで書きました。自分を憐み、人を恨んでいたら自分が幸せにはなれませんよ、というような厳しいことも文章の行間に入っています。
それから、この童話では、被災地の復興のために、一生懸命頑張っていらした方々の想いや言葉も、一緒に前を向いて生きていくための共通する言葉として入っています。
幼稚園の方にはちょっと難しいということで、易しい言葉に変えて紙芝居を作ることになりました。「むしろ、こっちの方がほしかった。」と言っている人がいますが・・・。
中学生の方には、うるさがられるかなと・・・。反抗期が終わったころ振り向いてくれるかもしれません。やはり、小学生の高学年向きであると思います。
リターン
3,000円
・真珠と水晶の書籍
・真珠と水晶プレミアムデザイン
クリアファイル
・真珠と水晶プレミアムデザイン
サンクスメール
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・真珠と水晶の書籍
・真珠と水晶プレミアムデザイン
パスモ等の保護シート 兼ステッカー
・サンクスメール
都道府県の北と南から順番に当てた送付先の
母子父子家庭支援団体をお知らせするメール
・寄贈者のお名前が本に入れられる権利
(希望により)
都道府県の支援団体へ送る真珠と水晶の書籍に、
○○○○氏(あなたの名前)からの寄贈と書かれた
真珠と水晶のプレミアムシールを添付します。
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
・真珠と水晶の書籍
・被災地小学校からのメッセージ
・子どもたちへあなたのメッセージを送る権利
(希望により)300文字以内
真珠と水晶のプレミアム便箋に印刷します。
・寄贈者のお名前が本に入れられる権利
(希望により)
被災地小学校へ送る真珠と水晶の書籍に、
○○○○氏(あなたの名前)からの寄贈と書かれた
真珠と水晶のプレミアムシールを添付します。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし