最終日、これまでありがとうございました！

クラウドファンディング最終日。考え深いものがあります。
ここまで到達できるとは思っていなかったので、みなさんのあったかいご支援に感謝しかありません。
クラウドファンディングのスタートからおよそ１ヶ月半もの間、長いようで短く、日々の感情の揺れをしっかり感じつつ、振り返ってみると「ありがとう」という言葉しかありません。また、いまさらながら自分自身を見つめるきっかけにもなりました。
今治のタオル工業をはじめ、日本のモノづくりは後継者不足問題に直面しており危機的な状況に変わりはありません。しかし、ここであきらめず、前へ進んでゆけたらと思います。僭越ながら、ここでわたしの好きな詩をご紹介させてください。

大木実　　「前へ」

少年の日読んだ「家なき子」の物語の結びは、こういう言葉で終っている。
前へ。
僕はこの言葉が好きだ。

物語は終っても、僕らの人生は終らない。
僕らの人生の不幸は終りがない。
希望を失わず、つねに前へ進んでいく、物語のなかの少年ルミよ。
僕はあの健気なルミが好きだ。

辛いこと、厭なこと、哀しいことに、出会うたび、
僕は弱い自分を励ます。
前へ。

長文、失礼いたしました。
あともう少し、がんばります。