スリランカの経済危機の脱出は

　今回は、スリランカのガソリン燃料の状況は緩和されていると聞き、一安心で、9月3日から渡航予定を立てたのですが、また、ガソリン不足が始まっているようで、スリランカの国内の行動が制限されます。

　国内の政情不安は引き続き起こり、国家の債務返済どころか、輸入品目も随分たくさん不足しています。お店の物価が倍になった、収入は増えない。失業者もあふれ、泥棒も多いと言っています。

　今年、3月、5月とスリランカに行き、経済危機の状況を見て、レデイフォーにクラウドファンディングをお願いしました。おかげさまで、目標は達成したことに感謝していますが、スリランカの経済危機の解決策は、まさかと信じにくいことですが、国は全く示すことができす、本当に現代の社会において、こんなことがあるのかと思わざるえません。

　私は、スリランカで何ができるかを真剣に考え続けています。このクラウドファンディングは、キヨタコーヒーとコーヒー農民には励ましになり、役立つと思います。

　しかし、国レベルのスリランカ経済危機に特効薬をあるのか、その一つは観光客がスリランカに来ることです。スリランカはここ10年は中国一辺倒の債務の罠にはまってしまったのですが、ここにきて、スリランカ政府が日本に助けを求めてきています。さて、日本はどのように支援するか注目しています。

　私はスリランカで、国際フェアトレードイベントが開催され、それを通じて観光客が戻ってくるようにと思っています。

　　一般社団法人日本フェアトレード委員会　代表　清田和之