経済危機のスリランカ：紅茶農園の子供達に制服・学用品と食料を贈る

ご無沙汰してしまいました。

私は気付いたらいつの間にか…という感じで10月を迎えましたが、皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

プロジェクトの進捗ですが、前回の更新以降、新しくお伝え出来ることがないまま来ていましたが、水面下では地道に進んでおります。

 

チャンドラボース先生から購入済＆購入予定の全物品のリストと単価、購入数のリストを送ってもらいました。

私の方でもチェックをして、今、疑義がある点をいくつかすり合わせているところですが、今の段階でお伝えできる点をお伝えしていきます！

今のところすでに購入されたものは以下の通り。

 

★制服：男子高学年のパンツ用布（68ｍ）

　　　女子のワンピース用布（412ｍ）

　　　男子のシャツ（全5サイズ）

　　　男子低学年の短パン（全4サイズ）

※縫製代は別途。これからコタガラかハットンのテーラーで縫製される予定です。

★通学カバン：全3サイズ

★靴：全25サイズ

★靴下：全4サイズ

 

これらは、コロンボの卸売店で購入され、すでにコタガラに向けて発送されています。

 

また、文房具は品薄で、まだ全ては手に入っていない状況だということですが購入済・予定品を全て含めると以下の通りです。

 

☆ノート（160ページ綴り）

☆数学用ノート（160ページ綴り）

☆ノート（200ページ綴り）※高学年用

☆大判ノート（200ページ綴り）※高学年用

☆鉛筆

☆ボールペン

☆数学幾何学セット（分度器やコンパスなど）※高学年用
 

そして、食料について。

チャンドラボース先生が現地と折衝を続けてきましたが、卵の値段が高騰し続けていることや、地元産の牛乳の安定的な供給が見込めないことなどから、乾燥豆や干し魚などの日持ちのする食料に代替することになりました。

 

経済危機の状況下、燃料不足で漁師が漁に出られない状況が続き、鶏肉や卵の値段が高騰していることから、家庭の食事に特にタンパク源が不足していることが想像されるので、豆類や干し魚で代替するのはいいな、と思います。

（輸入が多い豆類の値段も上がっているので、私もスリランカに行く際に乾燥豆をお土産にしようと思っているところです。日持ちするのも良！）
 

こちらは11月から来年1月にかけての配布を目指すとのことです。

最初の配布には私も立ち会えるので、様子をしっかり見て来たいと思います。

 

当初の予定通りという訳にはいかないのですが、着実に子供達への寄贈に向けて動いていただいています。

引き続き、現地と連絡をとりながら状況をお伝えしていきます！