現在、22名の方々より、16%のご支援を頂いております。ありがとうございます。

まだまだ目標は遠く、実現できるか皆様の応援にかかっています。引き続き、『いいね!』や『シェア』などよろしくお願いします。

 

前回の新着情報に続き、その後の活動についてです。

 

障害者専門スキースクールでは、非常にたくさんの経験ができましたし、技術も習得できました。一冬を雪山で過ごし、オフは実家に戻り、次の冬に夢を膨らませながらアルバイト生活。そんな生活を4年送りました。

その中での出来事です。

在籍したスクールにレッスンがない時は、近くの一般のスクールへ行ってアルバイトです。小中高校生のスキー修学旅行での指導も、とても楽しい思い出です。

初めて雪を見る子供達、運動嫌いだけどスキーは好きになってくれた子供達、好きな女の子の前で足を揃えて止まりたいとそればかり練習していた男の子、流行の歌を歌いながらリフトの上で騒ぐ女の子。

学校の校舎の中ではできない経験を、多感な時期に同級生と共に感じる事は、私の学生時代を思い出しても、楽しい光景が思い浮かびます。

 

しかし、ある中学校のスキー旅行での一コマです。

バスがホテルに到着した後、生徒はバタバタとスキーウェアを着て、それぞれ旅行のために用意した帽子をかぶり嬉しそうにスキーロッカールームへ来ました。引率の先生方の声も届かない賑やかな(いや、うるさいほどの)ロッカールーム。

その中に入る事のできない車椅子の男子生徒が、廊下で寂しそうにうつむいています。

他の子供達のレッスンが始まり、外からホテルを見ると、食堂の窓から先生方と一緒に外を眺めています。

レッスンが終わって、他の生徒がホテルに戻っても、スキーの話しで花が咲いている友達の輪に入る事などできる訳はありません。

彼は、とても悔しそうで、友達に涙を見せまいと廊下の端っこへ去って行きました。

 

『スキーって障害者でもできるんでしょ?』

『パラリンピックなんかで見た事あるよ!』

良く聞きますが、実際は絵に描いた餅です。

このような光景をいろいろなスキー場で、何度も何度も何度も見ました。

 

もしもスキースクールに、指導者と器具があれば、このような思いをする子供はいなくなります。

自分の好きな帽子を買って、友達と一緒のスキーウェアを着て、ロッカールームで見せびらかして、雪の感触を感じて、難しいターンに悪戦苦闘したり、成功して喜んだり、転倒して顔中が雪だらけになったり、卒業してからの同窓会でも同じ光景を見た話しで盛り上がったり・・・。

残念ながら、障害があると、それらは全て『当たり前』ではなくなります。

 

今回のプロジェクトは、一つのスキースクールでの受入れ環境の整備です。

しかし、当協会の目標は、日本中のスキースクールでの受入れを実現する事です。

無謀な挑戦かもしれませんが、たくさん見て来た悔し涙を、もう見たくないのです。

楽しく、笑顔でスキー場を後にしてもらいたい、そう思っています。

新たな第一歩を、皆様のお力で後押ししてください。

皆様の力で、悔し涙を笑顔に変えてください。

よろしくお願いします。

 

 

 
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