私たち（ASK）の思い

 

尼崎市にたった3行のメールを送ってから約4年が経ちました。

 

4年間で出会ったASKメンバーや市の職員、地域の方々、クラウドファンディングを通して出会えた皆さんの協力を通じてこのプロジェクトを実施することが出来ています。

 

このプロジェクトは、スケーターたちの夢を叶えることや、スケーターと地域との共生社会の実現だけでなく、「声を上げたところで...」と思っている全ての人に一歩踏み出す勇気を与えられると思います。

 

私も、メールを送るまでは「大人は聞く耳など持たず、返信すら来ないのでは」と一切期待していませんでした。

 

しかし、実際に声を上げると予想とは全然違った結果になりました。

 

尼崎市のおかげで同じ思いの仲間と出会うことができ、2021年3月に任意団体ASKを設立。

2022年7月にはNPO法人格を取得し、地域でのスケボー体験会やマナー講習、市への政策提言を実施してきました。10月には約1ヶ月の社会実験を実施し、その結果を基に尼崎市との協議を続けてきました。

2023年夏頃には約50ページに及ぶ運営計画書を作成し、ついに、スケボーパーク建設の許可を頂ける方向性がまとまりました。

 

実際に声をあげてみると思ってる以上に話を聞いてくれる大人たちがいて、一緒に考えてくれることを知りました。

 

この経験から、まずは声を上げることが大切であり、周りの人たちとともに考えながらスケボーパークを、まちを、つくっていけると次の世代にも伝えたい。

そして、スケボーパークをスケーターと地域の人をつなぐ活気ある場所にしたい。

 

私たちは、「スケボーをする人もしない人も暮らしやすいまち」の実現に向けてこれからも活動していきます。

若者でもまちを変えられることを皆さんとともに証明したいです。よろしくお願いいたします。

 

NPO法人ASK代表理事　吉金　潤一郎