ランナーの聖地 米国ボウルダーに明日へと生きる力を日本から届けたい

４月下旬から５月３１日までの約４０日間余にわたり、『クラウドファンディング』および、『実業団チームからの直接の寄附』という２通りの方法にて支援を募って参りました。本日のクラウドファンディング終了（5月31日 23時）をもって、BoulderStrong,Japanとしての支援募集を終了することになります。この間、皆様からお寄せいただいたお気持ち（ご支援）と温かいお言葉に、発起人を代表して、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。

また、本活動の輪を広げるために、公益財団日本陸上競技連盟様、一般社団法人日本実業団陸上競技連合様、一般財団法人東京マラソン財団様にも支援団体としてご協力を賜りました。この場をお借りし、感謝申し上げます。

１０数時間の時差のあるコロラド州ボウルダーですが、私たち発起人は、そこで暮らし、また多くの日本人ランナーも今日までの３０年間という長きにわたり、大切な大会を前に、日本陸連合宿など長期のトレーニングを積んできた縁の深い街です。お世話になった年月はとても長く、そこに「詰まった思い出」と「もたらされた栄光」は語りつくせないほど、それぞれに存在すると思います。

その地で起きた今回の事件を悼む気持ちは、本活動を通じてここに集った全員が共有できたものと信じております。トライアスロンの関係者の方も、お仕事で滞在された方々からもご支援を頂きました。日々、お一人お一人の気持ちが積み上がっていく様に、皆様からのご支援とメッセージに返信しながら、胸が熱くなることが何度もありました。

「犠牲者のことを思い」「ボウルダーのことを想う」それらの感情がすべて同じであるわけではありませんが、それぞれの方々がそれぞれの想いを持って、ここに集えたことは、『 BoulderStorong,Japan 』として、その活動の意味を成したかと思います。

そんな皆様のお気持ちが集約され、日本からの支援というかたちで現地ボウルダーに送り届けることができることに意義と喜びを感じております。あらためまして、本活動にご理解、ご協力を頂いた一人一人の方にお礼を申し上げる次第です。

また、本活動を立ち上げるべく気持ちを一つに集まった私を含めた６人の発起人、事務局スタッフの２人（クラウドファンディングを担当してくれた弘山氏、実業団チームの支援を取りまとめてくれた長沼氏）、現地で日本とボウルダーをつないでくれたBrendan Reilly 氏にも感謝の意を表します。

最後になりますが、もう一度、今回の事件で犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、この事件で心を痛めたご家族とご友人、近隣の皆様には一日も早いボウルダーの日常が戻りますように、遠く日本よりお祈り申し上げます。

現地へ支援の送付が完了しましたら（７月中旬頃）、本サイトの終了報告にて皆様にご報告申し上げることをお約束し、御礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　BoulderStrong, Japan

発起人代表　早野忠昭