緊急支援:アフガニスタンの生活困窮者が生き抜くために命を守っていく

緊急支援:アフガニスタンの生活困窮者が生き抜くために命を守っていく

支援総額

1,415,000

目標金額 3,000,000円

支援者
102人
募集終了日
2021年12月13日

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2021年12月06日 12:00

【現地報告No.6】ナジャと兄弟たち―学校に戻るチャンスを求めて

10歳のナジャ(仮名)は、今年の3月、父親と兄弟とともに、生まれた家がある村を離れなければなりませんでした。アフガニスタン東部にあった美しく平和な村の家が紛争によって破壊されたため、一家は生き延びるためにすべてを捨てなければなりませんでした。 父親と兄弟たちは、村から30キロ離れた都市部にある国内避難民キャンプに行きました。「一番の上の兄はアフガニスタン国軍の兵士でした。今年の初めにヒルマンド県での戦闘で亡くなりました。家族とともに兄を失った悲しみの中にいたその2ヵ月後、家畜の世話をしていた母が裏庭で爆撃を受けて亡くなりました。私たち家族にとって想像を絶する悲劇でした」とナジャは話ました。

 

ナジャの父親は、プロの整備士として働き、毎月約60米ドル(約8千円)の収入を得ていました。彼は子どもの頃、貧しさのために学校に行けなかったため、子どもたちを学校に行かせたいという思いが強い人でした。2021年頭にアフガニスタンで紛争と暴力が激化して以降、彼は家族を養い、その安全を確保するのに必死でした。

 

「移住する前、私と兄弟4人は村にある地元の学校に通っていました。私は3年生でした。しかし、村の紛争により、学校やこの地域で唯一の医療施設が閉鎖されました。母が亡くなった後、父はまず私たちを守ることを第一に考えていました。もう家族を失いたくないと思っていました。夜中に急いで家を出て、7時間をかけて国内避難民キャンプまで歩き通しだったため、私たちは何も持っていません」とナジャは話します。

 

キャンプに到着した父親は、行政やこの地域で活動する他の人道支援団体に登録して支援を求めました。「キャンプにいる家族は、ありあわせのものやガラクタで自分たちのシェルターを作っています。私はビニールシートでテントを作りました。家族が快適に過ごせるような十分なスペースがないので、与えられたわずかなスペースで何とかしなければなりません」とナジャの父は言いました。

 

ナジャの一番年上の姉は、父親が毎日仕事を探しに行っている間、弟妹の面倒を見ています。「父は朝早く起きて、地元の市場に仕事を探しに行きますが、いつも仕事がないまま帰ってきます。政府軍と反政府軍の衝突から逃れるために家を出てから1週間後、父は自分たちの村に戻って、大切な牛や穀物、調理器具など、急いで残してきたものを集めました。父は家財道具を売ってお金を稼ぎました。政府や支援団体が配布する乾パンとお茶だけで食事を済ませる日もあります」とナジャは話します。

 

キャンプの衛生状態が悪いため、キャンプの住民、特に子どもたちの間で病気が広まっています。ナジャと彼女の兄弟は、キャンプで暮らし始めて以来、下痢、赤痢、マラリア、発熱などの症状に何度も見舞われました。

 

「父が遺品を売って得たお金は、ほとんどが医療費に充てられました。父もコロナウイルスに感染していました。父は私たちの唯一の保護者だったので、体調を崩したときは本当に心配しました。父は人道支援団体の医療チームによって治療され、回復しました。私たちはとても安心しました。」

 

紛争が激化し、コロナウイルスの感染者が増えたことで、アフガニスタン全土で子どもたちが学校に通うことができなくなりました。しかし、状況がされたとしても、国内避難民キャンプの近くには、キャンプに居住する子どもたちが通えるような学校はありません。「私たち兄弟は、キャンプ地から1キロ離れたマドラサ(イスラム教の学校)に通っています。父は私たちに教育を受けさせたいと思っていますが、国の現状を考えると学校に行くことはできません。しかし、父はどんな手段を使ってでも知識を得ることの大切さを説きます。だから、私たちは毎日、マドラサに通っています。」

 

アフガニスタンでの暴力行為が悪化するにつれ、ナジャのような何千もの家族が家を捨て、不衛生で狭く、管理の行き届いていないキャンプに安全を求めざるを得なくなっています。キャンプにいる国内避難民の多くは、経済的な機会がほとんどなく、文字通り生活の糧を得ることができません。ナジャの父親は、この避難生活が子どもたちの健康や将来に与える影響を深刻に受け止めています。「子どもたちが良い生活をして、学校に行って教育を受けられるようにしたいと思っていますが、このような状況では将来は絶望的です。」

リターン

3,000


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3,000円の支援

●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書

支援者
41人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

10,000


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1万円の支援

●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書

支援者
49人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

30,000


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3万円の支援

●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

50,000


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5万円の支援

●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

100,000


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10万円の支援

●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

500,000


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50万円の支援(個別講演会)

●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書
●職員による個別の活動報告会の開催
・実施時期は、概ね2022年6月までのできるだけ早い時期に調整します。
・新型コロナの流行状況等により、対面かオンラインか相談いたします。
・詳細は2022年1月までにメールにてご連絡いたします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

1,000,000


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100万円の支援(個別講演会)

●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書
●職員による個別の活動報告会の開催
・実施時期は、概ね2022年6月までのできるだけ早い時期に調整します。
・新型コロナの流行状況等により、対面かオンラインか相談いたします。
・詳細は2022年1月までにメールにてご連絡いたします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

3,000


alt

3,000 Yen | For supporters from overseas

- A thank you email
- Project report

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

10,000


alt

10,000 Yen | For supporters from overseas

- A thank you email
- Project report

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

30,000


alt

30,000 Yen | For supporters from overseas

- A thank you email
- Project report

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

50,000


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50,000 Yen | For supporters from overseas

- A thank you email
- Project report

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

100,000


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100,000 Yen | For supporters from overseas

- A thank you email
- Project report

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

500,000


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500,000 Yen | For supporters from overseas

- A thank you email
- Project report

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

1,000,000


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1,000,000 Yen | For supporters from overseas

- A thank you email
- Project report

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

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