SCAJ2019終了！　たくさんの素晴らしい出会いをありがとう！

9月11日から開催されていたスペシャルティコーヒーの祭典「SCAJ2019」。

連日、多くの来場者で賑わい大盛況の中、昨日、閉幕しました。

 

フェアトレード・ラベル・ジャパンでは、世界14カ国・30名のフェアトレードコーヒー生産者・関係者たちとともに、カッピングや試飲を通して、高品質なフェアトレードコーヒーの紹介を行いました。

 

（今回の来日者の出身国：ブラジル、ニカラグア、ペルー、ホンジュラス、コロンビア、インド、インドネシア、ベトナム、エチオピア、ウガンダ、ルワンダ、ケニア、イタリア、スイス）

クラウドファンディングでご支援いただいた多くの方々が、来場してフェアトレード・ラベル・ジャパンのブースまでお越し下さいました。これまではネット上でしか繋がっていなかった多くのサポーターの方々と直接お会いすることができたことは、とても嬉しいことでした。

 

 

また、今回は、クラウドファンディングでブース運営体験コースをお申込みいただいた方々、それから多くの大学生のメンバーが、運営スタッフとして大活躍してくださいました。実際に、カッピングの準備やご案内、フェアトレードコーヒーの試飲提供などを通し、それぞれ皆さんご自身の言葉で、来場者にフェアトレードを説明し、生産者たちとともにフェアトレードを広げる活動をしてくださいました。今回のクラウドファンディング、そしてSCAJ出展を通して、多くの「仲間」と出会い、そして共にフェアトレードを広める活動ができましたこと、私たちにとっても、そして生産者にとっても、本当に素晴らしい機会となりました。

 

そして何よりも、元々のブース出展の目的であったフェアトレード認証コーヒーの市場を広げていくということについても、カッピングや来場者との商談を通し、具体的な販売の契約に繋げることができた生産者もいたりと、具体的な成果を得ることもできました。

 

 

 

 

今回、生産者と3日間を過ごす中、コーヒー国際相場の下落、気候変動による影響など、生産者が直面する厳しい実情を聞くにつけ、心を痛めると同時に、一杯のフェアトレードコーヒーが持つ大きな大きな意味を改めて噛みしめる場面が多々ありました。

 

「一杯のフェアトレードコーヒーを選ぶこと。それは、あなたの投じたそのお金が確実に生産地でたくさんの変化を生み出し、そしてコーヒーを飲むあなたと生産者、そしてその家族とが繋がれることなのよ。そんなこと、フェアトレードではない普通のコーヒーではできないことでしょ？」とエチオピアのコーヒー生産者が語ってくれたのがとても印象的でした。

 

たった一杯のコーヒー。でもそのコーヒーがフェアトレードであれば、そんなステキな世界を描いていけるということを、生産者たちからあらためて教えてもらったように思います。

 

たくさんの素晴らしい出会いをもたらしてくれた今回のプロジェクト。

ご支援・ご協力いただきました皆さまに、改めて心からの感謝を申し上げます。

 

どうもありがとうございました！