憧れの日本へ!カンボジアの青年リッダーさんの夢が叶いました!
皆さん、私達FirstLineの活動にご賛同いただき、大変多くのご支援とご声援をありがとうございました!
皆様のお陰で、短い期間での募集にも関わらず、669,000円もの寄付金を集めることが出来ました。皆様には大変感謝しております。
この資金を使い、今回、カンボジアで日本語を学び、日本への憧れを持ち続けていた青年「リッダーさん」を日本に招き、多くの体験をさせて頂く事ができました。
リッダーさんの目に映る日本がどんなものだったのか?どんな気持ちで日本を見て、何を感じたのか?そのすべてを知ることは出来ませんが、一緒に行動する中で、彼の目が日に日に輝きを増していくのを感じました。
<プロジェクトレポート>
1日目の日程は、静岡県浜松市で行われた小学校の閉校イベントへの参加でした。
このイベントにて、カンボジア支援の一環として、カンボジアのPRとフェアトレード製品の販売を行いました。
このイベントは、約400年も続いてきた小学校の閉校を記念して開かれたものでした。
長い歴史の中、この小学校を親しんできた卒業生や、地域の方がどういう想いで、この小学校の最後の日を迎えているのかを、肌で感じ、今度、新しくカンボジアで開校する公立の学校の参考にして頂ければと考え参加させて頂きました。
このイベントでは、カンボジアの孤児院の子や、体に障害のある方などが作成したフェアトレード製品の販売をさせて頂きました。
日本では珍しいカンボジアのフェアトレード製品ということもあり、多くの方が足を運んでくださいました。リッダーさんは、お客様から製品やカンボジアのことについて質問されていて、早速、日本の方との交流ができていました。
そして、わざわざリッダーさんに会いに来て下さる方々もいて、今回のプロジェクトをクラウドファンディングでやった事での効果を実感いたしました。
2日目以降は、日本の観光地見物や、会社訪問、日本の技術を伝える博物館の訪問などをしました。
きれいに並んで走る車、ゴミの落ちていない道、目の見えない人の為に用意された点字ブロック、デコボコのない高速道路、電線が絡み合っていない電信柱、整備された観光地、コンビニエンスストアの接客やキレイに陳列された商品。
日本の景色は、彼の目には、すべてが新鮮で、とてもきれいと感じているようでした。
約40年前の悲惨な歴史で多くの国民の命が奪われたカンボジア。
そんなカンボジアに生まれ、日本語を学ぶ中、自分達と同じように、戦争により多くの命が失われ、そこから復興した日本という国を、自分の目で見たいと、日本に行くことをずっと夢見てきたというリッダーさん。
今回、いろいろな会社や施設を訪問して、日本の技術、日本の企業の考え方を多く学ぶことが出来ました。
なにより今回の旅では、多くの方がリッダーさんと交流してくださいました。
わざわざ東京、静岡、浜松、愛知などからリッダーさんに会いに来てくださった方々。
リッダーさんのホームステイを受け入れて下さった後藤ご夫妻、相川さんご一家。
突然の訪問にもかかわらずリッダーさんを快く受け入れて下さった浜松祭りの御一行様。
会社訪問を受け入れて下さった企業様。
みなさまに出会えたこと、多くの方にご支援頂いたことが、リッダーさんの勇気になり、今後、何かに迷った時の指針となると感じております。
そして、今回のプロジェクト成功が、カンボジア支援の小さな一歩になりました。
みなさまご協力ありがとうございました。
<資金の使い道について>
今回ご支援頂いた支援金は、全額をリッダーさんの渡航費と、今回販売したフェアトレード製品の購入費用、イベントブースの設営費用、その他、リッダーさんの滞在中の宿泊費や交通費、滞在費に使用いたしました。
フェアトレード製品の売上は、8万円ほどになりました。
こちらは、カンボジア現地に送る古着の輸送費と現地の孤児院への寄付へ回させて頂きます。
<支援してくださった方へのリターンについて>
支援くださった方のリターンは5月以降、随時行っていきます。
商品によっては、少しお時間を頂きますが、8月までにはすべてのリターンを完了いたします。
<今後の活動について>
今後の支援活動についてですが、現在、弊社のパートナーのNGO団体がカンボジアの現地にて公立学校を建設しています。次回のツアーの際に、そちらの壁のペンキ塗りなどを支援活動の一環として行おうと考えております。
また、詳細が整いましたら、弊社のHPまたは、Facebookにて告知をさせて頂きます。
この度は、ご支援、ご協力ありがとうございました!