福島の子どもたちの現状を世界に伝える短編映像をつくりたい!

福島の子どもたちの現状を世界に伝える短編映像をつくりたい!

支援総額

425,000

目標金額 300,000円

支援者
60人
募集終了日
2014年3月2日

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プロジェクト本文

「ふくしまの子どもたちの”今”を伝えるアニメ映像をつくり、世界中の人たちに自分事化してもらいたい!」

 

福島県出身の映像作家ニシザ カ・ライトと申します。2011年3月に発生した東日本大震災のあと、「風化」が加速し福島の苦難は過去のことになりつつあります。僕は今、特に福島の未来を担っていく子どもたちの現状を短編映像にして伝えることで再度、世界中の人たちに福島に関心をもってもらいたいと考えております。加えて、現状を伝えるだけではなく福島の現場で生まれている子どもの心身の成長を支える新しい仕組みについても紹介していきたいです。作品の完成後は上映会を行い、福島の子ども支援をしているNPOと連携し国内、国外で作品を上映し、ワークショップも開催するする予定です。


今年3月の公開に向けて、福島の現場で子ども支援をしている方々と準備を進めていますが、作品の製作費が不足しています。皆さま、ご協力いただけないでしょうか。

 

(映像作品を通して福島の子供の現状をより多くの人に伝えたい!)

 

~福島を題材にした映像作品を作りたい~

 

原発事故の報道と飛び交う不確かな情報によって、人々の心に溝が生まれ、多くの人の心とふくしまとの距離がどんどん離れてゆくように感じていました。

そんな中、自分の出来る事を活かした支援のかたちとは何だろうか?

まず思いついたのは「映像作品」を作る事でした。その為にはテーマを絞り、どんな映像作品が必要とされるのかを考え続けました。

 

(映像製作の様子:シナリオの構成)

 

~福島の子どもの現状を知る~

 

僕は普段、フリーランスの映像作家/絵本作家として東京を拠点に活動しています。3.11の東日本大震災も東京で体験しました。

 

震災からしばらくたったある日、僕は地元である福島県で絵本関連の仕事をする機会に恵まれました。

その時一緒にお仕事をさせていただいたある会社の社長様から「福島の子どもの現状」に関するお話を聞き僕は大変ショックを受けました。

 

原発事故による放射線の影響に関しては様々な見解があるものの、その直接的な影響はいまだ未知数です。

そのような中で生活を余儀なくされた子どもたちは、震災直後は特に外遊びを制限されて暮らしていました。

そのため福島の子どもたちは発育不良や発達不良といった深刻な問題を抱えているといいます。

 

福島県郡山市の小児科医のデータでは市内の幼稚園児の体重増加量が震災の前後で4分の1にまで減ってしまった事がわかりました。

さらに、子ども達は被爆から身を守る為に日常のあらゆる活動に注意しなければならず、常にストレスを受けながら生活しています。

それは同じように子育てをする親にも重荷となっており「どうして避難しないのか」という県外からの声などもさらに追い打ちをかけているというのです。

 

私はこの現状を知り、さらに詳しい実地踏査を行う必要性を感じました。

そして地元福島のネットワークを通じて、子どもの仕事に携わる方々と直接コンタクトをとり取材を開始しました。

 

放射線量の低い自然豊かな場所に子ども達を移動させ、そこで保育を行うプロジェクトを運営するNPO法人移動保育プロジェクトや、テクノロジーを活用した福島の子ども支援に取り組む株式会社Plainnovationなどの協力で子育ての現場の情報を多く知ることが出来ました。

 

(NPO法人移動保育プロジェクトより、低線量の自然の中で元気に遊ぶ子ども達)

 

 

■ 「福島のこと」から「自分のこと」へ


取材を進める中で浮き彫りになったこと、それは子を持つ親の側に様々な面で余裕がないという点です。ただでさえ忙しく余裕を持ちにくい子育て中の親にとって、震災や原発事故で生じた負担はあまりに大きな障壁となりました。

 

未来への不安、避難生活によるストレス、こじれてしまった人間関係やコミュニティの問題など様々な要因が親の余裕を奪い、子どもたちのためにより良い成育環境を整えることが難しくなっているのです。

 

しかし翻ってみれば、親の余裕がないことで子ども達の生育環境が充分に整わないという構造は福島だけに限ったことではありません。

もしかしたら日本中、世界中の子育ての現場で起きている問題なのではないでしょうか?

 

このような子育て環境の課題を福島の状況や具体例と共にアニメーションで紹介することにより、オーディエンスが「福島のこと」から「自分のこと」へ意識を変えてゆけるのではないかと僕は考えます。

 

(福島にいる協力者とGoogleハングアウトで会議をする様子)

 

■本プロジェクトのねらい

 

震災からまもなく3年が経ち震災の記憶が「風化」する中、未だに震災による子どもたちへの被害は続いています。未来を担う子ども達が今どんな状況にありどんな課題があるのかを発信し、多くの人に関心を持ってもらいたい。

現在の子育て支援活動だけでは不十分だと関係者を含め多くの保護者は感じています。

 

皆さまの援助により本プロジェクトが成功すれば、多くの人々へ向けて「ふくしまの子ども達の現状と課題」を伝える事ができ、問題が議論されるきっかけとなり、支援の輪が広がるのではないかと僕は考えています。

 

また、取材を行ったNPOや支援団体と協力、連携し映像を積極的に利用してもらう事でより多くの人に映像作品を届けます。さらに県外で上映会を開き福島の子どもの環境から日本中の子育て環境を考えるワークショップを開き社会の関心を得てけないかとも考えています。完成作品は無料動画サイトにて配信し、さらに日本語と英語の特設サイトを作り世界の多くの人に届く環境を整備してゆきます。

 

(会議用イメージボードの一例)

 

■支援金の使い道

 

個人で作品を制作するため、作品制作にかかる費用はほぼ自費負担とします。支援金の用途は新たな取材にかかる費用や制作上どうしても外注しなければならない部分(音楽制作など)、上映会やワークショップを行う為の運営資金などに充てられる予定です。

 

ニシザカ・ライトWebサイト:nishizakaraito.jimdo.com/

NPO法人移動保育プロジェクト:idouhoiku.com/

株式会社Plainnovation:www.play-pallet.com/

 

■引換券について

 

このプロジェクトは小さな取り組みではありますが、子ども達の未来の為に大きな意義があるものだと信じています。

 

ご支援をいただいた皆さまには、感謝の気持ちを込めて引換券をご用意いたしました。

 

・特設サイトのサポーターの欄に名前を掲載
・上映会への招待券
・本編+子ども支援の現場からのメッセージ・インタビュー映像などを収録したDVDのプレゼント
・協力団体を通じて福島の子どもたちからのサンクスレター

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プロフィール

1985年生。映像/絵本作家。福島県出身。

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リターン

3,000


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・特設サイトのサポーターの欄に名前を掲載
・上映会への招待券

支援者
40人
在庫数
制限なし

10,000


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・特設サイトのサポーターの欄に名前を掲載
・上映会への招待券
・本編+子ども支援の現場からのメッセージ・インタビュー映像などを収録したDVDのプレゼント

支援者
16人
在庫数
制限なし

30,000


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・作品のエンドロール&特設サイトのサポーターの欄に名前を掲載
・上映会への招待券
・本編+子ども支援の現場からのメッセージ・インタビュー映像などを収録したDVDのプレゼント
・協力団体を通じて福島の子どもたちからのサンクスレター

支援者
4人
在庫数
制限なし

プロフィール

1985年生。映像/絵本作家。福島県出身。

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