シリア難民に、キャンプでガスコンロを配りたい!

シリア難民に、キャンプでガスコンロを配りたい!

寄付総額

1,030,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
87人
募集終了日
2020年2月14日

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2020年01月30日 03:51

難民の暮らしを支えたい、イブラヒムさんの話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、IVY事務局の小笠原です。

終了まであと15日、達成率は56%まできました!

これまでご支援くださった53人の皆様、新着情報をいつもシェアしてくださる皆様、

本当にありがとうございます!

 

今回が10回目となる新着情報。

キャンプの様子、暮らしているシリアの人たちのことを皆さんにお届けできる大切な発信の場なので、いつも「う〜ん… (-_-;)」と悩みながら書いています。

 

最後まで、皆さんにキャンプのことをお届けしていきたいと思います。

これからもご支援、応援を引き続きよろしくお願いいたします!

 

今日は、イブラヒムさんのエピソードをご紹介します。

 

******************************

皆さん、初めまして。

私の名前はイブラヒム、30歳です。

私と妻と、1歳半になる息子の3人で暮らしています。

この日の天気は曇り。テントには窓がないため、日中でも電気をつけないと室内は少し暗い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリアにいた頃、妻は弁護士を目指して法律の勉強をしていました。

私はいくつかのNGOで働きながら、博士号をとることに興味をもっていました。

 

ですが、私たちの暮らしは、空爆によって一変したのです。

 

空爆が起こった時、私は目の前が真っ暗になりました。

この先どうなってしまうのだろう、これからも攻撃が続くのか、戦争に発展してしまうのか、

考えると不安と恐怖で仕方がありませんでした。

 

でも、夫として、父親として、全ての恐怖から家族を守らなければならない、そう強く思ったのです。

 

穏やかでゆったりした時間が流れていた私の村は、攻撃により状況はどんどん悪くなっていきました。

 

私がこのままシリアに留まれば、軍隊に入り戦いに参加しなければならないかもしれない。

戦いからは何も生まれない。

私は戦わない、そう決意して、家族を連れてイラクへ逃れることにしたのです。

トルコ国境沿いにイブラヒムさんの住む村があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルダラシュキャンプは、イラクのクルド自治区内にあります。

キャンプに着いた時、警備員が

「もう大丈夫。」と優しく声をかけてくれたことは今でも忘れません。

「安全な場所に来たんだ。これで大丈夫なんだ。」と心から安堵した日でしたから。

キャンプ内にある難民登録センター。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャンプで暮らして1ヶ月半が過ぎました。

慣れない中での生活ですが、妻と協力しながらなんとかやっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IVYがガスコンロを配る予定だと聞いて、喜んだのは妻です。

調理する時、灯油式の小型ガスコンロを使っていますが、

灯油を数日に1回補充しなければならず、大変だと言っていました。

「シリアにいた時のように料理ができる」と、ガスコンロを受け取る日を楽しみにしています。

 

私は今、NGOで働いていた経験を活かして、キャンプを管理するスタッフやNGOスタッフのお手伝いをしています。

例えば、キャンプに避難してきたシリア難民のデータの管理をしたり、支援団体の物資配布の調整をしたり。

私たちがここで生活できるのは、キャンプを管理するスタッフや、多くの支援団体のおかげです。

だから、彼らのことの今度は私が支えたいんです。

キャンプ住民の声を聞くイブラヒムさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、このキャンプに長く留まらないことを願っています。

妻は弁護士になるための勉強を再開し、私は博士号をとるために勉強したい。

私たちの将来は、シリアに帰ってこそ実現できる、そう思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご自身も難民でありながら、シリア難民の生活を支える側で働くイブラヒムさん。

たくさんの支援団体が活動しているキャンプでは、支援物資の重複がないように、配布時に混乱がおきないように、キャンプを管理しているスタッフによって調整が行われています。

私たちもガスコンロを配るにあたり、キャンプスタッフとガスコンロの保管先、配布日、配布場所、配布時の流れなどについて、調整を重ねています。

 

ガスコンロをシリアの人たちへ届けるためには、あと44万円が必要です。

皆さんからのご支援が必要です。

どうか、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ギフト

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