
プロジェクト本文
映像作品を主に作っている ひらのりょうです。
いままでおばけや肉体や恋などを自分自身の経験や
記憶から引き出した事柄を軸に、アニメーション作品を制作し続けてきました。多くはyoutubeで見る事が出来ます。
今回READYFORでは、僕の過去に製作した作品3本と新作1本を含めたDVDを製作したいと考えています。
ここで多くを語るよりはアニメーション作品をみていただいた方が早いと思うので
是非みてください。
今 私は、youtube未発表作品を含む数本の作品をDVDとしてまとめ制作したいと考えています。
僕の作品には血はでてくるし、ゲロはでてくるし、ずっと素っ裸の成人男性がでてきたり、決して美しくて楽しい作品じゃないかもしれません。
僕自身に血が流れてるし、不安になればゲロも吐くし、エッチなことを考えたり
裸になることだってあるから、いま僕はいまの僕を世界を映像作品として正直につくることしかできません。
僕は何で映像作品をつくり続けるのでしょうか。
DVDの作品集を作って一体どうしたいのでしょうか。
他人からお金をいただいてまで、作るのは何故でしょうか。
正直に、いまこの文章を書きながら浮かぶのは、こういった疑問ばかりです。
僕は今までひとりでアニメーションを描き続けてきました。
一人でパソコンに向ってひたすらアニメーションを作っていました。
もちろん多くの方のサポートがあってこそ作品が完成していきましたし、強く感謝しています。
ただ作品の内容といった点で、自分自身の内へ内へと深く潜っていきすぎました。
今、多くの衝撃が起きて、深く潜っていった自分が一気に外へ引きづりだされました。
結果として僕は「いつか死ぬ」という事実と「今生きている」という事実を
強く突きつけられました。僕の周囲の人間が存在して生きているという事実と共に。
DVDを所有してくださる人がいること、redy forを利用して、
『僕に関わってくださる人がいること』
多くの人とお互いに存在を認識し合う事が、僕にとって、今,そして、今後作品を作り続ける上で強く重要なのでは思っています。
なんだかわけのわからない事を書いてると思われるかもしれないけれど、
このソーシャルサービスを僕が利用する意味について時間をかけて考えて、
文章にしてみました。
もちろんお金があまりないという事もありますが、、、
もしかしたら、凄く身勝手なこと言ってるのかもしれません。
文章を読んでいただいた上で、
納得していただけたらで良いので
どうぞ、よろしくおねがいいたします。
プロフィール
22歳。多摩美術大学在学中からアニメーターとして活躍。Apple主催学生デジタル作品コンテストグランプリ受賞、「映像作品100人 2011」