邪馬台国と卑弥呼に科学で迫る&倭国を描く プロジェクト

邪馬台国と卑弥呼に科学で迫る&倭国を描く プロジェクト

支援総額

625,000

目標金額 500,000円

支援者
34人
募集終了日
2020年10月30日

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2020年09月21日 07:08

松尾弘毅先生( 元JAXA宇宙科学研究所長、東大名誉教授)

【国生みと邪馬台国】

 最近JAXAの宇宙科学研究所が、SS-520と呼ばれる世界最小クラスの衛星打ち上げロケットの開発に成功したことを、御存じであろうか。もともと宇宙研はS-520 という単段式のロケットを保有していて、これに第二段、第三段を付け加えたものである。ロケットは、やたらに加速したらよいというものではない。いろいろな制約を踏まえて加速(推力)を最適に変化させる必要がある。津田君の学位論文は、S-520の最適推力履歴に関するもので、実際に適用された。このロケットは当時最高級の性能を誇り、私も大変気に入っている小品である。津田君は東京大学の大学院生として私の指導下にあった。本当は私の研究室の人間ではないのだが、この辺の放埓さが当時の宇宙研の活力の源だったと思っている。要するに、私も津田君も邪馬台国には何の関係もなかったということである。

 その津田君が邪馬台国について何か書くという。「邪馬台国今更つけ入る隙ありや」というのが私の第一感だが、素人であることに期待したい。諸技術も歴史学も、それまでの積み重ねと新しい発想とを両輪として発展してきたのであろうが、技術の方は「積み重ね」の部分が結果によって常に検証されているのに対して、歴史の方はそれが難しそうな気がするからである。また、津田君は「間違ったホームで電車に乗れば、ほとんどの場合、途中で正しい乗り換えをしない限り、まず正しいと思われる目的地に至ることは非常に難しくなる」と述べており、これはシステム工学の心得の第一であるが、同じと思われるソースから私が引用すれば「間違った列車に乗れば、その列車がどんなに早く走っても意味がない」となり、すでに若干のニュアンスの差が生じる。このようなことの累積を乗り越える根気には敬服する。

 

リターン

5,000


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お気軽応援コース(5千円)

■お礼のお手紙

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

10,000


歴史書3冊付き 応援コース

歴史書3冊付き 応援コース

■お礼のお手紙

■出版予定のものを含めた本3冊
 ①武蔵国戦国時代 北条と上杉の戦い
 ②白鳳仏ミステリー 武蔵国分寺と渡来人 「ジンダイジ城」とは何だったのか?
 ③国生みと邪馬台国 卑弥呼の住んだ地(仮題)

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

5,000


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お気軽応援コース(5千円)

■お礼のお手紙

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

10,000


歴史書3冊付き 応援コース

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■お礼のお手紙

■出版予定のものを含めた本3冊
 ①武蔵国戦国時代 北条と上杉の戦い
 ②白鳳仏ミステリー 武蔵国分寺と渡来人 「ジンダイジ城」とは何だったのか?
 ③国生みと邪馬台国 卑弥呼の住んだ地(仮題)

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月
1 ~ 1/ 7

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