列車事故で脊椎を損傷していたオオワシ死亡

とても残念なお知らせをしなくてはなりません。
列車事故で脊椎を損傷し、腹這いの状態で長期入院していたオオワシが死亡しました。結局、帯広まで連れて行きCT撮影をすることができませんでした。胸にできた褥瘡の治療や可能な限り手厚い看護を施しましたが、命を救い居るべき世界に帰すことができませんでした。
本当に悔しく無念です。。そして申し訳ない気持ちでいっぱいです。
シカの轢死体に誘引されてワシが線路に集まり後続車両に轢かれる列車事故が爆発的に増えており、全力を尽くして防がなくてはなりません。シカ死体の早期撤去、覆隠シートの活用をJR北海道は前向きに検討してくれていますが、私達｡｡いや動物達にとっては結果が全てです。JRや環境省と引き続き協力しあいながら、私達は新たな対策も開発していきたいと思います。
そして、クラファンで皆さんの力をお借りしながらチャレンジしている、CTを含めた医療機器の充実にもよりいっそう力を注ぎたいと思います。
みなさん、今後ともご参加と情報拡散のご協力をよろしくお願いいたします！

『命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を！』
https://readyfor.jp/projects/IRBJ4