ケニアの子ども達に医療や正しい性教育を提供し、性問題を改善したい!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は3月17日(月)午後11:00までです。

支援総額

114,000

目標金額 180,000円

63%
支援者
8人
残り
31日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は3月17日(月)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

▼はじめに

初めまして!

 

私たちは医学生のグループです。

 

毎週オンライン授業を通して講義で習った知識を活かして、ケニアのこども達に正しい性教育と公衆衛生の知識を教える活動をしていきました。また、オンライン以外でも性教育の情報を伝えようと、各自で考えた内容でケニアの子ども達と共通で見られるサイトも作成しています。しかし、オンラインでは時差による時間の制約、回線不良によるラグやチャット機能の認知の低さ等によりコミュニケーションの限界があることを痛感してきました。

 

そこで、実際にケニアに行き、もっと多くの子ども達に正しい知識を届けたい!!!

 

そんな思いから、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

 

 

▼「生理の貧困」

 日本ではあまり身近ではない「生理の貧困」。日本では生理用品を消耗品として当たり前のように使えるからです。しかし、貧しいケニアの家庭にとっては高級品。生理用品がないために学校に通えない、生理が原因でいじめられる、そんなことも珍しくありません。これによって多くの少女達が夢を諦めざる状況にいます。

 

 なぜ、このような現実が起こっているのでしょうか。理由の一つとして、性知識の不足があります。「生理は穢れ」という考えがいまだに残っているケニア。ひとりでも多くの人が生理に対して正しい知識を持っていれば、生理に対する正しい理解がもっと広がれば、学校へ通うことを諦めざるを得ない少女を減らすことができるはずです。

 

※1 unicef, Sanitary pads assist women and girls in emergencies, Supporting vulnerable girls with menstrual hygiene services, James Chavula

 

 子ども達が学校を離れてしまう理由は、「生理の貧困」だけではありません。望まない妊娠や性感染症も子ども達を学校から遠ざけています。私たちの教える小学校では、2021年に37人もの生徒が学校を去りました。日本では義務教育として当たり前に得られるのに対し、生まれた国、環境が違うだけで、これだけ多くの子ども達が学校に通うことを諦めざるを得ないのです。

 

 「妊娠したらどうなるの?」、「どうしたら性感染症にかかるの?」こんな質問にしっかり答えられる大人が近くにいれば、「生理は普通のことで何も恥ずかしくない」そう自信を持って大人に言ってもらえたら、もっと多くの子ども達が学校で学び続けられたかもしれません。ひとりでも多くの子ども達が夢を追いかけ続けるために、私たちは性教育という形で支援したいと思いました。

 

 

▼今までどんな活動をしてきたの?

 私たちは医学生、医師、検査技師が参加するグループです。ケニアのスラムの一つであるKorogocho地域の学校、Grapesyardのこども達にオンラインで公衆衛生教育・性教育を行っています。

 

 活動を開始した3年前から累計で、200名近くの学生にオンライン授業をしてきました。私たちは「情報の正しさ」「価値観を押し付けず正確な医療知識を伝えること」を重要視しており、論文やガイドラインを元にしたEvidence-Basedな授業をしています。

 

↑月経の授業で使用した教材:性教育ガイドラインを参考に作成しました。

 

 ↑ライフプランニングの授業で使用した教材:性教育はもちろん、子ども達の夢や将来に寄り添った授業もしています


2021年10月 ナイロビオンラインプロジェクト始動、第1回オンライン授業実施

2022年04月 第2回オンライン授業実施     

2022年10月 第3回オンライン授業実施

2023年04月 第4回オンライン授業実施   

2023年09月 第5回オンライン授業実施

2024年05月 第6回オンライン授業実施  

2024年07月 第7回オンライン授業実施   

2024年09月 第8回オンライン授業実施

 

●授業内容(全4回 各25分)

第1回: 人体の仕組み(各臓器について、生殖器系について)

 

第2回: 思春期/月経

 

第3回: ライフプランニング

 

第4回: 性感染症

 


▼私たちの活動の意味とは?

ケニア現地にとって

 この活動の大きな目的は、ケニアの子ども達へ性教育を、そして現地の人々へ医療を、届けることです。性教育に関する授業を直接行うことでこども達に性について学んでもらう。それをきっかけに地域全体へと正しい知識が広がっていく。そして、活動を知った大人達にも性教育の大切さが伝わっていく。正しい性教育を起点に現状を変えていくことができると、私達は信じています。医療キャンプやエコー講習会等、医療アクセスや技術面での支援も、人々の健康を守る手助けになるはずです。 

 また、今回のケニア訪問はこれからの活動の継続、さらなる発展にも繋がります。私たちの活動は発足から3年とまだ始まったばかり。決して影響力が大きいとはいえません。活動をより多くの人々への支えとするために、性教育をしつつ体制の改善点を模索したり、現地の方々と直接関わって信頼関係を築いていたりすることを大切にしています

 

私たち学生にとって

 このプロジェクトは、ケニアへの支援のためだけでなく、私たち学生にとっても大きな意味のあるものです。私たちの行っているISL(International Service Learning:国際サービスラーニング)は、将来、医師として国際的に働くために必要なスキル・考え方を養うためのプログラムです。 

 しかし、普段の活動だけではその目的を十分に達成することはできません。実際に現地を訪れなければ理解できないこと、気付けないことは多くあります。 

 ケニア訪問では、現地の病院訪問や住民の方々との交流を通して、日本とは異なる文化を肌で感じ、海外の医療環境をより詳しく学ぶことができます。この活動は私たち医学生が国際的に活躍するための第一歩。ぜひ、私たちにご協力ください。

 

 

▼ケニアで何をするの?

〈これまでの活動と違うところ〉

 今回はこれまでと異なりケニアに約3週間滞在し活動します。これまでよりさらに多くの土地に出向き、多くの活動をできるとチームで意気込んでいます!

 

〈教育活動〉

 Grapesyard Elementary/Junior High School (Korogocho)、Magoso School (Kibera)、Amani Kibera(Kibera)を実際に訪れ、授業を行います。1セッション1時間で、体の変化、生理、性感染症、ライフプランニングの話をする予定です。普段行っているオンライン授業は、通信トラブルが多く、思うように授業を進められない日も少なくありません。また、質疑応答の時間も短く、ケニアの子ども達がわからないことを直接解決することが難しいです。実際に現地を訪れることで、より多くのこども達に性教育を受ける機会を作ります。

昨年のGrapesyardでの授業風景

 

〈病院訪問〉

 Kinondo kwetu hospitalにて院内の見学をさせていただき、日本との環境や医療設備の違いを学びます。現地の医師、技師、看護師の方に対し、同行する専門医の指導のもと、救急の心エコー、妊婦へのエコーの講習会を開きます。

↑ポケットエコーの使用法を指導している様子(一昨年の講習会より)

 

〈医療キャンプ〉

 Grapesyard Elementary/Jounior High School、Magoso School、Amani Kibera、Samba Sports(モンバサ)で医療キャンプを開設します。各地域、約2時間半ほど、50名前後の方を同行する医師が診察する予定です。主に、学校では生徒や生徒の家族を、コミュニティでは近隣から集まった住民の方を対象に、問診や身体診察、エコーを行います。学生は受付業務や診療の見学を行います。

昨年の医療キャンプの様子

 

 

▼なぜ私たちが?

モノだけでなく知識を届ける活動

 物資やインフラの支援ももちろん大切です。しかし、それだけではどうしても一時しのぎになってしまいます。物資を使い果たしたり、設備が老朽化してしまったりすればその支援は役目を終えてしまいます。

 

 子供たちに直接、 「 自分の身を守る方法」 どんな行為が自分の身/相手を危険にさらすのか」 性に関する問題に直面するにあたって知っておくべき事」を伝えることで、性被害の拡大を防止することを目指しています。私たちの活動は、これからを担う子ども達に性・衛生についての正しい知識と考え方を伝えることで、世代やコミュニティを超えて支援を届けることを目的としています。

 

これからの医療を担う医学生が得る学びも多い

 この活動の大きな特徴は、医学生が取り組んでいるということ。医師の仕事は患者さんを診察するだけではありません。公衆衛生など予防法を広く伝えることも重要なのです。日本で暮らしている私たちにとって、質の高い医療の安定的な供給はほとんど当たり前のことで、性被害を受けることも日常的に想像できる事ではありません。しかし、同じ世界でも全く異なる暮らし・医療状況・ 価値観を持った人々がいるということを実践的に学ぶことで、将来医療を提供する身としての医療観が大きく変化する貴重な経験となります。このような活動に学生のうちから取り組むことで、将来の医療をリードする医師を目指します。昨年活動された先輩方も、ケニアを実際に訪問したことで、価値観の変化モチベーションの向上など大きな刺激を受けたとのことでした。

 

一度支援しておわりではない!

ケニアで得た経験は来年以降のオンライン授業、ケニア訪問に活かされます。

 

一度きりで終わらせるのではなく、これからも成長し続けていく。そんな活動を目標としています。

 

 

▼支援金の使い道

1st Goal

〈目標金額〉

合計:18万円

〈内訳〉

ケニアでの炊き出し代:40,000円

現地での交通費:100,000円

リターンにかかる費用、医療キャンプでの備品代:10,000円

手数料、税金:約30,000円

 

2nd Goal

〈目標金額〉

合計:100万円

〈内訳〉

ケニアでの炊き出し代:240,000円

現地での交通費:600,000円

リターンにかかる費用、医療キャンプでの備品代:60,000円

手数料、税金:約100,000円

 

繋がる

ケニア現地で炊き出しを行うことで、より多くの人と繋がる。

そして私たちの活動をより多くの人に知ってもらう。

 

ケニアはとっても遠い

もっとたくさんの子ども達に性教育を教えたい!ケニアのこども達のサポートをしたい!

そんな思いでいっぱいですが、私たちはまだまだ学生。ケニアへの渡航費を捻出するのは簡単ではありません。

この思いを諦めたくない!そのためにみなさんのサポートをいただきたいのです。

 

目標金額を達成できなかった場合

目標金額を達成できなかった場合でも、今回の渡航が中止になることはありません。

自分たちでお金を貯めて、渡航することになります。しかし、学生である私たちが貯められるお金には限界があります。

 

ケニア訪問にかかるお金について(1人あたり)

 

大学からの補助でいただくお金

ケニアでは日本ではあまり見ないような感染症も流行しています。

私たちの身を守るためには、多くのワクチンを接種する必要があります。

 

大学からの補助金は、その接種料にあてられます。

 

自分で貯めるお金

2週間近いケニアでの滞在では、交通費やホテル代、飲食代などにも多くのお金がかかります。

これらの費用は各々が頑張って、渡航までに用意します。

 

皆さまからの支援でいただくお金

皆さまからの支援でいただくお金は主にケニアでの炊き出し代、航空券代に使わせていただきます。

 

皆さまのご支援をよろしくお願い致します。

 

※なお、このプロジェクトはfor goodにて2024年9月20日から12月19日までクラウドファンディングを行っていました。

しかし、目標金額に達しなかったため、本サイトで再度行っております。ご了承ください。

 

 

▼終わりに

 子ども達は“ジャーナリストになりたい”、“医者になりたい”と笑顔で夢を語ってくれます。彼らがこれからもずっと夢を語り、勉強を続けられるために、正しい教育が必要なのです。しかし、学校の先生たちにとって、正しい性教育を教えることは、簡単なことではありません。そこで、医療知識を持った私たち医学生が子ども達、さらには先生達に正しい性教育を行います。

 

 「子ども達に性教育を行う」、小さなことに聞こえるかもしれません。しかし、子ども達が知ったことを親に伝え、その親が近所の人に伝え、その近所の人が、こうして私たちが届けた知識は広まっていくのです。

 

 

▼メンバー紹介

 

 

▼応援コメントをいただきました!!

 

 

プロジェクト実行責任者:
苅谷 紀和実(国際サービスラーニング)
プロジェクト実施完了日:
2025年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

国際サービスラーニング(ISL)という静岡県の医学生のグループがケニアに行き、現地の子ども達に医療と正しい性教育を届ける。ケニアでの炊き出し代に15万円、2人分の航空券に約47万円リターンにかかる費用、医療キャンプでの備品代に約8万円使用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。

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こんにちは!私たちは医学生のグループです!ケニアの子ども達に性教育を行っています。正しい性教育があれば、もっと多くの子ども達が学校へ通い続けられる。そう信じています!皆さんの温かいご支援をお願いします。

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リターン

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とにかく応援プラン①

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ポストカードorお土産プラン①

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申込数
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ポストカードorお土産プラン②

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また、ご希望の方には、お土産(現地の文具、置き物、アクセサリー)またはオリジナルのポストカードをお送りします!

申込数
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30,000+システム利用料


ポストカードorお土産プラン③

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