ちなみに男性は25分

 

岐阜県の女性は、子どもが幼いころは仕事を離れ、
保育園入所とともに、再び仕事に就く方も増えていく傾向にあります。
お子さんが保育園で過ごす時間に働くことになるので、
やはり延長保育の有無が、労働時間にも影響しているのです。

 

武蔵野大学・舞田敏彦先生ブログ「データえっせい」2016.5.20

幼子がいる家庭における、共稼ぎ世帯の比較。

シリーズ①の記事での2県を比較してみましょう。

 

正社員比率が低い岐阜県の女性の家事・育児時間は434分で日本最長。
正社員比率が高い山形県の女性の家事・育児時間は209分で日本最短。
その差は一日あたり、3時間45分となる。一方で、男性の家事・育児時間は、
岐阜が25分。山形が36分。結果、男性育児分担率は岐阜が約5%、山形は15%となる。

 

住む県により「当たり前」の基準が、ここまで違うのです。

 

岐阜県の場合、妻が再び仕事に就くことになっても、
男性の家事・育児に対するスタンスは「変わらない」状況なのです。
WLB指数、家事・育児分担率ともに全国と比較し、低い位置。
国際比較のグラフでみると、岐阜はとんでもない位置にあるのです。

 

結婚・出産・育児を通して、正規職から離れ、

家庭・社会とのかかわり方が、大きく変化する岐阜県の女性。

出産を通して、家庭・育児を全面的に担うことになります。

しかも、再び仕事に就くことでその負担が軽減されるわけではないのです。

 

保育所へ通い始め「できた時間」は、短時間労働へと変わります。

しかしその労働は、正規職➡非正規職へと変化している方が、

他県と比べて非常に多いのです。この岐阜県における特殊性が、

これからの話のベースになることを、理解していただければ幸いです。

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